飲食店チェーン・ワタミ会長の渡辺美樹氏(53)を自民党は夏の参院選比例代表に公認したということですが、ブラック企業総本山のワタミ会長が参院選出馬となるという最悪な状況に落胆以外に感想はございません。 【ブラック企業で有名な居酒屋ワタミの渡辺美樹会長(53)が自民党から出馬を検討 | CUTPLAZA DIARY】 ワタミはブラック企業と呼ばれることについて、ワタミ会長の渡辺美樹氏が公式サイトで反論しているわけですが、ワタミで起きた過労自殺に一言も触れず、法や行政が定めたものにはいっさい抵触しないよう経営幹部に指示しているとした上で、以下のような例を上げています。 『時間外労働時間については、ワタミの外食事業の平成24年度月平均は38.1時間。これは、36協定で定めた上限45時間を下回っています。』 離職率は厚生労働省の発表を比較しているのに対し、時間外労働時間は36協定上限と比較しています