ヨネックスは14日、全米オープンシングルスで優勝し、日本人初となる四大大会制覇を果たした大坂なおみ(20)が使用しているラケットについて、「ほぼ市販品」とした説明が事実と相違していたとしてお詫びし、訂正した。 【写真】サーシャ・バイン・コーチと大坂の家族たち 大坂が使用するラケットについて、「ほぼ市販品」と説明していた同社。マスコミ各社に送った文書によると、大坂と契約を締結した14年から使用している「EZONE」は、大坂の要望に応じたカスタマイズを施し、フレーム重量平均312グラム、バランスポイント308ミリ。この数値は販売している商品との差がともに約2%だったという。そのため「カスタマイズの内容が少ないことから『ほぼ市販品』との回答となった次第です」と説明。「その後、同選手の要望にあわせて調整を施しており、結果、現在販売している商品とはラケットの形状グロメットも厳密には異なっております」