メディア不況、広告不況と言われるが、情報化社会なのだから情報を取り扱うメディア企業が儲からないわけはない。 ずっとそう考えていた。 メディア企業といっても、新聞、テレビなんかの従来型メディア企業を必ずしも意味するわけではないので悪しからず。 人と人の間に情報を流通させる、人と人を結びつける。そんなメディア企業の役割がこれからますます重要になることはあっても、不必要になるわけはない。なので時代に合った役割を提供できる、価値を生み出すことのできるメディア企業は、過去にもまして収益性の高い事業になると思う。 儲からないメディア企業があるとすれば、それは時代が求めている役割を提供できていないから。それだけのことだ。 では時代はどう変化していっているのか、どのようなメディアの機能が求められるようになってきているのか、ということは時事ドットコムのコラムに書いた通り。従来型メディアから、デジタ
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ケータイ大手3社の戦略がはっきり分かれてきた。ITmediaの記事は孫社長「Wi-Fiが答えだ」 山田社長「Wi-Fiより3G」 ソフトバンクモバイルとドコモが新サービスと2社を対比させている。ソフトバンクモバイルは、携帯電話の無線LAN機能を使って高速通信やコンテンツ配信を行う「ケータイWi-Fi」サービスを発表。孫正義社長は「3GとWi-Fiの両方を搭載しているのが当然だという時代になる」と現行3Gより高速なWi-Fiのメリットを強調した。 一方ドコモは、フェムトセルを自宅に設置して高速に通信できるようにする「マイエリア」サービスを発表。山田隆持社長は「Wi-Fiは補完的に使うもの」と3Gの高速化で対応していく姿勢を示す。高速通信をめぐる両社の思想は対照的だ。 これにauのKDDI小野寺正社長の「スマートフォンはまだ早い」という記事を合わせて読むと、3社の現状認識や今後の時代の流れの
次から次へとAR(拡張現実)のアプリが登場する。10日にリリースされた「Junaio」。できることはだいたいセカイカメラと同じ。ただ画像の貼り付けなど、結構自由度が高くて絵やアニメを実際の風景に貼り付けられるみたい。まだ試してないけど。
といってもソニーのFelicaが搭載されるのかどうかは分からない。 Near Field Communications Worldというサイトが、iPhoneの次期バージョンにRFID技術が搭載されるという噂があると報じている。 同サイトによると、Linkedin.comの中で近距離コミュニケーションに関するディスカッショングループを運営しているEinar Rosenbergさんが、次のように書いているのだという。 Had to share this news. A highly reliable source has informed me that Apple has built some prototypes of the next gen iPhone with an RFID reader built in and they have seen it in action.
もう何年も前からケータイこそが究極のSNSだと言ってきた。ケータイのどこがSNSなんだよって結構突っ込まれることが多かった。まあうまく説明できな い自分が悪かったんだけど。 ケータイの中の連絡帳こそソーシャルグラフ(人間関係の縮図)だし、ケータイを電話としてではなくソーシャルメディアのモバイル端末として使うよ うになるんじゃないかというようなことを言いたかったわけ。若者はモバゲーやグリーで友人たちとゲームするのがケータイの主目的だし、iPhoneおじさ んたちはtwitterに夢中。もうその方向に進んでいるのだが、もっと明白に「ケータイはソーシャルメディアだ」と分かる仕組みになるんじゃないかと 思っていた。 そういう自分が漠然と抱いていた形に近いものが、アンドロイドケータイ向けのアプリとしてリリースされている。残念ながらアンドロイドケータイを持って いないので、使用感は分からないが
ほんとに数ヶ月前の話だけど、某従来型メディア企業関係者から「君はヤフーのことをメディアって呼ぶけど、一般的な日本語ではヤフーのことはメディアって呼ばないよ」と言われたことがある。はあ?ヤフーをメディアって呼ばないんだったら、何がメディアだよ。 「メディアというのは自社で記者を抱えて報道する企業のことだ」とその人は言う。「ヤフーは他社からコンテンツを購入してくるだけ。自分たちで報道しないのでメディアではない」。 「でもコンテンツが買えなくなったり値段が高くなって、ヤフーが自分たちでコンテンツを作るほうが安いと判断すれば、間違いなく記者を中途採用して報道に乗り出しますよ」と反論すると「いや、そんなふうにはならないね」と突っぱねる。 あー頭が爆発しそうになる。 はい、証拠。 Talking Points MemoというブログメディアのAndrew Golisのブログをご覧ください。米ヤフーのニュ
モバイルインターネットがIT業界の主戦場になっていることは、もう言うまでもない。イノベーションの多くはiPhoneやグーグルのアンドロイド向けにリソースが裂かれ出している。AR(拡張現実)など、おもしろいと思った技術を開発している日本人開発者に話を聞くと、みんなiPhoneやアンドロイド向けに開発している。日本のケータイ向けに開発し続けている人もいるけど、全体的にはiPhone、アンドロイド向けが多いように思う。 公式情報じゃないけど、iPhoneが200万台を突破したというような話も出てきているし、Wilson氏という人が、現在進みつつあるWebの3大トレンドを「モバイル」、「ソーシャル」、「リアルタイム」として、この三角に大きな可能性がある、という話もあるように、モバイル上のツイッターのようなサービスが、最も急成長が望めるイノベーションの領域である、という認識は、業界内では支配的になっ
3月に開催された米オムニチュアサミットで講演した調査会社ジュピター・リサーチのメディアアナリストのバリー・パー氏は、メディアサイトが今後3つの点において進化すると予測する。 その3つとは、「記事の双方向アグリゲート」「ソーシャルメディア化」「プラットホーム化」である。 ▼記事のアグリゲートは双方向に 「記事のアグリゲート」は、他社のサイトの記事を集めてくることだけでなく、自社の記事を他社サイトに提供することも含まれる。アグリゲートし、アグリゲートされるということだ。 記事のアグリゲートては、日本でも既に始まっている。 オンラインマーケティングの専門サイト「MarkeZine」は、他社サイトやブログなどの記事、ブログ解析サービスのコンテンツなどをアグリゲートする一方で、自社の記事をヤフーやライブドアといったポータルに配信している。アグリゲートし、アグリゲートされているわけだ。 一方で
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デジタルサイネージとは簡単に言えば、街頭や店舗、公共の空間などで表示されているポスターや案内表示、看板などを、紙ではなく薄型ディスプレーに置き換えたものである。液晶パネル、プラズマパネル、有機ELパネルなど、薄型テレビに使われるような薄型ディスプレーの急速な価格低下を受けて、ポスターの代わりに薄型ディスプレーを使うケースが増えてきているわけだ。 ハイビジョンテレビを見ても分かるように多くの薄型ディスプレーは色や細部の表現力が非常に優れており、紙のポスターと見間違うほどの表現力を持っている。中には紙よりもきれいという評価もあるほどだ。 またディスプレーなので、動画を表示することが当然可能。しかしもともと紙のポスターなどの代わりに設置されるものなので、テレビのように動きの早い動画が必ずしも求めれられているわけではない。例えばファーストフード店の注文カウンターの背面の天井近くにデジタルサイネ
デジタルサイネージの中でも、最も消費行動に近く高い効果が期待されているのが、小売店舗に設置されたデジタルサイネージである。 小売業専門のコンサルティング会社Platt Retail Instituteのスティーブン・プラットさんは、業界誌cleverdisの2008年1月号の中のインタビューで、次のように語っている。 「ストアは、消費者とマネーと商品が出会う場所。そこでメッセージを発信するのだから非常に効果的です。広告の効果があるのかないのか、あるとすればどの程度の効果なのかを分析することができるようになれば、ストア内のデジタルサイネージの広告市場の規模は2年以内に非常に大きなものになります。5年以内に市場規模でテレビを抜くでしょう。間違いありません」。 ▼ネット店舗がリアル展開 米オンライン旅行会社最大手トラベロシティは、オフラインのブランド戦略の一環としてラスベガスのミラクル・マイル
ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、番組が更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。詳しくはこちら。 結局ボツにした原稿。何かの役に立てばということでアップします。未完成原稿なので、未確認情報が含まれます。ご注意ください。 流す順番を間違えました。今回の原稿は、前回の原稿より前にくるものです。 ◎序章 米IT大手が広告事業に参入 ▼何が何でも広告大手目指すマイクロソフト 「必要な人、物、金、技術革新を投資し、どんなことがあっても広告業界のキープレーヤーになってみせる」ー。米パソコンソフト最大手マイクロソフトのス ティーブ・バルマー CEO(最高経営責任者)は2007年の でこう言ってのけた。広告のキープレーヤー?・・・。IT大手のマイクロソフトが、である。 2007年のマイクロソフトの企業買収の数々を見てもマイクロソフトが広告
昨年秋ごろから次の本のための取材、執筆を始めた。8割ほど原稿ができた時点で米国取材を行ったのだが、米国取材の結果、本の内容を根本的に変更することに決めた。ということで200ページほどの原稿がすべて無駄になった。あまりにもったいないので、だれかの役に立てばということで、これから何回かに分けてここに公開します。未完成原稿なので、事実関係に誤りがあるかもしれませんので、引用などには十分気をつけてください。 ◎第1部 過去50年を超える今後5年の変化 第1章 メディア消費の3層が共存する過渡期 ▼「われわれの知っている広告の終焉」 米IBMが非常に興味深いレポートを出している。2007年秋に出たレポートだが、タイトルはずばり「The end of advertising as we know it(われわれの知っている形の広告の終焉)」。「今後の5年間は、広告業界にとって過去50年間以上に変化の多
アマの表現物がプロの表現物に勝つことができるのだろうか。今日、プロのカメラマン、ライター、ミュージシャンにこの問いを投げかければ、ほとんどのプロ は「アマに負けるわけはない」と答える。もちろん「勝てそうもないです」と気弱なことを言っているようではプロ失格なので、こうした答えでもちろん構わな い。ただ本当に今後もそうした時代が続くのだろうか。 多摩大学の公文俊平教授は、今日のプロによるアマチュア軽視と同様の傾向は過去の時代の境目にも存在したと指摘する。中世から近代への移行期に農民を集 めた兵隊が作られたが、こうした兵隊は、日本では武士、ヨーロッパでは貴族に当初は「百姓を集めた兵隊に負けるわけがない」とばかにされていた。しかし銃 を装備した近代軍隊の戦いの中では、個々人の剣術の腕前はまったく意味がなかった。戦いのルールが、個人戦から銃を使った新しい形の団体戦に変わったので ある。 産業化の
ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、番組が更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。詳しくはこちら。 前回に引き続き株式会社関心空間の前田邦宏氏にお話をうかがった。僕自身が参考になったコメントは以下の通り。 今後の方向性は- ・自分が関心を持っていることの1つ先のつながりを提示する。個人の置かれている状況に 合った個別の情報を提唱したい。実用性があるという情報よりも、意外なんだけど共感できる情報を出してあげたい。それが広告であっても構わない。メディア の一部でも構わない。ウェブ上だけでなく、ユビキタスな環境の中でも。自分がしたいと思っていることのちょっと先で、意外で、共感に満ちたつながりが提示 されるようにしたい。 ・偶然に見える出会いも、自分が他人に明示的に見えている趣味志向データが「偶然」引き寄せている。リアルな世界で は、服
ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、番組が更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。詳しくはこちら。 「ブランド」という言葉の定義も難しいのだけれど、まあ信頼感みたいなものだと考えていいと思う。「このブランドの商品なら安心だから」ということで詳細が不明でも購入につながる。 ということで、信頼感を得るために、企業は広告などを通じてメッセージを発信してきた。 しかしそれは情報ルートが、マスメディアしかなかった時代の話。一方通行の情報発信しかできなかった時代の話だ。今は情報双方向のネットがある。当然、広告や広報のあり方は変化しなければならない。 無理やり例えていうのなら、生徒会長になりたい生徒の情報の発信を考えてみればいい。本当なら、一人ひとりと話をして、できるだけ自分の考えを話して、できるだけ相手の話を聞くことが望ましい。人間同
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