沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が2日から3日夜にかけて、およそ30時間にわたって日本の領海に侵入しました。 尖閣諸島沖での中国当局の船による1回あたりの領海侵入の時間としては、8年前に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました。 2隻は、およそ30時間にわたって領海内を航行したあと、昨夜10時すぎまでに領海を出ました。 この間、2隻は領海内で操業していた日本の漁船に接近する動きを繰り返していたということです。 海上保安本部によりますと、尖閣諸島沖での中国当局の船による1回あたりの領海侵入の時間としては、8年前に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました。 その後、2隻は4日午前2時20分すぎから再び、尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入し、海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けています。 沖縄県の尖閣諸島の周辺海域で中国海警局の活動が活発化し、日本政府が繰
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