C#標準化のオープンソース化は、作業を容易にすることを目的に.NET Foundationの下で行われており、言語の革新や機能の設計から実装、標準化まで、すべてがオープンソース化された。オープン化によって、言語設計チーム、コンパイラの実装チーム、標準化委員会の3者間でのやり取りが容易になるとともに、すべての会話は公開される。 ECMAのC#標準化委員会であるTC-49-TG2が、C#の標準案作成を担っており、標準化作業の状況はC# 6の標準テキストで確認できる。具体的な作業の内容は、dotnet/csharplangリポジトリでホストされているドラフト仕様と、現在のC# 5標準テキストとのマージで、C# 7の機能も組み込まれる。 C#に関連するリポジトリとしては、C#の言語設計と進化の取り組みが含まれる前述のdotnet/csharplangのほか、コンパイラと関連ツール実装用のdotne