今年は日中国交正常化40周年とそれをぶちこわすような尖閣問題の発生があった、ということで、日中関係を改めて問い直すような本が多数出版されました。・・が、正直なところこちらの食指が動くようなものはあまりありません。 そんな中で、個人的に面白かったのは、最近出版されたこの2冊です。 日本人は中国をどう語ってきたか 作者: 子安宣邦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/11/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人 作者: 安田峰俊出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/12/15メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (12件) を見る この二冊は著者の立ち位置も、扱っている対象も、論述のスタイルもまるっきり対照的です。前者は日
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