参院選後も混乱続く永田町。石破茂首相(68)は議席を大きく減らしながらも、首相続投に意欲を見せ、これに旧安倍派グループが苛烈に“石破おろし”を仕掛けている。 【写真あり】「びしょびしょで…」『news23』 小川彩佳アナが秋葉原で選挙取材の「汗だく姿」 「参院選惨敗の責任追及で一気に石破首相を引きずり降ろしたかったが、『石破辞めるな』デモや、各種世論調査で支持率が上昇傾向にあることで、“石破おろし”第1弾は失敗に終わった。そこで反石破グループが目をつけたのが、日米関税交渉の“失点”だった」(全国紙政治部担当記者) 世界経済に激震が走ったトランプ大統領による高関税政策。石破首相は「国難」と表現し、ただちに“懐刀”の赤沢亮正経済再生担当相(64)を渡米させ、交渉に当たらせた。そして7月23日、関税交渉が電撃決着。自動車などの関税率を従来の27.5%から15%に下げる代わりに、米や車の市場開放、
