以前の本コラム(第9回、第10回)で、外出先でのメモ術について触れました。携帯(iPhone)で自分宛にメールを送った備忘録、肉声による録音、携帯カメラで撮ったイメージといった情報をEvernoteで一元管理するという方法です。 これら以外にも、個人的には「手書きメモアプリ」が気になっていました。例えば、記事中に使用する図版のラフイメージを描く、レイアウトを考える、タイトルやキャッチコピーを検討する…。他のメンバーと一緒になって、あれこれと考えを巡らせる時、それがオフィスでもランチの席でも、あるいは居酒屋で飲んでいる時でも、あたかもノートに書き殴っているかのように使えるアプリについてです。もちろん、紙とペンによるアナログな手も有効なのですが、メモした結果を後から全員で共有するには、できれば最初からデジタルな世界で事を進めるに越したことはない。 こんな背景で、iPhone向けの手書きメモアプ