六甲山は、特に市街地から近いこともあり、手軽に登山が楽しめる地理的条件を備えていますが、実は谷が深く、急峻な場所も少なくありません。そのため、地図やきちんとした装備を持たずに遭難される事例が多発しており、神戸市消防局では毎年約100件もの山岳救助活動をしています。 きちんとした準備をしていれば避けられた遭難も多くあります。身近な山となめてかからないで、きちんとした準備をして山に登りましょう。 頭の準備 帽子は必ずかぶりましょう。強い日差しからはもちろん、ちょっとした枯枝の落下などからもあなたの頭を守ってくれます。 尚、頭の中には、事前に下調べしたコース情報などを入れておきましょう。 荷物の準備 山の天気は急変します。雨具や防寒具などは、荷物が増えるといやがらないで、必ず持って行きましょう。 そのほか、水、非常食、ちり紙、常備薬、健康保険証なども忘れずに。 手元の準備 六甲の山の中では、携帯