前回からの続きで本編最終回です。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編)←ココ - 今回は4浪目を新聞配達の住み込みで開始するところから。 新聞配達をすることを決めた僕はその年の3月下旬には引越しを終えて、新聞配達の仕事をはじめることになった。 ここの新聞配達のシゴトは、朝3時くらいから始まる。 この店は、みな住み込みで働く新聞奨学生ばかりの店だったので、そのころに起き出して店にやってくる。郊外の店だと、アルバイトの主婦の人が家から来るところもある。 新聞奨学生というのは、新聞社が各社で制度として運営している。学生は新聞配達をする代わりに生活費と学費を出してもらうというもの。一見すると、福祉事業に見えるが、そういう学生支援事業として思って入るとエライ目に合う。とは