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ブックマーク / somethingorange.net (20)

  • 乱暴な言葉遣いの人間は差別する。 - Something Orange

    先日、Twitterにこのようなことを書いた。 特にネットでは、ぼくは意見の正否「だけ」で相手を判断するつもりはもはや全くない。下品な人間の相手をすることはいやだし、ひとの悪口を安全なところから吐く人間にかかわるのもいやだ。しらないひとと不毛な議論をする意欲もない。それで当然だと思っている。そうすべきでない理由はあるだろうか? 「意見と人格は切り離して考えるべき」「嫌なやつのいうことでも正論は正論」という考え方があることはわかるけれど、逆にいうと「いくら正論をいっていても嫌なやつは嫌なやつ」であるわけで、そういう人間は遠ざけたい。遠ざけることが逃げだとは思わないし、閉塞だとも感じない。精神衛生上の問題。 まあ、「意見だけはとりあえず受け入れて、その人物は遠ざける」というのがいちばん適切な対応かな……。「批判は受け容れるべき」という言葉には条件付きで賛成できるけれど、「批判は無条件で受け容れ

    乱暴な言葉遣いの人間は差別する。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2010/09/02
    人間は、論理的存在以前に「生き物」。最初から敵対的態度バリバリの相手には、警戒したりストレスを感じて関係を持ちたくなくなるのは当り前の話。あと議論てのは、『第三者』ウケしなきゃ意味が無い。
  • 視聴者からの批判とか、べつに受け入れなくてもいいと思うよ。 - Something Orange

    先日、アニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』が全12話で無事完結を迎えた、らしい。らしいと書くのは例によって地方在住のぼくには視聴できないからなんだけれど、その『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のキャラデザ兼作監の赤井俊文さんがこんなことを書いて話題になっている。 人が誰か死なないと感動できないし納得いかないのね。 生き残るって感動はないのか。 戦争アニメを今後作る人は簡単だな。。。。 後、元仲間が殺しあうとか大人気でるよ! 「紅い日記 えっ・・・」 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の内容に絡む書き込みらしいんだけれど、まあ、大人気ないといえば大人気ないですよね。で、当然のごとく2ちゃんに晒されてコメント欄が炎上、大量の批判/誹謗コメントが集まっています。 ま、じっさいには赤井氏を支持する内容のコメントも多く、完全な悪評だけにはなっていないのですが、それにしても悪意あるコメントの数々には「視聴者が製作者を批判することは許

    視聴者からの批判とか、べつに受け入れなくてもいいと思うよ。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2010/03/27
    まぁ、ダイアリーでの「万人に受け入れられる表現なんてムリだし、どこかで切り捨てる覚悟は必要」てのは真理。あと、アンチが割と居るジャンルってのは、結果的に盛り上がる事が多し。
  • ぼくが表現規制に反対する理由。 - Something Orange

    東京都青少年健全育成条例改正問題(長い!)について何か書こうと思うのですが、いざ書くとなると何を書いたらいいのかさっぱり思いつきません。というか、書きたいことが多すぎてうまくまとまらない。仕方がないから、思いついたことをつらつら書いていくことにしましょう。 さて、この条例改正問題、いわゆる「非実在青少年」問題にかんしては、既に多くの読者がご存知だと思います。だから、概略をここでくり返すことはしません。もしくわしく知らない方がいらっしゃったら、「東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト」をご参照ください。 http://mitb.bufsiz.jp/ また、この件では既に業界の有識者の方たちのものを含むさまざまな意見がネットに挙がっていますので、同じことをくり返しても無意味でしょう。 だとしたら、何を語るべきか――そう、この条例改正案を考え出した東京都青少年問題協議会のどうしようもない

    guldeen
    guldeen 2010/03/16
    別に文学だけが除外じゃないよ。「チャタレー裁判」でググれば、文学も規制対象だった事が分かる/だから「太陽の季節」のコミカライズ版、マダー? いまだに「文学と漫画は違う」、とか寝言を抜かす奴は阿呆。
  • だれでも罵倒する人間がどうしても罵倒できないもの、なーんだ? - Something Orange

    ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) 作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/04/17メディア: 新書購入: 35人 クリック: 977回この商品を含むブログ (216件) を見る 今ウェブは退化中ですが、何か? クリック無間地獄に落ちた人々 (講談社BIZ) 作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/18メディア: 単行購入: 2人 クリック: 54回この商品を含むブログ (19件) を見る いまさらながら、読了。 タイトルこそ過激だが、中身は意外に真っ当。たしかにその通りだな、と思わせられる。匿名の脊髄反射コメントと、罵倒、揶揄、冷笑、嘲弄の嵐――それがネットの一面の真実だ。 もちろん、ネットには素晴らしい人もいれば、おもしろい記事もある。しかし、争いごとや差別発言があまりにも多い。ネットをやっていると大半の日人はどうしよう

    guldeen
    guldeen 2010/03/15
    id:rlight↓うむ、自己批判と卑屈は違うよね。自己の欠点・しばらく前の自分を批評対象としてきちっと捉えてみるというのは、簡単なようで意外と難しいこと。
  • somethingorange.net

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    guldeen
    guldeen 2010/02/26
    こういう文化史って、後から見た場合どうしても『可視化されないもどかしさ』が残るんよね。外部から見たら似たもの同士に見られるけど、一緒くたにされるのはイヤ、っていう心理。宗教諸派どうしの軋轢にも似てる。
  • 『アバター』。 - Something Orange

    たまにはまともな更新もしよう。 ジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター』を観てきました。宇宙の彼方の遠い星を舞台にした作品ということ以外、事前情報ゼロで観にいったのですが、非常に楽しめました。 興行的には『タイタニック』の記録を塗り変えるかもしれないという大成功を記録しているとか。観るまえは何でこんな一般受けしそうにない設定の異星SFが受けているんだといぶかしく思っていましたが、観てわかった。超単純。超明快。全然SFじゃなくて、インディアン&騎兵隊映画でした。 物語はある元海兵隊員が亡くなった兄の代わりに惑星パンドラを訪れるところから始まります。「アバター」と呼ばれる装置を用い、現地人と同じ姿になったかれは、現地人に溶け込み、その信頼を得ていきます。 しかし、その裏では現地人を虐殺する作戦が進行していて――と、一応はサスペンスフルに進んでいくわけですが、ここらへん、全く新味はありませ

    『アバター』。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2010/01/12
    「全然SFじゃなくて、インディアン&騎兵隊映画でした」えっ…(汗)/ただこれに限らず、異世界の様子を描くと見せかけ、社会問題を提起するという手法は映画・演劇・ドラマでは良くあるけどな。
  • オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange

    同じ新潟市在住ということが判明したので、「自問自答」のRy0さん(id:jimonjitou)と呑んできました。 ふだんはオフ会などでも少人数で長く喋ることはむずかしいのですが、この日はたった3人で6時間にわたってオタクトークしました。楽しかった! 当然、色々な話が出たわけですが、なかでも興味深かったのは、現在の若いオタクたちの実相。いまの大学では、たとえば野球や音楽の話題などに混じって、普通にアニメの話が出て来る、オタク文化の大衆化はそこまで進んでいる、ということでした。 へえ、うわさには聞いていたけれど、当なんだ。ただ、そこで出る話題は、やっぱり薄い、『らき☆すた』とか『けいおん!』とか、だれが可愛いとか萌えるとか、そういう話がメインであり、少し踏み込んだ話をすると浮く、と。 なるほど、わかるわかる。ある意味、予想通りですね。 その話をきいて思ったのは、昔のオタクが一般人のなかで孤立

    オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange
  • はてなーが選ぶゼロ年代必見のアニメはこれだ! - Something Orange

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    はてなーが選ぶゼロ年代必見のアニメはこれだ! - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2009/07/27
    多いよ…。
  • くたばれネット評論家。 - Something Orange

    藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも

    くたばれネット評論家。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2009/06/16
    作家や漫画家宛ての手紙は、編集部がフィルタリングしてる(た?)ってのは有名な話。匿名での罵倒中傷は無視するに限る。ただし、「愛のある指摘・論評」は聞き入れる余地あり。
  • 古くてマイナーだけれど大好きな漫画×10。 - Something Orange

    遥か昔に連載が終了したマイナーな名作ZMAN(ゼットマン)の感想などを地道に進めている身としては、玉石混淆いちじるしい新作のレビューがブログ全体で多いように思う。というよりも旧作のレビューが少ないといった方がいいかもしれないが、旧作がレビューされない理由ではなく新作がレビューされる理由から考えてみる。 「なぜ新作のレビューが多いのか?」 なるほど。たしかにぼくのレビューもリアルタイムで読んでいる新作(現在連載中の作品)に偏りがちではある。 もちろん、旧作(連載が終了した作品)にも大好きな作品はいくらでもあるんだけれど、やはりいま読んでいる作品を優先させてしまう。 これはある意味で仕方ないことでしょう。ひとはやはり今日に生きているのだから。 また、古い作品を取り上げても古以外に入手経路がないわけで、読んでもらうことがむずかしいということも理由の一つではある。 しかし、メジャーでもなければ新

    古くてマイナーだけれど大好きな漫画×10。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2008/06/05
    冗談抜きで「森にすむ人々」は月9ドラマ化されてもいい内容。作中でネタになってる「元・賞作家/現・エロ小説家」のモデルは菊地秀行。
  • 『らき☆すた』が初心者には高度すぎる理由。 - Something Orange

    オタクになりたい」というひとに何を薦めるべきなのかについて書いた先日の記事のコメントより。 理想としては現在と過去の作品を同時進行に堪能してもらう、というのが良いのでしょうね。 しかしどうしても最初に勧める一手としたら現在進行形の人気作を勧めるのが得策な気がします これは例えば「らきすた」放映時に「オタクになりたいならじゃあエヴァを見たまえ」と言うというのは… リアルタイムに体験できるものは周りから得る情報量が後追いより断然多いですし 上の例にならって考えると今すぐらきすたを見ろ!と言いたくなりませんか。 うん、ぼくも別にオタク教養として『エヴァ』を見ろとかいうつもりはさらさらないんですけれど、ただ、『らき☆すた』は『らき☆すた』で微妙なんじゃないかなあ。 らき☆すた 1 限定版 [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD購入

    『らき☆すた』が初心者には高度すぎる理由。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2008/05/30
    ストIIに始まる格ゲーや、ビーマニIIDXその他音ゲーがどんどん敷居が高くなり、初心者を遠ざけてしまっている構図にも似ている。いつの時代にも居る初心者を迎える為の「敷居の低さ」は重要。
  •  小学校2年生の作文に泣かせられたよ。 - Something Orange

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     小学校2年生の作文に泣かせられたよ。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2008/01/06
    親のアシストが入ってる可能性はゼロではないだろうが、ならば親も「強がって甘えるのを我慢していた我が子」を全肯定したという事か。かくて救われたのはこの子だけでは無い、親もまた救われたのだ。
  • ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange

    題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載しているだ。そのの、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され

    ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange
    guldeen
    guldeen 2007/11/28
    読みもせずに笑うなというが、凡作が事実多いジャンルから玉を選り分けるようなヒマは、仕事持ちの忙しい一般人には無いよ//だからこそ「この○○がすごい」「文学選集」みたいなのが売れる訳だが…。
  • 短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange

    「10巻以内で完結してておもしろいマンガ教えてくれ(「VIPPERな俺」)を参考に、全10巻以内で完結している漫画を列挙してみる(文庫カウントも含む)。 『バオー来訪者』★★★とか、『羊のうた』★★★★とか、『げんしけん』★★★☆とか、『プラネテス』★★★★とか、そこらへんの定番は既に向こうで挙がっているので、出ていない作品だけ。 まずは少女漫画から。 ・『ポーの一族』★★★★★ ポーの一族 (1) (小学館文庫) 作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/07/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 125回この商品を含むブログ (162件) を見る 文庫全3巻。吸血鬼ものの最高傑作。この作品に比べれば、アン・ライスの『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』も凡作に見えてくる。 ・『日出処の天子』★★★★★ 日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫) 作者: 山岸凉

    短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange
  • 初音ミクの魅力はオタクにしかわからないのか? - Something Orange

    初音ミクが気で『奇跡の海』を歌ったくれたようです。 ミクの気すげえええ! ネタとしておもしろいとか、「初音ミクでここまで聴かせるのはすごい」とかじゃなく、普通に音楽として楽しめるレベル。 ソフトリリースから2ヶ月足らずでここまで来てしまったのか。ver.1.0と比べてみると、明らかに進歩していることがわかる。 何も知らないひとに聴かせたら機械音声とは思わないんじゃないかな。そりゃ、不自然なところがないわけじゃないけれど、この進歩速度はすさまじい。 ちなみに、家坂真綾が歌う『奇跡の海』はこっち。 さすがに比較してみると坂真綾のほうがずっと巧いですね。当然? でも、1年後には当然じゃなくなっているかもよ? 例のTBSの「初音ミク」偏向報道問題では、「一般人にわかりやすく伝えるためには、仕方ない側面もある」という趣旨のことを書いているサイトもあった。 でも、ほんとにそうか? 初音ミクの

    初音ミクの魅力はオタクにしかわからないのか? - Something Orange
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    guldeen 2007/10/20
    自動車やカメラ等が一部の好事家の物だった昔は、使ってるだけで変人扱いされた。それらに偏見を抱く人は今はほぼ無いが、「走り屋」のような「趣味性を極める姿勢」に関してはどの時代でも白眼視される宿命にある。
  • Something Orange -  『今日の早川さん』を10倍楽しむ方法。

    昨日、帰宅したら、郵便受けに一通の小包が届いていた。差出人を見ると、何とあの早川書房である。何だろ。懸賞でも当たったかな。出していないけれど。とりあえず、あけてみよ。 今日の早川さん 作者: coco出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/09/07メディア: コミック購入: 8人 クリック: 264回この商品を含むブログ (371件) を見る ……(茫然自失中)……はっ(覚醒)! id:COCOさんの『今日の早川さん』じゃん! なぜこのがおれのところに! キラー・クイーン*1で爆弾にしてあって触ると爆発するという落ちか! ……(沈思黙考中)……はっ(理解)! そうか、これはつまり指令! 「1冊くれてやるからお前の日記で宣伝して1冊以上売れ」という意味! ネットやっているとこういうこともあるんだなあ(しみじみ)。 そういうわけで、今日のネタはいまはてな界隈その他で話題沸騰中の読書

    Something Orange -  『今日の早川さん』を10倍楽しむ方法。
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    guldeen 2007/09/06
    元ネタが死ぬほどあるパロディの場合、こういった「元ネタ集まとめ」みたいな所は必須。いい仕事だ。
  • Something Orange -  まだ見ていないお前らのために『ヱヴァ』を解説するよ。

    メディア: クリック: 21回この商品を含むブログを見る 物語が終わり、スタッフロールが流れ、次回予告が過ぎ去り――すべてが終わったそのとき、静まり返った映画館で、ひとつの、小さな音が起こった。 だれかがどこかで手を叩きあわせる音だった。その拍手は、やがてさざ波のように広がり、暗い劇場を覆い尽くしていった。 どんな評論家の絶賛よりも、そのささやかな賞賛が、この作品の出来を証明していただろう。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』。 いまを去ること十数年、膨大な設定と衝撃的な結末、そしてテレビアニメの常識を破壊する沈うつな展開で賛否両論を巻き起こし、いまなお議論を呼ぶ伝説のアニメーション。 その『エヴァ』が『ヱヴァ』となって帰ってきた。当然、今回も激しい賛否を呼ぶことが予想される。はてなから初日に見に行ったひとたちの感想を適当に抜き出してみよう。 映画が終わった瞬間、劇場は万雷の拍手に包まれた。

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    guldeen
    guldeen 2007/09/02
    ガイナックスは、やればできる子。そして、「ぜひとも見に行きたい!」と思わせるこのレビューは、さすが。
  • Something Orange -  傷口に包帯を。

    少なくとも、今まさに自分は価値の無い人間だ、自分の人生は無意味で辛いものでしかないという自己嫌悪感と戦っている人間には、自分で自分を受け入れろという言葉は、ある種の「切り捨て」でしか無いと思う。とりあえず、kaienさんがどうやって自己嫌悪感から抜け出したか、その経緯を知りたいです。 ――「「不幸」と「幸福」と」 聞きたいですか? ま、べつに話してもいいんだけれど、長くて暗くて退屈な話だよ。それに、まったく、自分でもうんざりするくらいよくある話でもある。 ぼくはふだん、日記では自分語りはしない。だって、仕事で失敗して怒られただの、今日の夕飯はチキンカレーだっただの、そんなことを書いてもおもしろくないだろうから。 ぼくの日記はエンターテインメントである。読んだひとがおもしろいと思わないだろうことを書く気はない。 ただ、まあ、今回は特別に自分のことを書いてみることにしよう。たまにはいいだろうし

    Something Orange -  傷口に包帯を。
    guldeen
    guldeen 2007/09/01
    「日常的に暴力にさらされてきた人間にとっては、その日一日を殴られずに過ごせるということは、ただそれだけで幸福なことなのだ」いじめ問題だけでなく、奴隷制度も同様の構図だったんだろうと思うと胸が詰まる。
  • Something Orange -  レイプ・イン・ベルリン――『1945年・ベルリン解放の真実』

    1945年・ベルリン解放の真実―戦争・強姦・子ども 作者: ヘルケザンダー,バーバラヨール,Helke Sander,Barbara Johr,寺崎あき子,伊藤明子出版社/メーカー: パンドラ発売日: 1996/09メディア: 単行購入: 1人 クリック: 116回この商品を含むブログ (3件) を見る 性愛の温かい感情というもの、愛情にせよ、ちょっと惚れたというだけの感情にせよ、そういう感情は彼女の人生を豊かにするものでした。性的な親密さへの欲求ももっていました。それは、「幸せ」だったのです。 それなのに、いまでは、そんなことを思い出しただけでぞっとします。体をふれあいたいという欲求は、もはや永久に取り戻すことができなくなってしまったのです。 おもしろかった。異常な迫力に満ちた一冊である。 「1945年・ベルリン解放の真実 −戦争・強姦・子供−」というタイトルからもわかるように、著者は

    Something Orange -  レイプ・イン・ベルリン――『1945年・ベルリン解放の真実』
    guldeen
    guldeen 2007/07/30
    戦闘行動とレイプって、ペアの関係にあるのかね。そういやタマに体育会系で集団レイプ事件が摘発されるけど、こんな感じか。『被虐対象を決める事で団体の絆が深まる』のなら、そんな絆など消えてしまえ。
  • Something Orange -  「萌え」は劣化の証?――『なぜ日本人は劣化したか』

    なぜ日人は劣化したか (講談社現代新書) 作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/19メディア: 新書 クリック: 14回この商品を含むブログ (50件) を見る とはいえ、そう言われて、「では、売れるほうも優先させたいので、幼児への性犯罪には目をつぶりましょう」と答える人はいないだろう。多くの人は、「売れることと社会が安全なことが両立しない場面が来たら、とりあえずは安全を選ぶべきだ」と考えているのではないだろうか。もしそうだとするならば、「萌え」産業の担い手やそれを推進している政府は、どこかで「こんなものを作ってはいけない」と自制心を持つべきだろう。 なげかわしいを読んだ。 香山さんのを読むのはずいぶんひさしぶりですが、最近はこんなものを書いていたのか。いくら新書の品質低下が嘆かれるご時世とはいえ、さすがにこれはないんじゃないか。 全編ツッコミどころの嵐

    guldeen
    guldeen 2007/07/13
    香山先生は、ドット絵世代なんだろう。ポリゴンキャラ世代の人と話が合わないのは、そのせいかも。
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