ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)が、2023年末で廃止となる。それまであと半年を切った。 2023年3月末時点におけるジュニアNISAの口座数は81万4643。普及率はそれほど高くないが、今後どうすれば良いのか頭を悩ませる保護者も多いだろう。 筆者も2020年に、当時2歳だった子どもの教育資金用に、ジュニアNISA口座を開設した。だが、当初の運用終了予定だった2024年を前に、制度そのものが終了してしまう。そのためジュニアNISAの「代替戦略」を探してみた。 そもそもジュニアNISAの特徴と制限とは 本題に入る前に、ジュニアNISAについて簡単におさらいしておこう。この制度には以下のような特徴や制限があった。 非課税投資枠:新規投資額で毎年80万円が上限 非課税期間:最長5年間 投資可能期間:2016年~2023年 払い出し:18歳までは払い出し制限あり わが家の場合、202