13日午後7時40分ごろ、阪急電鉄小林-逆瀬川駅間の平林寺踏切(兵庫県宝塚市)付近の線路上で、西宮北口発宝塚行き普通電車が女性と衝突した。兵庫県警宝塚署によると、女性は病院に救急搬送され、約1時間後に死亡が確認された。 阪急電鉄によると、線路上で四つんばいの状態になっている女性を運転士が発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。この事故の影響で、仁川-宝塚駅間の運転を一時見合わせた。
兵庫県知事だった斎藤元彦氏(46)の失職に伴う知事選(31日告示、11月17日投開票)で、前尼崎市長の稲村和美氏(51)が8日、無所属での立候補を表明した。政党推薦も求めない方針。神戸市内で会見した稲村氏は「改革には対話と信頼が欠かせない」と強調した。近く選挙戦に向けた公約を発表するという。 稲村氏は奈良市出身。神戸大在学中に阪神・淡路大震災が発生し、ボランティアで避難所運営に携わった。証券会社勤務を経て、2003年に兵庫県議(尼崎市選出)に初当選。2期務めた後、10年12月から尼崎市長を3期12年務めた。 稲村氏は会見で、知人や県内市町の首長らから「兵庫県をどうにかしてほしい」と要請され、斎藤氏が失職と出直し選への立候補を表明した9月26日に決断したと明かした。「県議や市長の経験を生かし、担うべき役割があるなら頑張ろうと思った」と話した。 県の文書問題については「告発された側である知事や
「すばらしいシーズンになった。長い野球人生の中でも一番。最高の声援だった」-。27日、本拠地・甲子園球場がある西宮市と再来年2月に2軍球場の移転を控えた尼崎市で開かれたプロ野球・阪神タイガースの日本一とリーグ優勝報告会。壇上で目を細める岡田彰布監督の傍らには快進撃の原動力になった兵庫出身の5選手が並んだ。球団史上初の連覇に向け、西宮市出身の佐藤輝明選手が「(来年のスローガンは)アレンパ(連覇)です」と会場を沸かせた。 尼崎市昭和通2のあましんアルカイックホールで開かれた報告会は、市内在住・在勤・在学の人に限られたが、予約受け付け開始から約30分で定員に達し、27日は前日午後5時からの徹夜組も含め約1300人が詰めかけた。球団史上最速のリーグ優勝など記録ずくめのシーズンを映像で振り返った後、岡田監督と近本光司選手会長(淡路市出身)ら5選手が登場。岡田監督以外の登場は明らかにされていなかったこ
自動車用品店などを展開するG-7ホールディングス(神戸市須磨区)は2日、酒気帯び運転の疑いで逮捕された木下智雄社長(54)が社長職と取締役を辞任し、経営から完全に退いたと発表した。同日、取締役会を開き、会長兼最高経営責任者(CEO)の金田達三氏が社長に就任した。 木下前社長は4月29日午後11時ごろ、神戸市西区の市道で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑いで同30日に逮捕された。神戸西署によると、直前に民家2軒にぶつかる物損事故を起こしていたという。 同社によると2日、本人が取締役の辞任を申し出、同社取締役会が受理した。 G-7はオートバックスや「業務スーパー」のフランチャイズ加盟企業で、全国に事業を展開。木下前社長は創業者の長男で、2019年に社長に就任していた。 辞任を受け、業務スーパーの本部企業、神戸物産(兵庫県加古川市)は「G-7の真摯な姿勢の表れ」として契約を解除しない意向。一方
大阪市淀川区などで人気ラーメン店「桐麺」を経営していた桐谷尚幸さん(41)が加西市北条町に移住し、同名の新店をオープンした。9年かけて築いた3店舗を閉じ、3人の弟子に別れを告げての再出発。すべてをリセットし、縁もゆかりもない加西市に店を開いたのはなぜ? 移住を決意した理由と、新生・桐麺の売りを聞いてみた。(伊田雄馬) 体重約140キロの巨漢だが、表情は常にニコニコ。毎朝5キロ散歩する姿はよく目立ち、すでにかなりの住民から認知されている。下校中の小学生からあいさつされるとうれしげに返し、「大阪だったら、声かけるだけで不審者扱い。こっちはいいっすね」と笑う。 妻の知子さん(40)と2014年、淀川区に同店をオープン。当初はしょうゆ、みそ、塩のオーソドックスなメニューだった。爆発的な人気を集めるきっかけは、3年ほど前に夏季限定メニューとして開発した「冷やし桐玉」だった。 「釜玉うどんにヒントを得
兵庫県の斎藤元彦知事らの言動を「違法行為」として告発する文書を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡していたことが8日、分かった。関係者によると、自死とみられる。男性は19日に開かれる県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席し、証人尋問に応じる予定だった。 関係者によると7日夜に男性の親族から「男性の行方が分からない」と県警に届け出があり、姫路市内の民家で亡くなっているのが見つかった。 男性は3月中旬に斎藤知事による職員へのパワハラ行為など7項目の疑惑を記した匿名文書を作り、報道機関などに配布した。これに対し斎藤知事は「うそ八百」「公務員失格」と批判し、3月末に予定されていた男性の退職を取り消し県民局長を解任。5月には「文書は核心的な部分が事実ではない」とし、県が停職3カ月の懲戒処分とした。 この問題では斎藤知事が第三者機関による再調査を決定したが、県議会も真相解明の必要があるとし
兵庫県の元西播磨県民局長が作成した文書を巡り、県議会の自民党県議団は4日、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置議案を、同日開会した県議会定例会に提出する方針を固めた。3年前の知事選で日本維新の会とともに斎藤元彦知事を推薦した自民だが、一連の対応などで斎藤県政への不満が噴出。ただ、会派内には強硬に設置に反対する議員も複数おり、議案成立の可否は不透明な情勢だ。 百条委は地方自治法第100条に基づく特別委員会で、自治体の事務を巡る疑惑や不祥事について事実関係を調べる。強い調査権限があり、首長や議員ら関係者の出頭や証言などを求めることができる。兵庫県議会では51年前の1973年7月に開かれたのが最後という。 元県民局長を巡っては、斎藤知事や県幹部らの言動を「違法行為」と主張する匿名文書を作成、配布していたことが3月下旬に発覚。斎藤知事は文書内容を「うそ八百」と批判し、元県民局長の退
神戸学院大学(神戸市中央区)に所属する中国籍の胡士雲教授(63)が昨年夏に中国に一時帰国して以降、連絡が取れなくなっていることが18日、同大への取材で分かった。今月中旬、中国の在大阪総領事館に所在を問い合わせたが、現時点で回答はないという。 同大によると、昨年9月下旬に日本の家族と連絡が取れなくなっていることを知ったが、家族からは「病気なので騒がないでほしい」と説明を受けたという。ただ、連絡がつかない期間が長引いており、今年4月の新学期を前に総領事館に問い合わせた。 胡教授は中国の江蘇省出身で、1984年に北京大を卒業。大阪外国語大中国語学科の助教授などを経て、2015年に神院大グローバル・コミュニケーション学部の教授に就いた。21、22年は学部長も務めた。 現在は中国語会話や読解など6科目の授業を担当し、23年後期は他の教員が代理で担った。同大は「早く帰ってきてほしい。総領事館から回答が
宝塚歌劇団の俳優女性(25)が死亡した問題で、女性の妹が27日、自身も現役団員と明かした上でコメントを発表した。歌劇団について「日常的にパワハラをしている人が当たり前にいる世界」と語り、「遺族に誠意を持って対応しているとは思えない」と歌劇団の姿勢を厳しく批判した。 妹が思いを語ったのは初めて。遺族代理人によると、「(歌劇団の)中の実態を知る者として、訴えを出したい」と強く希望したという。現役団員がこの問題について公の場で声明を出すのは異例。 亡くなった女性が受けたパワハラについて、「悪質で強烈にひどい行為」と指摘。「宝塚は治外法権ではなく、宝塚だから許されることなど一つもない」と批判した。 また、歌劇団の対応についても「パワハラを行った者の言い分のみを聞き、第三者の証言を無視している」とし、怒りを隠さなかった。(小尾絵生) ◇妹の訴え(全文)は次の通り。 <訴え> 妹(宝塚歌劇団現役団員)
今春開校した兵庫県立芸術文化観光専門職大学(豊岡市)の平田オリザ学長が3日、初めて定例会見を開いた。「演劇のまちづくり」の見直しを公約に4月、同市長選で当選した関貫久仁郎市長の発言にも触れ、「いくつか事実誤認があった」と指摘した。 平田学長は、市長選の大学への影響について「県立なので市の方針が多少変わっても運営に大きな影響はない」と述べた。その上で、公的機関として「市や市長とはうまくやっていかなければならない」とした。 平田学長によると、市長自身と一部の支持者らの発言に誤認があったという。具体的には「平田氏のダンス(のせい)で市民のホール利用が妨げられた」「平田氏らへの補助金で他の団体の補助金が減らされている」との内容を挙げた。平田学長は「利用が妨げられているのであれば大きな問題。劇団も市の補助金を受けていない」と反論した。 また5月中旬に関貫市長と面談し、その旨を直接伝えたという。平田学
当選確実の一報が入った関貫氏の選挙事務所(兵庫県豊岡市大手町)は、大きな喜びに包まれた。 当初、3回連続の無投票が予想された同市長選。市議会で保守系会派の代表を務めた関貫氏が立候補の意向を明かしたのは、3月議会の最終日。告示のわずか20日ほど前だった。 「演劇のまちなんかいらない」。現市政に真っ向から異議を唱え、「市民の感情に合っていない」と繰り返し有権者に訴えた。 市議に3回当選し、自民系会派に所属。2019年から2年間議長も務めた。それでも同じ自民系の現職中貝氏に「次第に共感できなくなり、今は演劇に肩入れしすぎている」とした。 自民系市議の半数7人が支援に名を連ねたが、ぎりぎりまで後援会長が決まらず、体制固めから苦労した。直前の表明で知名度アップにも必死だった。 「主人公は市民」と訴え、公約は、子育て支援に重点を置いて0~3歳児の子ども医療費の無料化を掲げた。「但馬の他の自治体並みにす
金品を盗む目的で空き家に侵入したとして8月に邸宅侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕されたプロ野球ソフトバンクの元選手で兵庫県洲本市の会社役員原田龍哉容疑者(35)=窃盗などの罪で起訴済み=について、兵庫県警捜査3課と南あわじ署などは20日までに、窃盗などの容疑で追送検した。捜査関係者への取材で分かった。 県警は今年5~8月に淡路島内で計約80件、総額約470万円の被害を裏付けた。県警の調べに原田被告は容疑を認め、「競艇などの遊ぶ金欲しさにやった」と話しているという。 追送検容疑は7月17日午後、淡路市にある空き家に侵入し、ブランド物のかばんやネックレスなど10点(計約40万円相当)を盗むなどした疑い。 捜査関係者によると、原田被告は車で島内を回って空き家を探し、マイナスドライバーで窓ガラスを破るなどして侵入。解体業の仕事で廃品を骨董品店に売った経験があり、貴金属の他、掛け軸や仏像なども持ち去ってい
乗り込んだバスの運転手の胸ぐらをつかんだとして、兵庫県警生田署は10日、暴行の疑いで神戸市北区に住む大手生命保険会社社員の男(64)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は10日午後9時過ぎ、同市中央区のJR神戸駅前に停車していた市バスの車内で、男性運転手(48)の胸ぐらをつかむ暴行を加えた疑い。調べに容疑を認めているという。 署によると、バスは神戸駅前から北区方面へ向かう「65系統」で、午後9時10分の定刻の発車前だった。男は運転席で待機していた運転手に対して「いつになったら出発するのか」などと発し、つかみかかった。男の呼気からはアルコールが検知されたという。
神戸新聞 ホーム 連載・特集 話題 忖度一切なし!集英社オンラインが「ホントの流行語大賞」 巨人のあの有名選手の言葉が1位 独自調査に込めた思いを聞いた 1年を振り返る、年の瀬恒例の「流行語大賞」が発表されましたが…いま、ネット上では集英社オンラインが独自調査した「あなたが思うホントの流行語大賞2022」が話題です。 そこでは「2022ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞に選ばれた「村神様」(プロ野球・東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手の活躍をたたえた言葉)がランク外となる一方、文春砲で女性トラブルが報じられた読売ジャイアンツの坂本勇人選手の「けつあな確定」が1位になりました。 主要なテレビ、新聞がスルーした坂本選手の女性トラブルにまつわるワードを報じたことで、「集英社最高」「忖度一切なしの真の『流行語ランキング』」「一生ついていく」とネット上で称賛されました。大手出版社である集英社がな
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