新聞記者と東京高検検事長の賭け麻雀問題に対して、現役記者らが声をあげた提言書に、新聞協会会員社の記者らだけで100人超の署名が集まっている。発起人らは7月18日にオンラインでの公開シンポジウムを予定している。 目立つ若手や女性からの賛同「ジャーナリズム信頼回復のための提言」は、賭け麻雀だけを問題視している訳ではない。取材対象と関係を深め、水面下で情報を入手して匿名の情報源として報じる「オフレコ取材」を偏重する慣習や職業文化が報道の信頼を損ねていると指摘。5つの問題点と6つの改善案を提言している。 ジャーナリズム信頼回復のための6つの提言 7月10日付で日本新聞協会に加盟する新聞・通信・放送129社の編集局長・報道局長に送付され、ネットでも公開して、賛同人を募集している。 発起人の一人となった朝日新聞記者で新聞労連委員長の南彰さんによると、提言書に名前を載せた賛同人とネットでの募集を含め、「