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批評に関するguutarouのブックマーク (29)

  • 何故『セブン』がバッド・エンドなのか - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    ※いきがかり上『セブン』『カサブランカ』『ドラゴン 怒りの鉄拳』『ガメラ3 邪神〈イリス〉降臨』のエンディングについて書いています。 デビッド・フィンチャー監督の出世作『セブン』は宗教がらみの深淵なテーマや徹底した後味の悪さも含め『羊たちの沈黙』以降のサイコホラーブームの中でも飛び抜けた存在として語られています。その『セブン』がハッピーエンドだったというブログエントリーが注目されています。 何故『セブン』はハッピー・エンドなのか http://k.onodera.blog.ag/index.php/k.onodera/00000000000000016134 要約すると、ジョン・ドーは憤怒の罪の犠牲者として死にたかったのに、ミルズはその敬虔なクリスチャン性を発揮し、他人の罪を引き受ける犠牲的で崇高な精神の元で引き金を引いたので、ジョン・ドーは決して「憤怒の罪」の犠牲にはならなかった。 サマ

    何故『セブン』がバッド・エンドなのか - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
  • hirax.net::「ゴッホの本当のすごさを知った日」の「最も間違っている部分」

    最新記事(inside out)へ  | 年と月を指定して記事を読む(クリック!) / 2001/ 2002/ 2003/ 2004/ 2005/ 2006/ 2007/ 2008/ 2009/ 2010/ 2011/ 2012/ 2013/ 2014/ 2015/ 2016/ 2017/ 2018/ 2019/ 2020/ 2011年9月 を読む << 2011年10月 を読む >> 2011年11月 を読む 「asada's memorandum (ゴッホの当のすごさを知った日)」を読みました。この内容が、実に間違った論証の典型的パターンに陥っていました。そこで、「ゴッホの当のすごさを知った日」の論旨が「どのように間違っているか」について書きます。さらに、19世紀 後期印象派の画家であるゴッホの色彩について、「ゴッホの当のすごさを知った日」で書かれていることとは「違うこと」を示し

  • 真鍋昌平『闇金ウシジマくん』――呉智英の「平板さ」にもふれて - 紙屋研究所

    真鍋昌平『闇金ウシジマくん』 ――呉智英の「平板さ」にもふれて ※9巻の感想はこちら 前回につづいてまた呉智英ネタで申し訳ない。 前回ぼくは、呉について、オタク的知識の幅広さ、古典や教養をひも解くペダンチズムゆえに面白いけども、その論じ方に「平板さ」があって、それは呉が戦後民主主義や左翼的良識への対決を売り物にしてきたために、その仮想敵の影響力が小さくなった現在では単純な対決図式だけが残ってしまったことを起源にしている、というむねを述べた。 この「平板さ」について、『団地ともお』や梶原一騎、近藤ようこの作品などを例にぼくはのべたが、たとえばそういう「平板さ」は、『闇金ウシジマくん』の読みなどにも現れてしまう。 呉は『マンガ狂につける薬 下学上達篇』において、「爛熟した文明に出現した『下流』」と題して、三浦展『下流社会』とあわせて真鍋昌平『闇金ウシジマくん』を評している。 はじめに結論を書い

  • ガンバと日本代表と浦和の今後のお話 - pal-9999のサッカーレポート

    ちょっと思う所があり、今日は題名通りのお話でも。結構、とりとめのない内容ですが。 と、その前に、欧州サッカー批評で、 スーペル・デポルを作り上げた名監督、ハビエル・イレルタのインタビューがあったんで、そいつをちょいと引用します。黒字がインタビュアーです。 現代のサッカーの戦術をどのように分析していますか? 「数年前までカウンター戦術が勝利のために有効と思われてきたが、ユーロ2008とスペイン代表の優勝と昨季のバルセロナの三冠で、現在はポゼッション戦術への評価が高まっている。 戦術というものは守備をベースに真価してきており、現代のトレンドは『最高の守備はボールをもって攻撃すること』というポゼッション戦術的な考え方だ」 ただ、ポゼッション戦術を採用するためにはシャビ、イニエスタのような選手を抱える必要があるので、普通のチームがやろうと思ってできるものではありません。 「その通り。スペイン代表も

    ガンバと日本代表と浦和の今後のお話 - pal-9999のサッカーレポート
  • メッシとルーニー、現代サッカーが生んだ2人の“ニュータイプ” - サッカーキング - 世界のサッカー情報サイト

    文協力=スコット・シールズ ■攻撃サッカーが復活した2つの理由 当然の話だが、対象に近づけば近づくほど全体を見渡すことは難しくなる。昨年、インテルが慎重かつ抜け目のないサッカーでチャンピオンズリーグを制した後、悲劇的なほど冒険心に欠けたワールドカップを経て、我々は「リスクを回避するサッカー」の時代が幕を開けたと考えた。 だが、そうではなかった。ジョゼ・モウリーニョがビッグイヤーを掲げた1年後、バルセロナとマンチェスター・ユナイテッドはともに攻撃的なサッカーでチャンピオンズリーグ決勝へと勝ち上がり、ウェンブリーでも堂々と打ち合いを演じた。試合は一方的な内容だったかもしれないが、そこには攻撃サッカーの魅力が詰まっていた。 これはどういうことだろう。ホルヘ・バルダーノがかつて予言したように「サッカー界に格的にテレビの時代が訪れた」ということなのだろうか? 確かに、ヨーロッパの各クラブは以

  • The Red Diptych

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  • Amazon.co.jp: M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究: 菊地成孔, 大谷能生: 本

    Amazon.co.jp: M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究: 菊地成孔, 大谷能生: 本
  • 音楽産業と音楽愛好者〜ベンヤミンを超えて | DJmagimixslowdown

    1996年9月、欧州音楽局(EMO)は「欧州のなかの音楽Music in Europe)」という調査報告書を公開した。この報告書の後半は「欧州のなかの音楽文化、そして社会(Music, Culture and Society in Europe)」というタイトルがつけられ、ポール・ルーテンが編集したものであった。それは、欧州連合のなかにおける音楽文化的価値について、6つの批評的な試論と五つの事例研究を収めたものである。論は、アントワーヌ・エニョンが音楽の世界におけるアマチュアの役割について、同報告書のために書いたものである。 1996年9月、欧州音楽局(EMO)は「欧州のなかの音楽Music in Europe)」という調査報告書を公開した。この報告書の後半は「欧州のなかの音楽文化、そして社会(Music, Culture and Society in Europe)」というタ

  • 歩くシーンを入れると素人臭くなるらしい。 - シン・くりごはんが嫌い

    10年以上前になる。当時北野武の映画に衝撃を受け、何か彼の映画のことが載ってるはないかと探していたら、ロードショーだったか、スクリーンだったかで、たまたま北野武が特集されていたので、思わず購入した。その時にこんな一文が載っていたのを今でも覚えている。 歩くシーンを入れるというのは素人がよくやることで「その男、凶暴につき」はそのせいで素人っぽい印象となった。 細かいニュアンスなど違いはあるかもしれないが、その時にやたらと驚いてしまった。 なぜかというと、ぼくは映画において、歩くシーンがとても好きだったからだ。 映画評論家である故・淀川長治氏は「映画というのは感性が作る娯楽芸術」だと言っていた。つまりテクニックや演出のうまいヘタはあまり関係ないということになる。歌がうまいから心に響くかというとそんなことはなく、それだったらセックス・ピストルズがロック史を塗り替えることなんてなかったのだ。 正

    歩くシーンを入れると素人臭くなるらしい。 - シン・くりごはんが嫌い
  • 連載「現場から遠く離れて」第一章 ゼロ年代は「現場」の時代だった 【3】 - WEBスナイパー

    第一章 ゼロ年代は「現場」の時代だった 【3】 ネット時代の技術を前に我々が現実を認識する手段は変わり続け、現実は仮想世界との差異を狭めていく。日々拡散し続ける状況に対して、人々は特権的な受容体験を希求する――「現場」。だが、それはそもそも何なのか。「現場」は、同じ場所、同じ体験、同じ経験を持つということについて、我々に質的な問いを突きつける。昨今のポップカルチャーが求めてきたリアリティの変遷を、時代とジャンルを横断しながら検証する、さやわか氏の批評シリーズ連載。 宇川はおそらく、先に挙げたインタビューの中で、日のクラブカルチャーが付加する意味合いを込めて「現場」という言葉を発している。つまりこれには「事件や事故が実際に起こった場所。また、現にそれが起こっている場所。げんじょう」(大辞林より)という原義を越えた含意がある。文化人類学者のイアン・コンドリーは、この言葉を特に日のヒップホ

  • 日本サッカーに欠けているのは「メンタルトレーニング」 - ajickr blog

    サッカー批評45号を読んでいて、非常に興味深い記事に出会った。こんな視点で語られるものは珍しいので、備忘録と自分なりの理解の整理ということでアーカイブしておく。 実はアフリカのチームなどは日より科学的なトレーニングをやっています。アトランタオリンピックのときにナイジェリアの代表が1年前からアメリカに留学していたんですよ。ちょうどそこの英語学校でうちのかみさんが教えていて、そのときに『うちの旦那がメンタルトレーニングをやっているんだ』と代表に伝えたら彼等は興味があると。そこでコーチがメンタルトレーニングについて僕の話を聞きにきて、僕が書いた英語のレポートとかを読み出した。それで、アフリカは身体能力だけじゃないなと思ったわけです。逆に言えば、日人はどうしても身体の差が大きいって言うけど、それ以上に向こうはちゃんとしたことをやっています。 こんなことがあったって知ってた人います? ボクは知ら

  • レーベル運営の悲喜交々:HMV渋谷閉店にまつわる僕の見解

    HMV渋谷閉店にまつわる僕の見解 連日、大きく報道されていたのでご案内だとは思いますが、先日、HMV渋谷店が閉店しました。 CDが売れない時代になった。 配信に小売店が押されはじめた。 アマゾンが販売をほぼ独占し始めた。 そして、ユーザーの音楽への接し方が変わってきた。 そんな事が、今回の閉店の理由として、説明するメディアが多かった。 いや、ほぼすべてが、それらを理由としていただろう。 ご存知、HMV渋谷は、90年代のある一時期には文化発信基地としての役割を担い、そこからは渋谷系と呼ばれる音楽を世に広めたりした功績を残した。ブームの中心にいつもいるお店だった事は、確かだ。 僕も、この店には通い詰めた。80年代中盤はタワーレコード渋谷店と、LOFTの一階にあったWAVE渋谷店が輸入盤という存在を一般的にした。そこは、外国の香りでいっぱいだった。 80年代後半は、六木WAVEが知られざる世界

  • 「接近しつつあるDQNとオタク」の小考察 - KAZAANATOMY

    続々と「パチンコ台」化される「エヴァ・アクエリオンなどのアニメコンテンツ」 「エアロのついたスポーツカーやミニバン」にアニメのキャラをあしらった「痛車」 「初音ミク」のコスプレをした「アニヲタのキックボクサー」「長島☆自演乙☆雄一郎」 「メイドのコスプレ」を身にまとった「珍走団」 そう、上記4つの現象には共通点がある。それは、リアルな社会において「低俗」とされているいわばDQNな文化と、アニメ・コスプレといったいわゆるオタク文化が共存していることである。 俺は、最近起こっている、このようなオタク文化とDQN文化の融合現象が不思議でならない。何故このようなことが起こるのだろうか。 オタク文化とDQN文化は、来混ざり合うことは無いように思われる。両者とも互いの存在は嫌悪の対象だったはずである。それが最近になって両者の距離は、徐々に近づきあるようにさえ思えるのだ。むろん、両者の嫌悪感情が消滅

    「接近しつつあるDQNとオタク」の小考察 - KAZAANATOMY
  • SYNODOS -シノドス-

    「0.99ショック」をきっかけに東京の出生率の低さに再び注目が集まっています。2か月ほど前に公表された人口戦略会議(議長=三村明夫・日製鉄名誉会長)の報告書では、東京都の16の区をはじめとする25の自治体が「ブラックホール型自治体」とされ、東京は「人を吸い込むブラックホール」であると報じる新聞やテレビのニュースもありました。 0.99という数字に象徴されるように、東京が子...

    SYNODOS -シノドス-
  • 「テクストの読み方」という能力

    「人文学の世界で「テクストが読める」ということは、自然科学の世界で「数学ができる」というのと同じぐらいの重みがある」 @mixingaleさんのつぶやき http://twitter.com/mixingale/status/2751975867 に端を発した@tricken @t_hayashi @at_akada @tsurock @mixingaleさん達のつぶやきを中心にまとめました.

    「テクストの読み方」という能力
  • 読む宇多丸 - TOWER RECORDS ONLINE

    連載 NEW OPUSコラム 公開 2010/03/20 16:30 更新 2010/03/26 22:17 ソース bounce 319号 (2010年3月25日発行) テキスト 文/出嶌孝次 音楽界きっての論客にして映画博徒……マイクの刺客がまたやってきた!! 写真:わだりか 休止期間をものともしない結果を出したRHYMESTERの『マニフェスト』ですが、その期間がむしろ絶好の〈タメ〉として醸成されたのは、BUBKA誌の連載「マブ論」やTBSラジオの番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」など、新たな層の支持を地固めした宇多丸の活動ぶりからもあきらかでしょう。今回はちょうどいいタイミングで登場した書籍2冊を紹介します。ちなみにどっちもトイレで読んだりしたら出られなくなるので注意が必要ですよ……。 まず、〈増補新装版〉で再登場した「ブラスト公論 誰もが豪邸に住みたがってるわ

    読む宇多丸 - TOWER RECORDS ONLINE
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

    guutarou
    guutarou 2010/02/26
    サンプラザ歌丸
  • ダースレイダー『zen la rock!!』

    ダースレイダー Official Blog「一瞬一秒をFUNKしろ!ROCKしろ!爆破しろ!」Powered by Ameba ダースレイダー こと片目のダースの叔父貴、日々の出来事を綴るブログ!Powered by Ameba 去年リリースされた大人のキャメバム、ヒップホップの幅をぐっと広げてくれた一発が。 ZEN LA ROCKの「NIGHT OF ART」だと思う。みんなもちゃんとチェックしてるよな? とにかくキモチええアルバムなんだけど、そのリリパの映像がアップされてたので・・・ 紹介します! こちキャメ! CISCO坂でも一番持ってってたからな~。 そういや、CISCO坂のZEN LAのヴァースが分からないって言ってる人がいたけど。 そういう人は「HIPHOPの根的な快感原則」をまだ理解してない可能性があるから・・・ BIZ MARKEYとNICE&SMOOTHのアルバムをとり

    ダースレイダー『zen la rock!!』
  • 「アバター」が映すアメリカの苦悩:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 人気のSF映画アバター」。もうご覧になった読者も少なくないだろう。1997年の話題作「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が、3次元映像技術を練り上げ、12年ぶりに放った大作だ。前評判通りの超話題作となった。 我々は「野蛮な文明人」なのかという自問 この映画を見て、私はすぐにケビン・コスナー主演・監督の映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990年)を思い出した。19世紀半ばのアメリカ西部を舞台に、フロンティアで遭遇したインディアン部族に惹かれていく騎兵隊中尉を主人公にした物語である。 19世紀当時、「野蛮」「未開」のイメージ一色のインディアン部族が、実はスピリチュアルな文化を持ち、気高い人間であることが描かれる。一方で「文明人」である

    「アバター」が映すアメリカの苦悩:日経ビジネスオンライン
  • ユニクロの挑戦からタタの衝撃へ

    山形浩生 『エコノミスト』増刊号 2009/8/10 pp.114-16 (pdf版) 要約:途上国は、すでに先進国の安かろう悪かろうの劣化バージョンにとどまらない新しいカテゴリーの製品を生み出しつつある。ネットブックの台頭、タタ自動車のナノなどはその代表格だ。いまはそれを嘲笑する日メーカーは、いずれいまのGMと同じ命運をたどるかもしれない。 ユニクロが我々の買い物行動の中で市民権を得て、すでにかなりたつ。そこそこの品質で、そこそこよいデザインのものをそこそこ安く売るという戦略が、日でも十分に受け入れられるようになってきたということではある。だが、それが当初かなり大きな衝撃だったことは、まだ多くの方が記憶しているのではないか。 当初は確かにユニクロに対して多くの人はアンビバレントな感情を抱いていた。二年ほど前に、「ユニばれ」なる表現がはやっていると一部で報道されたことがあった。学校でユ