星条旗の表象する人権とは何か、[twitter:@hokusyu82]氏の下記ツイートに首をかしげた。 紅白の縞は独立当初の州の数。左肩の星は現在の州の数。星条旗はそういう旗だろう。 当初については、まだしも大英帝国から植民地に追いやられた人々の立場を読むことができる。しかし、その後に州を増やしていった経緯は、先住民の存在を思いいたす限り、どうにも擁護の余地はない。もちろん「独立」当初でも、先住民から土地を奪ったという重層的な関係が間違いなくある。ロシア帝国から購入したアラスカ州などの少数を例外として、星条旗は星一つ一つが明らかな簒奪の歴史だ。 由来に諸説はありつつ、初期から自由平等博愛の意味がこめられていた仏三色旗と同列にあつかう気にはなれない。 上記ツイートを見る限り、さすがにhokusyu82氏は私よりずっと学んでいることはわかる。しかし読みかえによって表象が変えられることを認めるな