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ブックマーク / ameblo.jp/kokkoippan (10)

  • 『ブラック企業肯定論と体罰肯定論は同根-若者をシバけば良くなるという日本社会の病』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 1月17日、ニコニコ生放送「饒舌大陸」の「ブラック企業い殺されない生き方」を視聴しました。『ブラック企業 日いつぶす妖怪』(文春新書) が話題になっている今野晴貴さん(NPO法人POSSE代表) をゲストに迎え、飯田泰之さん(経済学者)と常見陽平さん(人材コンサルタント)が語り合うというものでしたが、すでに今野さんによる「ブラック企業の論点」については、以前のエントリー「若者の心身破壊し命も奪うブラック企業-1日で連続11時間は休息とする長時間労働の法的歯止め必要」 で紹介していますので、これを前提にして、以下、今回のニコニコ生放送を聞いていて、私がメモしたところでごく一部分の断片に過ぎませんが紹介しておきます。(※以下、敬称略。by文責ノックオン。ツイッターア

  • 『高校授業料無償化の存続と充実に関する緊急要望書-「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク』

    ※「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークの緊急要望書を紹介します。 高校授業料無償化の存続と充実に関する緊急要望書 日(2011年8月8日)、特例公債法案成立の前提として、高校授業料無償化など3つの制度の見直し・撤回について協議がなされると報道されております。 私どもは、日における子ども・若者が置かれている厳しい生活状況を憂慮し、子ども・若者が将来への希望をはぐくみ、夢を諦めずに笑顔で生きていくことができるよう、活動を続けております。以下のような現状を鑑み、高校授業料無償化(現:公立高校授業料不徴収・高等学校等就学支援金)の存続と学校教育費を含む教育費の実質無償化に向けた更なる充実について緊急に要望いたします。 (1)高校授業料無償化は、「ばらまき」政策ではありません。 すべての子どもに、教育の機会均等による教育を受ける権利を保障することは、子どもの権利保障の根幹です。日教育

  • 『ピンハネ率93%・核燃料プールに潜る外国人労働者-重層的下請構造で使い捨てられる福島原発労働者』

    一昨日(8月4日)、日弁連主催の「原発労働問題シンポジウム」に参加しました。とても内容の濃いシンポジウムでしたが、なかでも福島原発労働者からの相談活動を事故前から日常的に取り組まれている福島県いわき市の渡辺博之市議による「原発労働問題~現場からの報告」は、驚きの連続でしたのでその要旨を紹介します。(by文責ノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty) 福島第1原発の労働者の多くが宿泊する福島県いわき市で市議会議員をやっています渡辺博之です。 上の図は私が作成した「原発の重層的下請構造の構図」です。 東京電力から日立や東芝などプラントメーカーなどへの発注のほか、「東電御三家」と呼ばれている「東電工業」「東京エネシス」「東電環境」という2次下請の企業に発注されます。この「東電御三家」の下に、3次下請となる「常駐下請」の企業がそれぞれ20社ぐらいずつぶら下がっています。 さらに、

    『ピンハネ率93%・核燃料プールに潜る外国人労働者-重層的下請構造で使い捨てられる福島原発労働者』
  • 『ドイツはあと12年で脱原発へ-天災は止められへん。けど、原発は止められる』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 ※転載・コピー大歓迎のPDFファイル が届きました。“2人のなにわのマダム”が語るとてもわかりやすい原発問題についての解説です。ひとりでも多くの方に読んでもらいたいので、携帯でも読めるように、テキストで紹介します。(byノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty) 天災は止められへん。 けど、原発は止められる ▼自然の力の凄さ ◆ はあ~、震災からまったく落ち着かんのよ。津波の映像を見た時には、声もなかったわ。 ◇ 呆然として、後から泣いたよ。どれだけの人が犠牲になったかと思って。 ◆ いつもは自然の恵みを受け取っているけど、自然は牙をむくとホンマ恐ろしい…。 ◇ 自然に「想定内」はないんやなぁ。神戸の大震災やインドネシアの津波とかで分かっていたつもりやっ

    『ドイツはあと12年で脱原発へ-天災は止められへん。けど、原発は止められる』
  • 『奨学金の理念に反する「社会貢献活動」の無利子貸与条件化』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 ※「奨学金の会」の声明を紹介します。 奨学金の理念に反する「社会貢献活動」の 無利子貸与条件化 奨学金の「目的外使用」は許されない 2010年10月21日、読売新聞は「無利子奨学金の貸与を大学生らが受ける際の条件について、成績や世帯収入に加え新たに『社会貢献活動への参加』を追加する」方針を文部科学省が固めたと報道しました。これは2011年度概算要求の「政策コンテスト」にむけて、文部科学省の鈴木寛副大臣がホームページで「【高等教育関連】我が国の将来を担う『強い人材』を育成するため、大学の機能強化や学生の学びへの支援に必要な方策は?」と問いかけた重点項目の中にも書かれています。すなわち「①『学びたい人を応援します』――学生生活を通じて社会的自立を図り、『新しい公共』の担い手と

  • 『競争が子どもの学力と幸せ奪う - テストやめ学力世界一のフィンランド、競争で学力低下させる日本』

    競争が子どもの学力と幸せ奪う - テストやめ学力世界一のフィンランド、競争で学力低下させる日 | すくらむ 全労連女性部が結成20周年記念で「北欧スタディツアー」というのを企画し、フィンランドとデンマークに一昨日から一週間ほど出かけています。国公一般からもブレッド&ローズさんが参加していますので、帰国後にブログで報告してもらうとして、私の方からはフィンランドの教育について若干思い出したことがあったのでエントリーをあげておきます。 私の学生時代の恩師のひとりに教育学者の田中孝彦先生がいます。田中孝彦先生は、東京大学や北海道大学などの教授をつとめられ、現在は武庫川女子大学の教授をされています。私は教職課程は取っていなかったので田中先生の授業を直接は受けていないのですが、サークルの顧問や学生自治会などでお世話になりました。大学卒業後も田中先生の講演を何度か聴いていますので、以下、田中先生がフィ

  • 『奨学金が返せない - 若者の貧困に追い討ちをかけ、国際人権規約から逸脱する日本の奨学金制度』

    奨学金が返せない - 若者の貧困に追い討ちをかけ、国際人権規約から逸脱する日の奨学金制度 | すくらむ 上のグラフは、文部科学省のホームページに9月7日にアップされた『図表でみる教育 OECDインディケータ(2010年版)』の中で、最初に登場する国際比較です。日の公的教育支出は対GDP比3.3%しかなく、OECD加盟国(各国平均4.8%)の中で最下位です。 OECDは、「教育は、未来への投資である」として、「教育投資された公共資源は、最終的に大きな税収となって国に還元される。OECD諸国では、高等教育を修了した男性は、後期中等教育までしか修了しない場合と比較すると、所得税及び社会保障などに対する寄与として、119,000ドルの付加価値を生み出すと試算される。この額は、それに投資された公財政を差し引いたとしても86,000ドルとなり、高等教育に対する公共投資額(一人当たり)の約3倍とな

    『奨学金が返せない - 若者の貧困に追い討ちをかけ、国際人権規約から逸脱する日本の奨学金制度』
  • 『子どもをつぶす日本社会の歪みと「月あかりの下で」希望を語り人間を再生する定時制高校』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 ドキュメンタリー映画「月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~」を先日の日曜日に観ました。一緒に観たうちのかみさんは、教員免許を持ってるけど教師にならなかった人なのですが、この映画を観終わった後すぐ「やっぱり、教師になれば良かった」と涙目でつぶやいていました。私の方は教師になろうと一度も思ったことがない人間ですが、映画の冒頭から終わりまで、ほぼ涙でウルウル状態でした。 煙草の火で腕に根性焼きの跡をたくさんつくり、派手なメイクで身を固め、机の上に寝そべり教師に暴言を吐く生徒、家庭内暴力が原因で登校できなくなった生徒、リストカットを繰り返してしまう生徒、お酒を飲んで酔って登校する生徒、教室で5分と座っていられない生徒…彼らのやわらかな心は、社会・家庭・学校の歪みによって傷つき、

  • 『日本のみ貧困層収奪の税・社会保障を完備 - 消費税は貧困層に上位層の2倍の負担強いる貧困推進税』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 一昨日のエントリー「失業・生活苦の自殺が急増し富裕層資産が激増する世界第2位の富裕層大国ニッポン」 を前振りにしての続きです。(全面展開はあきらめて、コツコツと1つずつ行きたいと思います) いまの日社会は、一方に富が蓄積され、もう一方に貧困が蓄積されてしまう倒錯した税・社会保障システムを持っています。その倒錯したシステムの一端を示すデータを紹介します。 下のデータは、それぞれの国において、人口を所得に応じて「所得の低い人20%」「所得中位の人60%」「所得の高い人20%」に分けて、それぞれが、社会全体の総所得と総負担(税金・社会保険料)をどれだけシェアしているかを主要先進国の2005年のデータで調べたものです。ようするに階層別に所得がどれだけあって、税金と社会保険の負担

    『日本のみ貧困層収奪の税・社会保障を完備 - 消費税は貧困層に上位層の2倍の負担強いる貧困推進税』
  • 『保健室から見える子どもの貧困 - 病気やケガしても病院に行けない、給食以外に食べるものない』

    ※先週、中央社保協の総会で、全教の方からいただいた資料を紹介します。交通事故でケガをし救急車が来ているのに「保険証がない」と病院に行くことを拒む子ども…、喘息発作でも病院に行けない子ども…、32中20がむし歯でも医者に行けない子ども…、視力が0.06でもメガネを購入できない子ども…、給が1日の栄養源のため夏休みになるとやせてしまう子ども…、家に炊飯器もレンジもお米すらなくやせていく子ども…、バス代がなく学校に通えない子ども…etc. 全国の小・中・高の養護教諭が、子どもの貧困を告発しています。(byノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty) 養護教諭は告発します! 保健室から見える子どもの貧困の実態 ――作成 全日教職員組合〈全教〉養護教員部―― 「構造改革」がもたらした2008年以降の「100年に1度」といわれる経済不況のもとで、大企業による「派遣切り」など労働

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