シリーズ共通の特徴は、“業界最高クラス”の性能をうたうソニーのデジタルノイズキャンセリング機能を搭載したことだ。新しい1000Xシリーズの製品について詳細な話を聞くため、ソニービデオ&サウンドプロダクツでオーディオ製品の開発を担当する大庭寛氏に訊ねた。 まずはラインアップの紹介から。今年のモデルから従来型番のネーミングルールが変更され、ワイヤレスモデルは頭文字にワイヤレスであることを示す「W」が付くことになった。ヨーロッパでの発売は9月以降から順次予定する。3モデルともにブラックとシャンパンゴールドの2色展開となり、日本国内への導入も検討されている。 アラウンドイヤースタイルのヘッドフォン「WH-1000XM2」は、ヨーロッパでの予価は380ユーロ前後。ネックバンドスタイルのイヤフォン「WI-1000X」は330ユーロ前後、完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000X」は220ユーロ前後での