タグ

ブックマーク / www.dommune.com (9)

  • interview with Haiiro De Rossi ヒップホップ・アゲインスト・レイシズム - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    Home > Features > Interview > interview with Haiiro De Rossi ヒップホップ・アゲインスト・レイシズム――ハイイロ・デ・ロッシ、インタヴュー ハイイロ・デ・ロッシとタクマ・ザ・グレイトという若き勇敢なふたりのラッパーによる「WE'RE THE SAME ASIAN」はいわばヒップホップ・アゲインスト・レイシズムである。ラップ・ミュージックによる人種差別や排外主義への強烈かつ的確なカウンター・パンチであり、今日の日において非常に重要な問題を提起している。 彼らが昨年の11月28日にYouTubeにアップした「WE'RE THE SAME ASIAN」はすぐさまYAHOO! ニュースへ飛び火し、YouTubeには彼らにたいするアンサー・ソングがアップされる。「日のラッパーが中国韓国との差別解消を訴える」と題されたYAHOO!の記事

    interview with Haiiro De Rossi ヒップホップ・アゲインスト・レイシズム - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
  • interview with Simi lab 異邦人たちの夢 - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    神奈川県は相模原を拠点とするヒップホップ・ポッセ、シミラボはまだオリジナル・アルバムを出していない。が、しかし、彼らが2009年12月にYouTubeに何気なくアップした1のミュージック・ヴィデオの衝撃だけで、彼らを現時点でele-kingに紹介するのには十分であると確信している。 シミラボは突如として現れた異邦人たちである。これはある意味でメタファーであるが、そうでないとも言える。彼らの存在はわれわれが生きる社会の常識や固定観念に揺さぶりをかけているようにさえ思える。たかがヒップホップ・グループと侮ってはいけない。 "WALKMAN"と名付けられた曲のMVには、ふたりの黒人男性のラッパーとラテン系と思しき女性ラッパー、そして小柄な東洋系の男性ラッパーが登場する。と、何の情報もなかった僕は最初そう認識した。妖しげなミニマル・ファンク・トラックの上で4人全員が日語でラップしている。それが

    interview with Simi lab 異邦人たちの夢 - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
  • #7:DIY主義者たちの小さな革命 - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    ほんのわずかだが、この1~2年で変化を感じている。例を挙げてみよう。 Julian Lynch - Mare (Olde English Spelling Bee) Donovan Quinn & The 13th Month - Your Wicked Man (Soft Abuse) High Wolf - Ascension (Not Not Fun Records) Candy Claws - Hidden Lands (Twosyllable Records) The Samps - The Samps (Mexican Summer) 以上はこの8月に買ったレコードのいちぶで、音楽性はそれぞれフォーク・ロック、チルウェイヴ、エクスペリメンタル/アンビエント、サイケデリック......バラバラだが、この5枚には興味深い共通点がある。 1. すべてが12インチのヴァイナルであること

  • 第4回 人々を音楽にする仕事 - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    今年、初めての休みに三軒茶屋まで散歩して...とはいえ、やはり仕事がらみで浜田淳に会った。入稿し終えたばかりの『裏アンビエント・ミュージック 1960-2010』(INFAS)にどうしても差し替えたい盤があり、彼にミッキー・ハートのCDを売ってもらったのである。来ならば振込みを確認してから送ってもらうというシステムに従うべきなんだろうけれど、校了までのわずかな時間に入手しなければ間に合わないので、直接会って売ってもらうことにしたのである。そのついでにどっちがどれだけワールドカップについて知らないかを確認し合い(多分、僕の勝ち)、くだらない話題のオン・パレードで時間は過ぎていった。あまり時間を気にせず、人と話をしたのが久しぶりだったので「休んだー」という実感が残った1日だった。 その時、浜ちゃんが『ジョニー・B・グッジョブ』(カンゼン)というをくれた。「いつの間に書いたの?」「1年かかり

  • "生きる"勇気――B.I.G JOE - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    この国のラップ・ミュージックにおけるイリーガルなトピックやニュースを単純に善悪の問題へと矮小化することは、つまり、その背後にある人間の苦悩や葛藤、文化や社会の複雑さや質から目を背ける愚かな行為と言わざるを得ない。 すでに1ヶ月以上も前のことだが、5月14日、池袋のヒップホップ・クラブ〈bed〉にビッグ・ジョーのライヴを観に出かけた。終電後、家のある中野から1時間かけて歩いた。〈KAIKOO POPWAVE FESTIVAL '10〉でのライヴを友だちと酒盛りに興じる間に見逃してしまったことを後悔していた。だから、その日は、酒は控え目にして、ライヴの時間を待っていた。ビッグ・ジョーは、「WORLD IS OURS」と冠された全国ツアーの一環で東京を訪れ、MSCの漢らが主催する〈MONSTER BOX〉に出演していたのだ。ハードでタフなスタイルを愛するBボーイが集まる、ハードコア・ヒップホッ

    "生きる"勇気――B.I.G JOE - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
  • interview with Tim Lawrence クラブ・カルチャーの哲学 - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    ティム・ローレンスによる著書『アーサー・ラッセル(原題:Hold On to Your Dreams)』は、意義深いである。自分が監修しているから言うわけではない。このが売れようが売れまいが、僕のギャラは変わらない。 最初出版社のY氏からこの仕事を依頼されたとき、内心「嘘でしょ!」と思った。いくらなんでもアーサー・ラッセル......それは無謀である。職業音楽ライターのあいだでもたいして知られていないし、ただでさえが売れないこの時代にアーサー・ラッセルとは......、たしかに偉大なアーティストに違いないが......、僕はY氏に「大丈夫ですか?」と訊き直したほどだった。 ところがこの仕事に携わり、訳のほうが2章まで進んだ時点で、僕は素晴らしい著書に関われたと感激した。モダン・ラヴァーズの話まで出てくるとは思わなかったし、『アーサー・ラッセル』は、当初僕が想像していたよりもずいぶんス

    interview with Tim Lawrence クラブ・カルチャーの哲学 - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
  • Hard Talk ― 対談:環ROY × 二木 信 ― | ele-king

    わざと日語ラップ・シーンに言及しているのに、そこを残念って言われても困る。そういう意図でやってるんだから。――環ロイ 提灯記事ばっかりなのが、また日語ラップの閉鎖性だと思うよ。というか、それが普通だと思って納得しているのはおかしいよ。――二木信 あっという間だった。環ロイと僕、そして同席したくれたY氏は渋谷の喫茶店で3時間ぶっ通しで話し込んだ。相手の話を真剣に聞き、自分の言葉で語り、そして時に沈黙した。最初、環ロイが待ち合わせ場所の喫茶店に入って来たとき、こちらの想像以上に殺気立っているように感じられた。いや、怒っていたのかもしれない。 この話は2ヶ月以上前に遡る。2月頭、僕が書いた環ロイの2作目となるソロ・アルバム『BREAK BOY』のレヴューが『ele-king』にアップされた。その後、環ロイから反論のメールが僕の元に届く。反論の中身については環ロイ自身の言葉に譲るが、メールはけ

    Hard Talk ― 対談:環ROY × 二木 信 ― | ele-king
  • DOMMUNE

    北出栞『「世界の終わり」を紡ぐあなたへ ―デジタルテクノロジーと「切なさ」の編集術』 刊行記念 ■太田出版 Presents「Y2K・ボーカロイド・現代美術―〈セカイ系〉文化論の現在地」●出演:北出栞、柴那典、宇川直宏、藤田直哉、布施琳太郎 ● Performance(収録):KAIRUI×米澤柊、Telematic Visions×cosgaso 「詳説・HYPERTEXT」SAPPORO POSSE ONLINE#1 ●TALK:SAPPORO POSSE、ばるぼら、持田保 ●ILLUMINATI CARD PLAYER:with 宇川直宏 ●DJ:banana|BROADJ#3285 「カウンターカルチャーと陰謀論」を軸に音楽・文学・オカルト・インターネット・スピリチュアルを貫き通す!!

    DOMMUNE
  • Album Reviews | 神聖かまってちゃん - ele-king Powerd by DOMMUNE

    ハスラー・ラップが、現代の日に生まれつつある新たな貧困層予備軍の恐れと苛立ちを音楽で表現する、政治的に最先端のジャンルだとしたら、この国のインディ・ロックではまだまだ(80年代の延長線としての)90年代を引きずり続けるようなモラトリアムなバンドが幅を利かせていて、そんな中、昨年、久々に切羽詰った音を聴いたなと思ったのが神聖かまってちゃんだった。この、理性のある大人だったら間違いなく苛立つだろう、ふざけた名前を掲げる4人組みは、実際、メンバーは20代前半という若さで、ライヴハウスよりもインターネットを拠点に活動して来たという点、所謂2ちゃん用語やアニメからの引用を好んで使う点等も含め、そのセンスの端々に、ある世代より上はジェネレーション的/カルチャー的ギャップを感じるに違いない。しかし、新しいものというものはいつだって違和感から生まれてくるのだ。 そんな通称"かまってちゃん"が最初に名を挙

  • 1