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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (67)

  • 【映画感想】万引き家族 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。 gaga.ne.jp ※音が出ます! 2018年、映画館での17作目。 観客は僕も含めて50人くらいでした。 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したことでかなり注目されているのですが、僕はやや寝不足だった影響もあったのか、前半はけっこう眠気におそわれたりもしました。 ああ、また「いかにもリリー・フランキーが演じそうな役をやっている、リリー・フランキーさん」に加えて、今回は「いかにも樹木希林さんが……」「いかにも安藤サクラさんが……」ということで、演技合

    【映画感想】万引き家族 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】キラキラネームの大研究 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    キラキラネームの大研究 (新潮新書) 作者: 伊東ひとみ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/05/16メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る Kindle版もあります。 キラキラネームの大研究(新潮新書) 作者: 伊東ひとみ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/11/13メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日語の質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの〝常識〟を覆す、驚きと発見に満ちた日語論。 「キラキラネーム」、否定派

    【読書感想】キラキラネームの大研究 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】「昔はよかった」病 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「昔はよかった」病 (新潮新書) 作者: パオロ・マッツァリーノ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/07/17メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「昔はよかったね」―日人はそう言って今を嘆き、過去を懐かしむばかりだ。昔は安全だったのに、子どもは元気だったのに、地域の絆があったのに、みな勤勉だったのに…。しかしそれは間違いだ。捏造された追憶、あるいは新しいものを否定する年長者のボヤキにすぎない。資料を丹念に分析し、シニカルな視点で通説を次々ひっくり返す。「昔はよかった」病への特効薬となる大胆不敵の日論。 謎の「日文化史研究家、戯作家」パオロ・マッツァリーノさん。 多くの人が「常識」だと考えていることに対して、膨大な資料やデータをもとに、「それは思い込みでしかない」ことを暴いてきたパオロさんが、『新潮45』に連載されてい

    【読書感想】「昔はよかった」病 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】「過剰反応」社会の悪夢 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「過剰反応」社会の悪夢 (角川新書) 作者: 榎博明出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/05/10メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る Kindle版もあります。 「過剰反応」社会の悪夢 (角川新書) 作者: 榎博明出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2015/05/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 「不快に思う人もいるのだから自重しろ」−−。いつからか日は、何をしても「誰からかのネガティブな反応」を心配しなくてはならない国になった。なぜこういう事態になってしまったのか。彼らの精神構造とは。 ネットに親しんでいる人であれば、ネットが一般的なものになるにつれて、さまざまな「炎上」が繰り広げられるようになっていることも知っているはずです。 そのなかには「これは叩かれてもしょうがないな

    【読書感想】「過剰反応」社会の悪夢 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】コントに捧げた内村光良の怒り ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方 (コア新書) 作者: 戸部田誠(てれびのスキマ)出版社/メーカー: コアマガジン発売日: 2015/06/03メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 温厚に見える内村だが、いつもその奥底には「怒り」をも帯びたこだわりが渦巻いていた。(文より) 映画監督を志した青年時代、盟友・出川哲朗、戦友・松人志との出会い、そして、「コントの求道者」へ−−。 内村光良の「怒り」とは? 有吉弘行・さまぁ〜ず・バナナマンなどのブレイクを後押しした“プロデュース術”とは? デビュー30周年、「第三の全盛期」を迎えたウッチャンを、多くの証言や多岐に渡る資料を駆使し、 てれびのスキマが「テレビっ子視点」で解き明かす。 また、浅草キッド・水道橋博士が編集長を務めるメールマガジン『水道橋博士のメルマ旬報』の 人気連載「芸

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  • 【読書感想】イスラム国 テロリストが国家をつくる時 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    イスラム国 テロリストが国家をつくる時 作者: ロレッタナポリオーニ,Loretta Napoleoni,村井章子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/01/07メディア: 単行この商品を含むブログ (20件) を見る Kindle版もあります。 イスラム国 テロリストが国家をつくる時 (文春e-book) 作者: ロレッタ・ナポリオーニ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/01/22メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 対テロファイナンス専門のエコノミストが放つまったく新しい角度からの「イスラム国」―。多頭型代理戦争の間隙をつき、領土をとり、いち早く経済的自立を達成した「イスラム国」は、テロリストがつくる史上初めての国家となるのか? あの人質事件の衝撃もあって、日でも「イスラム国」に関する書籍をかな

    【読書感想】イスラム国 テロリストが国家をつくる時 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】火花 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    火花 作者: 又吉直樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/03/11メディア: 単行この商品を含むブログ (148件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。 面白いなこれ。 正直なところ、「どうせ『KAGEROU』みたいなもんだろ、アクセス稼ぎのために、サッと読んで感想書こうっと」という気持ちで読み始めたのですが、読んでいて、なんだか怖くなってきました。 「笑い」って、何なのでしょうね? 「面白さ」って、誰が、どうやって決めるのだろう? 「8.6秒バズーカー」の『ラッス

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  • 【読書感想】沈みゆく大国アメリカ ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    沈みゆく大国アメリカ (集英社新書) 作者: 堤未果出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/11/14メディア: 新書この商品を含むブログ (27件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」「高齢者は高額手術より痛み止めでOK」「一粒一〇万円の薬」「自殺率一位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」。これらは、フィクションではない。すべて、超大国で進行中の現実なのだ。石油、農業、教育、金融の領域を蝕んできた「一%の超・富裕層」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった! 堤未果さんの『アメリカ』シリーズ、今回のテーマは「医療」です。 2008年5月に、64歳の元バス運転手

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  • 【読書感想】ナタリーってこうなってたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02) 作者: 大山卓也出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2014/08/20メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る Kindle版もあります。 ナタリーってこうなってたのか YOUR BOOKS 作者: 大山卓也出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2014/09/05メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 月間3000万強のPVと90万人のTwitterフォロワーをもつ、ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」。 大ヒット映画『モテキ』の舞台にもなるなど、カルチャーファンからの認知は絶大だが、ただ閲覧者が多いのみならず、「ナタリー、ありがとう! 」と単なるニュースサイトの枠を超えて「愛され」ている稀有な存在でもある。 星の数ほどあるメディアの中で、なぜナタリー

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  • 【読書感想】広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。 作者: 田哲也,田端信太郎出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2014/07/30メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る Kindle版もあります。 広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。 作者: 田哲也,田端信太郎出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2014/07/31メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) アナと雪の女王、ハロウィン、マラソンブーム、LINE、ことりっぷ、ネスカフェアンバサダー…マス広告やメディア露出なしでもヒットは生まれる!?戦略PRの第一人者とLINE大ブレイクの仕掛人が考える「情報爆発・消費者主導の時代に、人はどうすれば動くのか?

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  • ルパン三世 ☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ 絶対に破られることがないという屈指のセキュリティーシステムが敷かれている超巨大要塞型金庫、ナヴァロンの箱舟。手にした者は世界を支配できると伝えられる秘宝クリムゾンハート・オブ・クレオパトラがそこに収蔵されているのを知ったルパン三世(小栗旬)は、天才怪盗として強奪不可能をうたったセキュリティーを突破してやろうと決意。銭形警部(浅野忠信)の追跡をかわしながら、仲間である次元大介(玉山鉄二)、石川五ェ門(綾野剛)と秘宝強奪計画を進めていく。 参考リンク(1):映画『ルパン三世』公式サイト 参考リンク(2):超映画批評『ルパン三世』3点(100点満点) なにかと話題の映画『ルパン三世』。 毎月1日のサービスデーに鑑賞。観客は10人くらいでした。 僕が観たのは平日の夕時間の回だったのですが、レイトショーは、もう少し賑わっていたようです。 ネットで観たかぎりでは、「参考リンク(2)」のよう

    ルパン三世 ☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】自分でつくるセーフティネット ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~ 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2014/07/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (15件) を見る Kindle版もあります。僕はこちらで読みました。 自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 佐々木俊尚発売日: 2014/07/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏による、まさかのビジネス戦略! 国と会社が守ってくれる時代は、もう終わり。 「ビジネス強者」になれない私たちが生き残るには……。 リストラされても、お金がなくても、会社がなくなっても ゆる~いつながりがあれば、誰かが助けてくれる! もはや、お金や会社の名前、肩書きだけでは、セーフティネットには

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  • 【読書感想】司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 (集英社新書) 作者: 一坂太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/09/13メディア: 新書この商品を含むブログ (11件) を見る Kindle版もあります。 司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰・龍馬・晋作の実像 (集英社新書) 作者: 一坂太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/03/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 国民的作家として読み継がれている司馬遼太郎。そのあまりの偉大さゆえに、司馬が書いた小説を史実であるかのように受け取る人も少なくない。しかし、ある程度の史実を踏まえているとはいえ、小説には当然ながら大胆な虚構も含まれている。司馬の作品は、どこまでが史実であり、何が創作なのか?吉田松陰、坂龍馬、高杉晋作が活躍する司馬遼太郎の名作をひもとき

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  • 【読書感想】ヘイト・スピーチとは何か ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ヘイト・スピーチとは何か (岩波新書) 作者: 師岡康子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/21メディア: 新書この商品を含むブログ (25件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 差別と侮辱、排除の言葉をマイノリティに向けて路上やネット上で撒き散らす―ヘイト・スピーチとは差別煽動である。差別も「表現の自由」として、当事者の深刻な苦しみを放置するのか。民主主義社会をも破壊する「言葉の暴力」と向き合う国際社会の経験と制度を紹介し、法規制濫用の危険性も考えながら、共に生きる社会の方途を探る。 「ヘイト・スピーチ」という言葉、最近よく耳にするようになりました。 ただ、それは最近になって増えてきた、というよりは、日でもようやく格的に問題視されるようになってきた、ということのようにも思われます。 そもそも、ヘイト・スピーチとは何か? 最近になって広まってきた言葉であり

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  • 【読書感想】ヤンキー経済 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書) 作者: 原田曜平出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/01/30メディア: 新書この商品を含むブログ (34件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「若者がモノを買わない」時代、唯一旺盛な消費欲を示しているのがヤンキー層だ。だが、ヤンキーとはいっても鉄パイプ片手に暴れ回る不良文化は今は昔、現在の主流はファッションも精神もマイルドな新ヤンキーである。書では密着取材とヒアリング調査により、「悪羅悪羅系残存ヤンキー」「ダラダラ系地元族」に分化した現代のマイルドヤンキー像を徹底解明。「給料が上がっても絶対地元を離れたくない」「家を建ててはじめて一人前」「スポーツカーより仲間と乗れるミニバンが最高」など、今後の経済を担う層の消費動向がわかる一冊。 僕のなかでの「ヤンキー」というのは、中学校や高校で校則違反の制服を着て、ガ

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  • 【読書感想】誕生日を知らない女の子 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち (集英社文庫) 作者: 黒川祥子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/11/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。 誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち (集英社学芸単行) 作者: 黒川祥子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/06/06メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 心の傷と闘う子どもたちの現実と、再生への希望。“お化けの声”が聞こえてくる美由。「カーテンのお部屋」に何時間も引きこもる雅人。家族を知らず、周囲はすべて敵だった拓海。どんなに傷ついても、実母のもとに帰りたいと願う明日香。「子どもを殺してしまうかもしれない」と虐待の連鎖に苦しむ沙織。そして、彼らに寄り添い、再生へと導く医師や里親たち。家族

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  • かぐや姫の物語 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    かぐや姫の物語 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2014/12/03メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (25件) を見る あらすじ: 今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり……。 参考リンク:映画『かぐや姫の物語』公式サイト 2013年34目。 火曜日のレイトショーで鑑賞。 観客は、僕も含めて10人くらい。男性ひとりで来ている人が意外に多かったです。 しかし、公開4日目としては、けっこう空いているような。 まあ、平日だし、子どもが来られない時間帯だから、そんなものなの

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  • なぜ、Amazonで本を買わないの? - 琥珀色の戯言

    参考リンク:消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も− 毎日jp(毎日新聞) この記事を読んで、ずっと考えていたんですよね、「リアル書店は、どうすれば生き残れるんだろうか?」って。 なんのかんの言っても、僕は「屋さん」が大好きなので。 でも、「値段も同じで、配達してくれて、品揃えもよければ、Amazonで買うよね」と言われると「まあそうですよね」としか言いようがないのも事実ではあります。 都会には巨大な新刊書店がたくさんあるけれど、人口数万人レベルの地方都市では、TSUTAYAが最大の新刊書店、なんていうことも少なくありません。 リアル書店も時代とともに変遷しつづけているのです。 村上春樹の『ノルウェイの森』は1970年くらいの話なのですが、その時代、僕が生まれたくらいの時点で、すでに「商店街の小規模家族経営書店」の経営が厳しくなっていることが描かれています(ミドリの実家のこと)

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  • 【読書感想】IOC: オリンピックを動かす巨大組織 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    IOC: オリンピックを動かす巨大組織 作者: 猪谷千春出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/02/28メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る Kindle版もあります。僕はこちらで読みました(紙のよりかなり安くなっています)。 IOC―オリンピックを動かす巨大組織― 作者: 猪谷千春出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/08/30メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 五輪開催地はいかに決まるのか? 招致レースに挑む東京に勝算はあるか? 十億人とも言われる観戦者、放映権やスポンサーシップに絡んだ巨額マネー……。“世界最大の祭典"オリンピックを操るIOCとは何者か? 三〇年にわたり委員として精力的に活動し、副会長も務めた著者が、その知られざる全貌を明かす。サマランチ元会長の独裁体制の功罪、大阪の五輪

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  • 【読書感想】風に吹かれて ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    風に吹かれて 作者: 鈴木敏夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/08/10メディア: 単行この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 宮崎駿、高畑勲という二人の天才を支え続けてきた、 スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫のすべて。 インタビュアー、渋谷陽一が名プロデューサーの足跡を辿り、その思想に迫る。 「鈴木敏夫は、アニメの神様がこの世に送った使者だ」――渋谷陽一。 名古屋で過ごした少年時代から、学生運動に揺れた大学時代、 『アニメージュ』の編集長として二足の草鞋を履きながら、 「風の谷のナウシカ」などを完成させる徳間時代、 プロデューサーとして、日映画の記録を塗り替えたジブリ時代、そして現在――。 「風立ちぬ」公開を直前にして、ジブリを、そして自分自身を語り尽くした8時間のインタビュー。 あわせて、「アリエッティ」「コクリコ坂」などの公開前インタビュー

    【読書感想】風に吹かれて ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言