【中古】組織に埋れず (新潮文庫) 価格: 298 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 日本交通公社(JTB)で働く大東敏治。搭乗員時代、預かったお客のパスポートをホテルに預けたまま失念。あるいはツアー客の航空券を渡さずに、先に別の場所に移動してしまったことなど、信じられない失敗を重ねて退職も考えた「ずっこけ若手社員」。 一旦は落ち込むが心機一転「仕事上の失敗は仕事で返すしかない」と決意し、OB人脈やお客の何気ない一言からヒントを掴み、年金ツアー、積み立て旅行、デパート共通商品券など、前例のない新商品を生み出していく。つねに新しい仕事を「楽しんで」会社を生き抜いた会社員の物語。 【感想】 会社員を経験していくと、必ず誰もが失敗はする。それが笑える失敗か、笑えない失敗かで会社人生が左右される場合もある。昔は笑える失敗を酒場で披露しながら仕事を覚えてきたものだが、コンプライアンスが厳しくなった現