Image credit: KAIST 韓国科学技術院(KAIST)は2月16日、月探査車の試作機を初めて公開した。早ければ2020年ごろに、同じく開発中のKSLV-2ロケットを使って打ち上げられる予定だ。 この月探査車は全長70cm、全幅50cm、全高25cmで、全備質量は20kgほどだという。電力源は上部に搭載された太陽電池によってまかなわれている。 車体は途中で分割されており、おそらく障害物を乗り越える際にサスペンションのように機能することを狙っているものと思われる。車体にはジュラルミンと炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使われているという。車輪は6輪で、それぞれに独立したモーターを持っているようだ。材料はジュラルミンを使っているという。最高速度は秒速4cmで、約30度の坂を上ることができ、5cmの石を乗り越えられるという。 今回公開された試作機には取り付けられていないが、完成予
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