ふじのくにせかい演劇祭の「Hate Radio」を見てきた。 軽妙なポップ・ミュージックの中に織り込まれた「悪意」 「憎しみのラジオ」が撒き散らす死のプロパガンダ――。 1994年、ハビャリマナ大統領の暗殺を皮切りに未曾有の惨事「ルワンダ虐殺」が始まる。100日間で犠牲になった「ツチ族」の数は50万とも、100万とも言われる。この凄惨な大虐殺の一翼を担ったとされるのが、ミルコリンズ自由放送(RTLM)というラジオ局であった。ミロ・ラウはこのラジオ局のメインパーソナリティであったヴァレリーやカンタノ、現在は戦犯として収監されている関係者たちにインタビューを行い、ラジオ局の内部を詳細に再現した。「その時」ルワンダで最も人気のラジオ局で、いったい何が起きていたのか。 http://www.spac.or.jp/f13radio.html 正直なところ俺も映画2本を見て、その周辺知識をちょっとググ