「太陽電池工場については,稼動時期を明確にできる状況にない。しかし少なくとも,2010年3月までには量産ができると考えている」(シャープ 代表取締役社長 片山幹雄氏)。シャープは経営戦略説明会で,堺市に建設中の薄膜Si型太陽電池工場の状況について説明した。
シャープは4月8日、大阪・堺市に建設中の「21世紀型コンビナート」内にある液晶パネル工場を、2009年10月から稼動すると発表した。当初予定では2010年3月から稼動としており、約半年前倒しでの操業開始となる。 10月に稼動予定の液晶パネル工場は、2880mm×3130mmの大きさとなる世界初の第10世代マザーガラスを採用するとしており、月産能力は7万2000枚(稼動当初は3万6000枚)とのこと。40型、50型、60型クラスの大型テレビ用液晶パネルを生産するという。 代表取締役社長の片山幹雄氏は「液晶パネル量産化の検証が完了したことから、操業開始を決定した。生産調整を実施していた亀山第2工場も現在はフル稼働となっており、2009年秋に堺の新工場を立ち上げなければ、とてもではないが需要に追いつかない」と説明した。 なお、この液晶パネル工場を分社化して設立予定となっているソニーとの合弁会社に
IIJとhi-hoから、バッテリー駆動が可能なモバイルブロードバンドルータ「クティオ(RS-LJ01)」が発売された。「PHS300」や「どこでもWi-Fi」に続く、モバイル向け製品の実力を検証した。 ■ ライバルは「PHS300」 IIJとhi-hoから登場した「クティオ」は、USBやCF型のデータ通信通信端末をWAN回線として利用できるバッテリー駆動のモバイル無線LANルータだ。IEEE 802.11b/gの無線LAN機能を持ち、PCやゲーム機、携帯情報端末などを無線LAN接続して、モバイルブロードバンド回線の共有が可能になっている。 販売元は前述の通り、IIJとhi-hoとなっており、基本的には「IIJmio高速モバイル/EMサービス」と「hi-hoモバイルコースEM7.2」での利用を想定しているが、両社ユーザー以外も購入できる。また、イー・モバイル回線でも利用可能になっている。なお
4月20日 出荷 価格:オープンプライス ●カラー電子ペーパーを搭載したWindows CE 5.0ベースの携帯情報端末 「電子ペーパー」と聞いて、読者諸兄はどのような印象を抱かれるだろうか。液晶よりも低消費電力で書き換えが可能、PDAよりも大画面で高解像度、電源をオフにしても表示内容を維持できる、筆者が抱く電子ペーパーのイメージはおおよそこのようなものだ。さらにここに、普及が見込まれながらなかなか実態が見えてこないプロダクツ、という但し書きも加わる。たまに製品が発表されてもコンシューマベースの製品ではなく、参考価格もつけられない、そうした状況が続いているのはご存じの通りだ。 今回富士通フロンテックから発表された「FLEPia(フレッピア)」は、Windows CE 5.0をベースにした携帯情報端末だ。カラー電子ペーパーを採用したこの端末は、電子書籍の閲覧のほか、新聞やチラシをデジタルにリ
■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■ デルの超薄型ノート「Adamo」が当初予想の2倍の売れ行き デルが、3月27日から国内販売を開始したAdamo。早くも発売から10日を経過した。 デルでは、具体的な販売数量には言及しないものの、その出足の良さを示唆した。 「予定していた1カ月分の数量を、わずか10日間で販売した。予想の2倍以上の売れ行きを見せている計算になる」と、デルのコンシューママーケティングノートブック製品プロダクトマネージャの佐々木邦彦氏は語る。 Adamoは、Inspironシリーズのようなメインストリームの製品ではないため、販売計画はそれほど大きくない模様だが、それでも予想を大幅に上回る出足となっていることは明らかだ。 通常は2週間の納期が、現在では3~4週間の納期となっており、「ゴールデンウイークには、通常の2週間での納品体制体制に戻したい」(同)としている。ここから
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