今でこそ世界中で愛されているコーヒーですが、 そこに至るまでは色々と障壁があったようです。 そんなエピソードを「コーヒー学入門・著 広瀬幸雄」から抜粋してみると・・・ 1967年、ロンドンの婦人達が 『コーヒー反対運動』のスローガンを掲げ猛運動を起こしました。 当時、男性のみが出入りするコーヒーハウスに亭主が入り浸り、 家に帰ってこないことが原因。 そんな亭主に“今後キッスお断り”という宣言をして対抗したのですが、 それでも一向に男性軍のコーヒーハウス通いを止めなかったことで、 しりつぼみになってしまいました。 1675年、チャールズ2世が、 コーヒーハウスに人が集い政治講義をするのを恐れ、 「カフェ閉鎖宣言」を出しましたが、あまりの反発の大きさに驚き、 直ぐに禁止を解いてしまいました。 しかし1789年のフランス革命は、 青年革命家が毎日コーヒーハウスに集まり、ルイ16世の暴政をあばき、