ソニーは、4月1日に代表執行役社長兼CEOに就任した平井一夫氏出席の下、新経営方針説明会を開催した。会見冒頭に「ソニーが変わるのは今しかない」と力強く宣言した平井社長は、デジタルイメージングなどコア事業の強化やテレビ事業の再建などについて施策を話した。 平井社長は経営方針説明の前に、2011年度の業績が最終損益5200億円の赤字見通しという状況について「CEOとして重く受け止めている。それと同時に必ずやソニーを変革し再生することを改めて決意している次第。ソニーが変わるのは今しかない。ソニーを変える。ソニーは変わる。私は本気で全力で、社員一丸となって変えていく」と表明した。 「この厳しい状況からソニーをいかに変え、成長させるか、その経営方針を説明する」としてスタートした説明会では、エンタテインメント、エレクトロニクス、金融という3つの事業を挙げ「グループ全体の最優先課題であるエレクトロニクス
![ソニー平井社長の所信表明--「ソニーが変わるのは今しかない」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a61b3492299665820d1a947709540b0fd21b4c33/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2012%2F04%2F12%2F2ea5df8fae202ddc7d338d5cec5cfb41%2F120412_sony_184_138.jpg)