69 sixty nineオフィシャルガイドブック (TJ mook)posted with ヨメレバ 宝島社 2004-06 Amazon 村上龍「69」。龍さんが1969年・17歳のときのエネルギーにあふれた日々を、笑いと、時には考えさせる描写で描いた小説。この小説の映画が2004年に公開されているのですが(実は未見です)、そのオフィシャルガイドブックにはこの小説のモデルになった人物へのインタビューが掲載されています。この小説を1987年・17歳のときに読み村上龍に注目するようになった私としてはそれが気になり、中古でガイドブックを入手してみました。 ケンとアダマ まず最初に、主人公ケンのモデルである村上龍さんと、いちばんよくつるんでいる友人アダマ(山田正)のモデル室田正則さんとの対談。 二人ともまず映画について、俳優がちゃんと佐世保弁を話していると語っています。龍さんも「方言で映画に入