★絶品必食編 気兼ねなく地方へと旅に出かけられる日常が戻ることを願っていると、つい地方の名物に思いを馳せてしまう。 畜産王国・北海道の十勝地方にはさまざまな肉がある。牛なら焼肉、羊ならジンギスカン。そして豚と言えば豚丼である(ちなみに道東では、豚ホルモンもメジャーだが、その話は別の機会に譲りたい)。 養豚が盛んだった帯広で昭和のはじめに生まれた豚丼は、いまや全道で幾多の名店がしのぎを削っているが、やはり帯広に名店が多い。 そして近年、地元民の人気が高い店と言えば、帯広の「とん田」だ。午前11時の開店時には駐車場に車がずらり(駐車場に車を停めたら、入り口の記名帳に名前と人数を書くのがこの店のお作法)。 この店の豚丼はざっと4種ある。ロース、バラ、ヒレ、そしてロース・バラの盛り合わせである。いずれの部位も丼に盛られたアツアツのご飯の上に、甘辛いタレのかかった豚肉が花弁のように美しく盛られている
朝日新聞による「慰安婦問題の大誤報」の深刻な影響について、自民党の有村治子参院議員が5月31日の参院決算委員会で指摘した。政府は4月27日、「従軍慰安婦」という表現は適切でなく、単に「慰安婦」との用語を用いるのが適切だとする答弁書を閣議決定した。有村氏は、この答弁書で「大手新聞社」となっていたことも看過できなかったようだ。 「真実にもとる情報で国内世論がつくられ、国際世論で『反日感情』を広げ、在外邦人が蔑(さげす)まれ、その子女がいじめられ、どれだけ日本の信用と国益が減じられたか、計り知れない。今さら『大手新聞社』と匿名にする必要などまったくない」 有村氏はこう語り、朝日新聞の「大誤報」の罪深さを指摘した。 これに対し、加藤勝信官房長官は「大手新聞社は朝日新聞であります。朝日新聞が報じていた吉田清治氏の証言により、あたかも強制連行があったような事実に反する認識が、韓国をはじめ、国際社会に広
2週間前に書いたコラムと重なりますが、とても大切なことなので、もう1度申し上げます。 日本医師会の中川俊男会長は26日の記者会見で、政府が9都道府県に発令中の緊急事態宣言の延長について、「宣言の延長に同意するが、多くの国民は度重なる延長に疲れ切っている。今回を最後と心得て、政府には改めて具体的な対応策を示していただきたい」と言ったそうです。 いや、これについて、私は「お笑いなのか?」と思ってしまいました。ピン芸人コンビの「おいでやすこが」ぐらい絶叫したい。「国民の方が、アンタたちに疲れ切っとるわ!」と。 なぜ、国民はもっと、この会長や医師会に総ツッコミを入れないんでしょうね。 私はコロナ治療の最前線にいる指定病院の医師の方々には、心から感謝しています。でも、医師会はコロナ患者をほとんど受け入れていない開業医が中心の団体だそうじゃないですか。 人口比で世界一の160万床の病床を誇る日本で、コ
最近、「FIRE」という言葉をよく聞くようになった。「Financial Independence,Retire Early」の頭文字を取ったもので、若いうちから資産形成を進めることで、経済的に自立して早期退職を目指す人生戦略のことだ。 最近は日経平均株価をはじめ、投資の各指標も好調なのでその影響もあるのだろう。書店をのぞいてみると関連の本が並んでいる。もちろん投資関係の情報が中心である。 確かに納得できない上司の指示から逃れて、自分の時間を確保し、家族といつでも旅行に行ける自由を手に入れたい気持ちはよく分かる。 先日もテレビの報道番組で「FIRE」を取り上げていた。30代の共働きの夫婦が早期リタイアを目指している。夫婦合わせて1000万円の収入の内、80%を目標に投資に回している。実際には食費も夫婦で月1万円位に切り詰めて、妻は美容院に行くのを止めて1000円カットに切り替えるなど超節約
エンゼルスの大谷翔平(26)は5月31日(日本時間6月1日)、DH制のない敵地での交流戦となったジャイアンツ戦で先発を外れ、1-6とリードされた9回2死走者なしで代打に立ち四球だった。 敵地ではあったが、代打大谷がコールされるとスタンドから大きな拍手。結局一度もバットを振らず四球で歩くと、勝負しなかった味方投手にブーイングが飛んだ。 大谷はすかさずスタートを切って二塁、三塁を陥れたが、これは盗塁にはカウントされず、次打者の空振り三振で試合終了となった。 当地のオラクル・パークでは右翼場外の本塁打は、マッコビー湾に飛び込んで水しぶきを上げることから「スプラッシュヒット」と呼ばれて名物になっている。大谷の一発に期待が集まったが、この日はお預けとなった。 DH制のないナ・リーグとの交流戦。マドン監督は大谷を先発外野手としては起用せず、代打で起用する方針。先発を外れるのは23日のアスレチックス戦以
夕刊フジ編集局のある東京・大手町のサンケイビルの辺りには、かつて庄内藩酒井家の上屋敷があった。参勤交代で諸大名が江戸城に登城する際に必ず使ったと伝わる大手門にもほど近い。 ビルの北側にある「大手町フィナンシャルシティ・ノースタワー」の敷地には緑道が走る広場がある。ビルの陰で、涼しい。お昼どきには近くに屋台も出て、サラリーマンやOLらがくつろぐ。 広場の一角には、庄内藩の藩校「致道館」に由来する「致道博物館」東京友の会が1989年12月に建てた記念碑(高さ約1・5メートル)があり、ひっそりと往時をしのばせる。 庄内藩の歴史を長年、探求している山形県鶴岡市の薬局経営、高宮宏さんによると、庄内藩士は、幕末の治安組織「新撰組」の兄弟分の剣豪集団「新徴組」を作り、江戸の治安を守っていた。 そんな街を見回る彼らを、江戸の庶民は親しみを込めて「御回りさん」と呼んだ。実は、これが、警察官を「お巡(まわ)り
新型コロナウイルスの「起源」を突き止める動きに、新たな展開だ。英紙デーリー・メール(電子版)が、「新型コロナウイルスは中国・武漢の研究所で実験室で作成された」などと主張する論文を独自入手し、報じたのだ。論文は、英国とノルウェーの研究者によって執筆され、近く国際学術誌に掲載されるという。ジョー・バイデン米大統領が情報機関に追加調査を指示したことで、中国科学院武漢ウイルス研究所からの漏洩(ろうえい)説が再燃しているが、さらに注目が集まりそうだ。 デーリー・メールが28日以降報じている論文は、英ロンドン大学セントジョージ校のアンガス・ダルグリッシュ教授と、ノルウェーのウイルス学者、ビルガー・ソレンセン氏が共同執筆したもの。 両氏は、ワクチン開発のために新型コロナウイルスのサンプルを分析した際、実験室の操作でしか得られない「ユニークな痕跡」を発見したと主張している。 論文によると、新型コロナウイル
プロ野球西武などで活躍した清原和博氏(53)が5月31日、東京六大学春季フレッシュトーナメントの早大戦でベンチ入りした慶大1年の長男、清原正吾内野手(18)の晴れ姿を見るため神宮球場に登場。愛息の試合出場はなかったが、自ら告白していた薬物依存症のフラッシュバックによる体調不良を感じさせることなく、スタンド最前列に陣取って現役時代さながらの威圧感を示し、“番長”復活を印象付けた。(塚沢健太郎) ◇ 神宮のスタンドに黒のTシャツ、黒の短パンで右ふくらはぎにサポーターを巻き、サングラス姿で現れた大男は、ひと際目を引いた。 慶大は第2試合だったが、清原氏は第1試合の途中に登場。気温25度に強い日差しが照り付けるなか、日陰になるネット裏席や屋根のある二階席ではなく、三塁側の慶大ベンチがよく見える一塁側ベンチ上の最前列に腰を下ろした。 自分が姿を見せれば、注目されるのは百も承知のはず。それでもスタンド
ジョー・バイデン米大統領は21日午後(日本時間22日未明)、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と、米ワシントンのホワイトハウスで首脳会談を行う。両首脳が対面で会談するのは初めて。韓国メディアは主要議題として、「新型コロナウイルス対応」「北朝鮮政策」「経済同盟拡大策」などと報じているが、それほど甘くはない。バイデン政権は、文政権の「親中・従北」姿勢を見抜いており、韓国国民に首脳会談を通じて「自由主義陣営に残るのか、中国共産党側につくのか」という選択を迫りそうだという。長谷川幸洋氏が、崖っぷちに追い込まれた文政権を考察した。 ◇ 韓国の文大統領が21日、ワシントンでバイデン大統領と会談する。来年3月に大統領選が迫るなか、支持率が急落中の文氏とすれば、首脳会談を機に求心力回復を図りたいところだろうが、思惑通りになる見通しはない。 なぜなら、バイデン政権は米国と中国を天秤にかける文政権の「二股外
任期が残り1年を切った韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領。レームダック(死に体)化が進んで退任後の身の上も怪しくなっており、求心力を取り戻すためにも経済のテコ入れを迫られている。窮余の策として収監中の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の赦免論が浮上、財閥改革を掲げてきた文政権だが、結局は財閥頼みか、それともあの国に頼るのか。 ◇ 大統領の再任が認められていない韓国で、退任後の文大統領の処遇をめぐる不穏な報道があった。15日の中央日報(日本語電子版)によると、無所属の洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員が「李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事が大統領になれば、文大統領は1年内に監獄に行く可能性がある」との見解を示した。
岸信夫防衛相と河野太郎ワクチン担当相が、朝日新聞出版と毎日新聞の報道姿勢に異議を唱えた。防衛省が運営する東京と大阪の新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターの予約システムをめぐり、同出版が運営するニュースサイト「AERA dot.(アエラドット)」と毎日新聞などが、架空の接種券番号で予約ができるかを検証して報じたことに、記者会見で「悪質な行為。厳重に抗議する」などと表明したのだ。政府・与党関係者からは同様のコメントが相次ぐ一方、一部の野党幹部や識者からは「メディアの役割」などと、AERAや毎日新聞側を支持する声も集まっている。 「今回、朝日新聞出版AERAドットおよび毎日新聞の記者が不正な手段により予約を実施した行為は、本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為です」 「不正な手段でのワクチン接種の予約は、本当
大分市は昨年12月22日、大分、愛媛両県を海底トンネルや橋で結ぶ「豊予海峡ルート」について、工事手法や費用、完成後の経済効果を試算した調査結果を公表した。このルートはフェリーで1時間以上もかかるが、新幹線なら片道38分で結ぶことができるという。 私はバイクで愛媛・伊方町の佐田岬の先まで行ったことがある。ここから大分県の東端の佐賀関半島の関崎は、すぐそばに見える。たった14キロしかない。このあたりの海で獲れる関サバ、関アジも名高い。 整備費は海底トンネルに新幹線(単線)を通す案が6800億円、道路(2車線)が6900億円、道路(同)と複線の鉄道の併用が1兆6450億円。橋を架けた場合は、道路(同)が1兆2830億円、複線の鉄道が1兆8070億円、道路(同)と複線の鉄道の併用が2兆5040億円。 橋の費用はトンネルの2倍になるため、大分市は海底トンネル案を軸に国や県、四国各県に整備の必要性を訴
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く