*Amazonより 【あらすじ】 応仁の乱の余塵が残る頃に公家の名門中御門家の次女に生まれた悠姫は、好奇心旺盛で結婚を夢見る少女。そんな折、駿河国主の今川氏親から縁談の話が舞い込む。公家は荘園が横領されて貧乏を強いられる中、治安の悪い京よりも、財力にも恵まれている名門今川家も良いかと思い嫁入りを決意する。 夫の今川氏親は悠姫より17歳も年上。見かけも老けていてちょっとショックを受けるが、悠姫に優しく接してくれる。義母にあたる北川どのは悠姫と同じく京から駿河に輿入れした経歴を持ち、夫が早世したため幼い氏親を抱え家督相続争いに巻き込また苦労人。兄の伊勢新九郎(北条早雲)の助けを借りて氏親を国主として、自分と同じく京からきた嫁に目をかけるが、反面息子可愛さもあり悠姫の影でコソコソしている様子。 問題はあるが楽天的で開き直りの早い悠姫は、奥向きの話は侍女の萩江と、そして表向きの話は頭の回転が早い梅
![9 姫の戦国(今川家 寿桂尼) 永井 路子 (1994) - 小説を 勝手にくくって 20選!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/43eef28cbe8dd3cceb3e4fb8eb74acb6dfc304d8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnmukkun%2F20230910%2F20230910191625.jpg)