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  • あの「偽装」くらいでは驚けない~『鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ』 吾妻博勝著(評:栗原裕一郎):日経ビジネスオンライン

    ようするに、おれたちは、ホンモノのべ物なんてひとつとして口にしちゃいないのだ。 書は、最近報道が絶えない「品偽装」問題について、著者の身の安否が気遣われてしまうほどに一切合切暴いている、まさに「ブラック」な一冊である。タイトルは「魚」にフォーカスされているけれど、肉、野菜、米とほぼ全般をフォローしている。 あの『マンガ嫌韓流』の版元ということで、キワモノと決めつけられているフシのある晋遊社ブラック新書だが、新書後発組としてはなかなかの健闘ぶりを示している(といってもまだ3冊目ですが)。 出版社のブランドイメージでを判断する人って意外と多いのだけれど、中身を書くのは出版社じゃないですからね。最終的には著者次第、創刊ラインナップの多根清史『プレステ3はなぜ失敗したのか?』も生真面目な佳作だったし、書も、扇情的なトーンはあるものの、著者のこれまでの仕事、およびに対する真摯さと造詣の

    あの「偽装」くらいでは驚けない~『鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ』 吾妻博勝著(評:栗原裕一郎):日経ビジネスオンライン
    gymno
    gymno 2007/11/19
  • 長時間のオフィスワークでも起こるエコノミークラス症候群:日経ビジネスオンライン

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    長時間のオフィスワークでも起こるエコノミークラス症候群:日経ビジネスオンライン
  • 「ハビターレ」で再発見、モダンデザインの来た道:日経ビジネスオンライン

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    「ハビターレ」で再発見、モダンデザインの来た道:日経ビジネスオンライン
  • 官僚から「本当の話」を聞き出す方法:日経ビジネスオンライン

    今回はいつもと趣向を変えて、「ミスター年金」こと民主党議員・長昭氏へのインタビューをお届けしよう。 テーマはあえて年金ではなく、ジャーナリズムについて、だ。 実は長氏はかつて連載の版元である日経BPに中途入社し、「日経ビジネス」誌で記者を務めている。その後、政治の世界に転出し、1995年の参議院選挙に評論家の大前研一氏が設立した「平成維新の会」公認で出馬。この最初の挑戦は実らなかったが、その後、新党さきがけを経て旧・民主党結党に参加。2000年6月の衆議院議員総選挙において東京都第7区から出馬し、自民現職の粕谷茂氏を破って初当選を果たした。 そんな長氏にジャーナリズムの話を聞くのは、「日経ビジネス」記者時代の仕事ぶりを当時の同僚から伝え聞いているからだ。 人生経験のつもりか、コネ作りのためなのか、政治家になる前のキャリアとして一度、報道の仕事に携わる「元ジャーナリスト」は多いが、長

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  • なぜ人は思い通りに動かないのか(第2回) (入門! 社会心理学):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ■シリーズ記事 第1回「相手を説得できない――交渉下手は日人の遺伝子?」 第3回「他人に合わせてしまう――自己と集団の間にある葛藤」 「3人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります。1人で考えるよりも、何人もの人々が寄り集まれば、何倍もの知恵が出てくるというものです。果たして当なのでしょうか。 もし当ならば、大勢が集まる会議で意見を出し合えば、素晴らしいアイデアが出てくるはずです。しかし、実際にはそうではありません。会議は時間がかかるばかりで、その場で目覚ましいアイデアが出てくるようなことはあまりありません。1日に何度も会議に出席するような方々は、会議の結果が必ずしも望ましいものばかりではないことが骨身に染みていることでしょう。 「集

    なぜ人は思い通りに動かないのか(第2回) (入門! 社会心理学):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    gymno
    gymno 2007/10/23
    " 社会心理学で「集団思考」あるいは「集団浅慮」と呼ばれている現象""「集団極性化」" 空気ってやつか
  • 高速道路の無料化で地方も大都市も豊かに (山崎養世の「東奔西走」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 先週の「高速道路は無料にできる」に対して、これまでにも増して、沢山のご意見とご感想をいただき大変にありがとうございました。 もう少し説明しなくてはいけないな、とも痛感いたしました。蛇足のそしりを甘受して補足いたします。 全国の高速道路を無料にする財源は十分ある 高速道路無料化に対して歴代政権が浴びせてきた批判は、財源がないというものでした。でも、財源が十二分にあることは歴代政権自身が証明してくれました。 まず小泉さんが言ったように、日の道路財源は余っているはずです。日では、自動車ユーザーから、消費税を含めると10種類もの税金を取っています。その額は年間9兆円にも達しますが、そのほとんどが一般道路を作ることに使われています。 この額は英国、

    高速道路の無料化で地方も大都市も豊かに (山崎養世の「東奔西走」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • 「金銭等(金銭に限る。)」って?~『会社法はこれでいいのか』 浜辺陽一郎著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン

    今年5月1日から完全施行されている会社法。もっとも、主要部分は昨年から施行されており、有限会社の廃止、株式会社の資金は0円からでいい、これまで最低3人は必要だった取締役もひとりでOK、といった単純明解な改正点だけは頭の片隅に残っている人も多いだろう。 しかし全979条もある長大な法律である。「重箱の隅をつつくようで、専門家でさえわかりにくい」という悪評もある。書は、そんな会社法の制定の背景や明らかな問題点、逆に評価すべき点、それらを踏まえた活用法などをコンパクトに整理した一冊である。半年前に出された岩波新書の『会社法入門』を読んでさっぱりわからなかった人には、特にお勧めしたい。 そもそも、会社法制定の背景には2つの流れがあったという。ひとつは景気対策としての起業の促進であり、もうひとつが経営の効率性の追求である。 前者の具体策が「ゼロ円起業」や「自己の株式取得の容認」、「最低資金制度

    「金銭等(金銭に限る。)」って?~『会社法はこれでいいのか』 浜辺陽一郎著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン
  • 「凶悪犯罪は低年齢化」していない〜子どもに対してせっかちな大人たち (広田教授の「教育も、教育改革もけしからん」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    【特命助手サイトーの前説】 これからしばらくの間、「子ども」をテーマにした話をお届けしていこうと思います。子どもの話というと、身近にいる子どもをサンプルにして、一般論を展開しがちです。実際、僕が尋ねても「(子どもたちが)おかしくなっている」と答える人もいれば、「昔と大して変わってない」と言う人もいます。 こうした床屋談義は、それはそれで面白いのですが、もう少し客観的なデータで見ると、どうなのか。教育改革論が下敷きにしている「青少年の規範が低下している」「少年犯罪が凶悪化している」といった現状認識は正しいのか。広田先生は、早くからこうした言説に疑いの目を向け、安易な<青少年の凶悪化>論に警鐘を鳴らし続けてきました。 誤った現状認識のもとでは、ソリューションもまた誤ってしまいます。果たして子どもは当に変わったのか? 実は子どもを見る大人の視線が変わっただけではないのか。今回も、皆様からのさま

    「凶悪犯罪は低年齢化」していない〜子どもに対してせっかちな大人たち (広田教授の「教育も、教育改革もけしからん」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • 受信料補完へ番組配信:日経ビジネスオンライン

    NHKは放送済みの膨大な番組をインターネットで配信する準備を進める。 受信料制度に疑問を持つ人でも納得できる料金体系を導入する計画だ。 ただ、激動するネット時代の中で、新しい公共放送の姿を提示できるのか。 寒い。その広い部屋に足を踏み入れると、身震いがした。しかも鼻を突く薬品の匂いに、思わず顔をしかめる。 ここは埼玉県川口市。2003年に住宅街の真ん中に建てられたNHKの番組保管施設「NHKアーカイブス」である。 館内のワンフロアにある大きなフィルムの保管庫を案内してくれた津野和洋館長も寒そうだ。「驚きましたか。フィルムを良い状態で保存するために室温を15度、湿度を50%に保っているんです。刺激臭のもとは、フィルムに残った現像液の酢酸ですね」。 NHKは半世紀前にテレビ放送を始めてからしばらくの間、ドキュメンタリー番組などをフィルムで撮っていた。テレビの初期のこうした貴重なフィルムから、最

    受信料補完へ番組配信:日経ビジネスオンライン
    gymno
    gymno 2007/10/12
  • au新料金に総務省が激怒:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン auブランドの携帯電話が好調で「我が世の春」を謳歌するKDDI。一方、「1円端末」といったいびつな価格を生み出した販売奨励金の是正を迫る総務省――。 両者の戦いは、KDDIが10月4日、総務省に敬意を表し、新しい携帯電話機の販売方法「au買い方セレクト」を発表したことで、一件落着したかに見えた。しかし、実態は、全く逆だ。総務省はKDDIの対応に業を煮やしており、戦いは長期化の様相を呈している。 この騒ぎの直接の発端は、総務省のモバイルビジネス研究会が9月に、10回の審議を経てまとめた報告にある。その報告は、携帯電話業界の長年のタブーをやり玉に挙げた。世界中を見ても、日の携帯電話会社だけが多額を費やしている、とされてきた販売奨励金の問題に切り

    au新料金に総務省が激怒:日経ビジネスオンライン
  • フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展:日経ビジネスオンライン

    9月26日(水)より国立新美術館(東京・六木)で「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」が開催される。この展覧会は、17世紀にオランダで生まれた風俗画が、19世紀末にいたるまでにどのような展開を遂げたかを、合計116点の作品で紹介すると同時に、フェルメールの傑作《牛乳を注ぐ女》が来日することでも注目される展覧会だ。今回は、この展覧会を担当した研究員の宮島綾子氏に、日でも人気の高い静謐(せいひつ)の画家・フェルメールと、今回展示されるオランダ風俗画についてうかがった。 アジア初公開となる、フェルメール《牛乳を注ぐ女》 「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」は、フェルメールの《牛乳を注ぐ女》を中心に、アムステルダム国立美術館のコレクションから、17世紀から19世紀までのオランダ風俗画の多様な展開を紹介するというものです。 未曾有の経済発展を背景に、「黄金時代」を迎えた

    フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展:日経ビジネスオンライン
  • 宇宙起業家の次なる野望:日経ビジネスオンライン

    計画通り進めば、初飛行は10月になる。来年には同じような航空機6機のエンジンが一斉に点火され、垂直方向に飛び立つ。10フィート(約3m)の黄色い噴射光を吐き出しながら約1マイル(約1.6km)上昇し、空中に垂直に設定された巨大な仮想レースサーキットを最高時速320マイルで周回する。各機のサーキットは数百フィートずつ離れているだけだ。 全米ストックカーレース(NASCAR)は臆病者のスポーツ。ロケットレースこそ、米国で最も危険で最もうるさく、最もバカげた新しいスポーツになるに違いない。 主催団体「ロケット・レーシング・リーグ(RRL)」の生みの親はピーター・ディアマンディス氏(46歳)。彼が全米の注目を浴びたのは2004年10月、同氏率いる非営利団体X賞財団が大富豪ポール・アレン氏の出資するチームに1000万ドルを贈った時だ。これは、民間初の有人宇宙船スペースシップワンで2週間に2回、地上1

    宇宙起業家の次なる野望:日経ビジネスオンライン
  • 【第12回】 古楽器演奏は手段で、目的ではない:日経ビジネスオンライン

    前回に引き続き、演奏という行為をアカデミズムとして押さえておくべき事柄と、だからと言ってそれが即、感動的な演奏とはなり得ない難しさとがインタビューの中心である。今回はことに古楽演奏を例に、正しい演奏のあり方と、それをもう一歩踏み越えなくては生きた人間の音楽とはなり得ない、そんな論議が展開されていく。時代は進歩と発展を重ねて現代に至っているのか、それとも時に後退することだってあり得るのか。音楽の場合その見極めすら難しく、安易には結論は出せないが、そうした変遷を意識しつつ現代の演奏としてのあり方を究める大切さも見えてきたように思われる。 ―― アカデミズムにこだわるわけではありませんが、先日来日してベートーヴェンの交響曲とピアノ協奏曲などを演奏した指揮者のパーヴォ・ヤルヴィが面白いことを言っていました。以前は関心を抱いていた古楽オーケストラの演奏が近年、自分には面白くなくなってきた。なぜならフ

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  • 今さら「博物学」が常識を変える!?『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ』佐藤克文著(評:漆原次郎) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    昨年の夏のこと、天文学の国際学会が「冥王星」を太陽系の惑星から外すことを決めた。この“降格”によって、来春から中学・高校の教科書における太陽系の惑星は「水金地火木土天海」となるという。 教科書とは、時代によって書き換えられていくもの。とりわけ理科の教科書では、ある時点までは“正解だった”記述が、“正解でなくなる”場合が往々にしてある。日々進歩する科学分野では次々と新事実が発見され、定説が覆されるからだ。 書で示される発見の数々も、きっと教科書の記述を書き換えるものになっていくだろう。パラダイム転換の臨場感を味わえるである。 紹介しているのは、「バイオロギング科学」という、耳慣れない学問。その定義は「人の視界や認識限界を超えた現場において、動物自身やそれをとりまく周辺環境の現象を調べる」というもの。簡単にいえば、ペンギン、ウミガメ、アザラシなどの海中での生態を計測するという、新しい動物学

    今さら「博物学」が常識を変える!?『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ』佐藤克文著(評:漆原次郎) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • 農家切り捨て論のウソ (ニュースを斬る):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    農業政策は次期政権の重要課題の1つだ。格差論議が高まる中、農家戸別所得補償を打ち出して参議院選挙で大勝した民主党に対抗して、このところ自民党内でも公共事業拡大を求める声が強まっている。しかし、農業問題に詳しい神門善久・明治学院大学教授は「農家保護策では根的な問題は解決しない」と指摘する。(聞き手は、日経ビジネス オンライン記者=谷川 博) NBO 農業政策は次期政権の重要課題です。参院選ではマスコミや野党が格差問題に絡めて「零細農家、切り捨て」と政府を批判し、民主党は農家戸別所得補償を打ち出しました。選挙で民主党が大勝したことで、自民党内でも同様の農家保護策を求める機運が高まっています。一連の動きをどう見ますか。 神門 まず、「零細農家、切り捨て」などという論議は、農業問題に長年取り組んできた私のような立場からすれば、ちゃんちゃらおかしい話です。第一、あれは大衆迎合的なマスコミが作り上げ

    農家切り捨て論のウソ (ニュースを斬る):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • 第21回 歴史の中に埋もれた秘曲を聴く:日経ビジネスオンライン

    gymno
    gymno 2007/09/19
  • 空気が読めない醜いアヒルの子~『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』 森達也著(評:朝山実) (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    昔私も「裸の王様」について、こうした創作というか「賢いのは果たして王か子供か」という議論をしてみたことがあります。陽子の崩壊寿命を観測するという名目で建設されたカミオカンデが、SN1987Aからの超新星ニュートリノを捕捉して理論物理の重要な傍証を示したという「賢者」の話に、完全に理論を理解せずとも「それは素晴らしい」と出資する「王」と、「ただのプールじゃね?」という見たままを語る素直な「子供」では、当に騙されているのはどちらか、というような議論をしました。そもそも赤頭巾ちゃんの「原作」では、赤頭巾ちゃんが狼にわれたところでシンプルに終話、そしてイソップの寓話のように「教訓」が述べられます。それが、シャルル・ペローあたりからだんだんと尾ひれが付いて、最終的には赤頭巾ちゃんが助かるというほんわかした物語になってしまいます。星新一さんも「シンデレラ王妃の幸福な生活」という作品を書いていますし

    空気が読めない醜いアヒルの子~『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』 森達也著(評:朝山実) (2ページ目):日経ビジネスオンライン
  • 【第1章】 誰が主権者を吊るせるか?:日経ビジネスオンライン

    国家とは何か、権力とはどう使うべきものなのか、死刑には何の意味があるのか。これまで日では真正面から議論、考察されたことがあまりないテーマについて、現在最もホットな作家である佐藤優氏と伊東乾氏が5時間以上にわたって熱く議論した。自ら512日間も拘留された経験や地下鉄サリン事件の実行犯を同級生に持つ作家たちだけに、観念論に陥ることなく具体論で喝破していく。迫真の議論をテーマ別にシリーズでお届けする。(司会進行は誌編集長 川嶋 諭) 伊東 佐藤さんが雑誌「創」誌上で「拘置所経験を通じて死刑廃止論者になった」とお書きになっているのを拝見して、ぜひお目にかかってお話をうかがいたいと思いました。私自身は、実は廃止論というより、死刑制度うんぬん以前に、まず現行法の枠組みの中で、いま進行している裁判で何がどこまでできるか、ということの方に、興味を持っているのではあるのですが・・・。 佐藤 日の裁判制

    【第1章】 誰が主権者を吊るせるか?:日経ビジネスオンライン
  • ヨーロッパ中心主義からの脱却――アジア編:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ヨーヨー・マの最近の活動が示唆するもの クラシック界のトップ・アーティストであり、中国アメリカ人のチェリスト、ヨーヨー・マのニューアルバムが先頃ソニー・クラシカルから発売された。題名は「ニュー・インポッシビリティーズ」。 しかし、このアルバムを実際に聴いてみて、これがクラシック音楽だと思う人はまずいないだろう。おそらく誰もが、中近東かインドあたりを拠点にした先鋭的なワールドミュージック・バンドの音だと思うのではないだろうか。しかしこれは、まぎれもなく、クラシック音楽界をリードするチェリスト、ヨーヨー・マの新作アルバムなのだ。 実はこのアルバムは、ヨーヨー・マがリーダーシップをとる「シルクロード・アンサンブル」としての3枚目にあたる。シルクロ

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  • 突撃!グーグルの昼ごはん:日経ビジネスオンライン

    グーグル社はマウンテンビューの町から車で高速101号を渡ってすぐ。元海軍基地のNASAエイムズ・リサーチ・センターや企業のビルがポツリポツリあるだけなので、用のない人が踏み込む場所ではない。せっかく寄るのだから、誰でも知ってるグーグルの基礎をササッと復習しておこう。 まず、「Google」という社名だが、1に100個ゼロをつけた101桁の数「Googol」のミススペルであることはよく知られている。スタンフォード大の人が学内の人たちに聞いてまとめた解説によると、創業者コンビが1997年9月ごろ、研究室の仲間と社名をブレインストーミングした際、「Googolplexはどうか」とショーン・アンダーソン氏が提案し、ペイジ氏が乗り気になって、それを縮めたGoogolでドメインの有無を確認したが、たまたま端末の前にいたアンダーソン氏が間違えて打ったものがそのまま定着した。 これからお邪魔する“Goo

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