北朝鮮が4日、日本海に向かって発射した複数の飛しょう体について、韓国国防省は新型の「戦術誘導兵器」が含まれていたと発表しました。韓国メディアは、この兵器がロシアの短距離弾道ミサイルに似ているとして、同様の性能だとすれば国連安全保障理事会の制裁決議に違反しているおそれがあるとする専門家の分析を伝えています。 これに関連して韓国国防省は5日午後、これまでの分析結果を発表し、新型の「戦術誘導兵器」や多数のロケット弾が発射され、飛行距離はおよそ70キロから240キロだったとしています。 韓国メディアはこの「戦術誘導兵器」について、軍事専門家の分析として、去年2月8日に行われた北朝鮮の軍事パレードに登場した兵器とみられると伝えています。 そして、ロシアの地対地短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に形状が非常に似ているとして、同様の性能だとすれば国連安全保障理事会の制裁決議に違反しているおそれがあると伝