カルビー(東京)は4日、瀬戸内の早春の味覚、イカナゴのくぎ煮味のポテトチップスを近畿2府4県で17日に発売すると発表した。ショウガが効いた甘辛い風味に仕上げたという。想定価格は130円前後。コンビニやスーパーなどに出荷し、商品がなくなり次第、販売を終了する。 同社は17年から、47都道府県の名物の味をインターネットで公募。再現したポテトチップス100種以上を各地で販売する。兵庫はぼっかけ(17年)、かつめし(18年)に続く第3弾。 くぎ煮味は、イカナゴの不漁で原料確保が難しかったが、兵庫県の協力で昨年、県漁業協同組合連合会からイカナゴを調達。くぎ煮の粉末や粉ショウガなどで味を付けた。 この日、石辺秀規執行役員らが兵庫県庁で、寺尾俊弘・県農政環境部長に商品を贈呈。石辺氏は「地元に納得される味の再現に苦労した。消費者に海の栄養不足で漁獲が減っていることも伝えられれば」。寺尾氏は「じわりと甘いく
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