「自然の黒」は「絵の具の黒」じゃない 小中学校の美術の授業で習ったことがあると思うのですが、絵の具で人間の髪の毛を塗る場合、「黒の絵の具だけで色を出すな」と教わりませんでしたか? ぼくの母校では、何も知らない生徒が真っ黒にベタ塗りしてから「なんか変だぞ」と悩んでいるところに、先生が「ちょっとだけ緑や茶色を混ぜればいいよ」と教えてくれていたものでした。 (同じように、「肌色」を真っ茶色やピンクに塗ってしまった生徒にも「ほんのちょっとだけ緑を混ぜよう」と教えていたのを良く覚えています。) 光の反射で色が変わる 専門的な絵画の技術としては「黒は三原色の混色で作れ、絵の具の黒は使うな」と指導されることもあると思います。 なぜ「黒の絵の具」をそのまま使わないのか、美術の基本から考えてみましょう。 美術史の発展にともない、「ものの色とは、もの自体に色があるのではなく、ものが反射する光の色なのだ」という
なんばパークスシネマのメンバーデーを使って、絶対観に行かないとダメだと思っていたプリキュアNSを観てきました。 映画 プリキュアオールスターズNewStage(ニューステージ) みらいのともだち 映画プリキュアオールスターズ New Stage みらいのともだち オリジナル・サウンドトラック サントラ 吉田仁美 工藤真由 SMD itaku (music) 2012-03-14 売り上げランキング : 4393 Amazonで詳しく見る by G-Tools すごくメッセージ性が高くてしまりのいい映画でした。鑑賞後の余韻がとても良かった。 制作した東映のスタッフが「プリキュアで伝えたいこと」がよく込められていて、観るとスマプリへの期待にもフィードバックされますから、スマプリ勢にも推薦作ですね。 というわけでネタバレありの感想です。 伝説の戦士プリキュアの伝説 初代以降のプリキュアは、おおら
たまにはニチアサの話をした方がいいんじゃないかと指輪の魔法使いが告げるのでプリキュアの話をする。 今週の『ドキドキ!プリキュア』が素晴らしかった。 何が素晴らしかったかというと、まあ道徳的なテーマをキャラに不自然に言わせなかったということもあるんだが、『ハートキャッチプリキュア!』と同じような構造を持ち込んでおきながら、『ハトプリ』では不細工かつ杜撰で誠実性がなかった「怪人」の問題をきちんと解決していた事が何より素晴らしかった。 俺が『ハートキャッチプリキュア』に於いて問題としていたことは「プリキュアはただの一度として怪人化した一般人に向き合ってないし、ましてや救ってすらいない」ということだ。 『ハトプリ』における怪人というものは「一般人が幹部によって怪人化させられた存在」であり、その行動原理の根っこには「怪人化した一般人の持っている抑圧された感情」が存在しており、「抑圧された感情をどう処
わざわざこの間の記事に対して無名でもコメントを書いてくれたり、Twitterやらはてブでコメントつけてくれたりしてくれた人がいて面白かったし、特にわざわざブログまでやってきて、もう反論記事として書いてくれても良かったぐらいの長文コメントをつけてくれた人がいたのには感謝しつつ。 いつもなら反論記事とか絶対に書かないし、それ書くぐらいならとっとと別の話をするんだが、これだけは気になったので書いておくこととするけど、別にわかりあいたいわけじゃないので記事は貼らない。 あなたが言っていることは俺の書いている事の反論にすらなっていません。 俺の言っていることは「客商売であるアイドル業界に飛び込む」という事における覚悟や「アイドルとは突き詰めて言えば客商売だ」という事を、アニマスにおけるアイドルたちは全然自覚しているように描いていないんじゃないの?ということであり、その覚悟や自覚がないと「競争原理とい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く