「お椀、ちゃんと片付けなさい!ヒロシ!」 「ハイハーイ、うるせーなぁ」 「ヒロシ、お母さんはあんたのことを思って言ってるのよ」 「うぜーよ!余計なお世話だよーーーーーっだ、ベーーーーーーだ」 「ヒロシ」 「うっせー!!!バーカバーカ!!」<そして逃げる ってやりとりが、ばーちゃん家いったとき、叔母とその息子(小学生)の間であった。 オイオイ、うぜーガキだな…まあでもガキなんてあんなもんか… とか思って見ていた俺。 次の日ばーちゃんを手伝い、姉が皿とかを洗っていた。今日新たな親戚がくるっていうから、俺は倉庫からテーブルを出すのを手伝った。テーブルをリビング(和室だが)に持ってくると、姉がヒロシに昨日の叔母のようなことを言っている真っ最中であった。 「ヒロシ、ちゃんと片付けておいてよそれ」 「ハイハーイ、うるせーなぁ」 「うるせーなぁじゃねーだろオイ」 「ハイハイ、あんたのこと思って言ってるー