“新しい創作”を生み出すクリエイターは、何を考え、どのようなプロセスで作品を生み出しているのか? 話題の作品の「つくり手」が持つ、その視点に迫ります。 みなさんは「架空紙幣」を見たことはありますか? 「架空紙幣」は、現実に存在するお札の模造品である「偽札」とは異なり、現実には存在しない紙幣のこと。自分の知らないどこかの国に、本当にこんな紙幣が存在するのではないかと錯覚する──いわば「創作紙幣」とも言えるものです。 ふだんは会社員として働きながら、「架空紙幣作家」としてたくさんの作品を生み出しているoloさん。このユニークな作品は、どんな視点から生まれたのでしょうか。前編・後編の2回にわたってインタビューをお届けします。 前編は、架空紙幣制作のきっかけや、お札のデザインの不思議について。さらには本邦初公開となる「お札の模様の作り方」も独占公開!! それではどうぞ!