タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/semi_colon (12)

  • 手塚治虫の学位論文を読んだよ - 蝉コロン

    研究者@h_hiraiさん経由で知ったtweet 手塚治虫の博士論文がついに誰でも見られるようになった。ありがとう、インターネット。GINMU: Item 10564/1075 URL 異型精子細胞における膜構造の電子顕微鏡的研究 2012-02-01 22:28:14 via web ということで、いつから読めるようになっていたのかは知らないのですが、眺めて見ました。GINMU: Item 10564/10751960年の奈良医学雑誌 Vol.11 No.5 p.719-735『異形精子細胞における膜構造の電子顕微鏡的研究』というタイトルでタニシの精子を電子顕微鏡で観察したのだそうですよ。ファイル名が「手塚治氏原稿(真).pdf」なのだけれど、(真)ってなんだろ。 透過型電子顕微鏡(TEM*1)は細胞内の超微細構造を観察する手段。サンプルを樹脂に埋めて、この樹脂の重合も季節によって配合を

    h-hirai
    h-hirai 2012/02/03
    うきゃ
  • 腸内細菌の変化で食欲が増してメタボリックシンドローム - 蝉コロン

    科学くっ…静まれ、俺の腸内細菌*1たちよ…っ!グアァーー!ムシャムシャムシャという話です。 昨年4月の論文:Metabolic Syndrome and Altered Gut Microbiota in Mice Lacking Toll-Like Receptor 5 , Science 9 April 2010: Vol. 328 no. 5975 pp. 228-231, DOI: 10.1126/science.1179721 TLR(トールライクレセプター)というのがあって、数年前から免疫分野では流行りの一つです。細菌とかウイルスしか持ち得ないような分子構造を認識する。「誰か来たみたいですよ」から始まる抗体と違って始めから病原体に特化しているセンサーと言えるでしょう。種類がいくつかあって、今回はそのうちTLR5の話。こいつは細菌の鞭毛を認識するタイプのスタンド使いです。 遺伝子

    h-hirai
    h-hirai 2011/12/27
    「くっ…静まれ、俺の腸内細菌*1たちよ…っ!グアァーー!ムシャムシャムシャという話です。」*1:腹の虫
  • ダチョウの大事なところがオッキする仕組みが明らかになる - 蝉コロン

    動物ご想像どおりのあの話なので引き返すなら今のうちです。それにしても各紙報じ過ぎだな。 Mystery of the male ostrich’s erection solved - life - 14 December 2011 - New Scientist BBC Nature - Bloodless erections for big birds, say researchers Ostrich Penis Clears Up Evolutionary Mystery: Scientific American Ostrich penis clears up evolutionary mystery : Nature News & Comment LとRで大違いとして名高いerection。当選ではありません。 論文:The erection mechanism of the rat

    h-hirai
    h-hirai 2011/12/16
    ……と、とりあえず、貼っとこうかな。 http://www.nicovideo.jp/watch/nm9510204
  • ヒトの何やらが混ざった動物の研究 - 蝉コロン

    社会先週の記事ですよ。Mice With Human Brain Cells? More Oversight, Please, Says U.K. Panel - ScienceInsiderイギリスのAcademy of Medical Sciencesから先週こういう発表がありました。ヒトと動物の遺伝子がミックスした実験について、特に倫理面でセンシティブな実験について規則を新たに作るべきである。 ACHM (animals containing human material) と呼ばれています。ACHMにはどんなものがあるか。例がプレスリリースに載っていました。http://www.acmedsci.ac.uk/p47prid77.htmlPDF文書。Mice carrying human genes are widely used to study many diseases, i

  • デング熱を一掃するために作られたGM蚊の仕組みがなんかおもしろい - 蝉コロン

    科学デング熱を媒介するネッタイシマカを撲滅しようとする話。2008年に蚊を絶滅させるための「遺伝子組み換え蚊」 | WIRED VISIONという記事になった試験が成功したそうだ。The Great Beyond: GM mosquitoes wipe out dengue fever in trial 細かすぎて伝わらないかもしれませんが、ちょっとその仕掛けが面白かった。遺伝子組換え蚊作製の論文は多分2007年のこれBioMed Central | Full text | Late-acting dominant lethal genetic systems and mosquito control。トランスポゾンpiggyBacの系で蚊に遺伝子導入。蛍光マーカーDsRed2が入っていて導入を確認できる。Wiredの記事でtetの系だなと思ったので、実際に致死を誘導する因子は何かなーと見

    h-hirai
    h-hirai 2011/06/23
    専門的で詳しいところはよくわからないけど、DNAってやっぱりプログラムなんだな…。/ あー、無限に再帰呼び出しするシェルスクリプトを動かしちゃってサーバをリセットしてもらった記憶が……。
  • キツネ(フェネック)に忍び寄るネコ - 蝉コロン

    キツネ(フェネック)に忍び寄るネコ Permalink | コメント(0) | トラックバック(0)

  • なにやらカッコいいネコ動画 - 蝉コロン

    動物なんなのこれ、かっちょいい。 Parkourって調べたらカタカナでパルクールだって。wikipedia:パルクール。人間のパルクールはこちら。あー、なんかテレビで見たことある!けっこう、ネコ様の領域に近づけそうじゃね。車の中にスポっと入るのはやってみたい。 再びネコ。ワーオ。こりゃかなワン(ネコだけに) --------------------------------埋め込み無効だと....!

    h-hirai
    h-hirai 2010/09/12
    塀に飛び乗るところとかは近所とかで見たことあって「ジャンプ力すげー」とか感心してたんだけど、登攀力もハンパねーのね…。ネコ爪すげぇ。/人間もすげえ。
  • ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン

    話題的にちょっと古いですが、ウイルスに感染するウイルスのお話です。棚の整理してたら一昨年のウイルス学会報があって、そういう記事を読んだので。webでも読めるようです。http://jsv.umin.jp/journal/v58-2pdf/virus58-2_219-220.pdf 役者はアメーバと、それに感染するママウイルスと、さらにそれに感染するスプートニクというウイルス。 フランスはパリの冷却塔にアメーバがいました。フランスパリの冷却塔ってとこですでに引っかかるというか、なにそれちょっとオシャレ、な気分がするけれども、多分水が常に溜まっていて、藻とかレジオネラ菌とかがいっぱいいるような汚い所なのでしょう。そういうところから見つかったアメーバです。 このアメーバに、ママウイルスというのが感染していました。これは超巨大なウイルスの仲間です。ママー!そしてさらにこのママウイルスに、スプートニ

  • 低炭素社会のためにも捕鯨をやめよう/クジラの骨SUGEEEEEEEE - 蝉コロン

    動物いろいろ考えるものですね。Carbon credits proposed for whale conservation : Nature News先日アメリカポートランドで行われたOcean Sciences meetingでの、Dr Andrew Pershingさん(The University of Maine)の話によりますと、クジラは海の森林みたいなものなんだそうです。生き物は炭素でできているのだけれども、クジラは特に体がでかいので、一頭あたりの持つ炭素量がハンパないというお話。Andrew Pershingさんの計算によると、クジラバイオマスとして全部で9,000,000トンの炭素を貯蔵していることになるんだって*1。 Pershingさんは、この炭素量は温帯の森林11,000平方キロメートル分に匹敵するのだと言っています。だから捕鯨は大規模な森林伐採に等しいのだ! こっち

    h-hirai
    h-hirai 2010/02/28
    「生物ポンプ」「鯨骨生物群集」
  • ニュートリノ検出しようと海底調べたらクジラだらけだった - 蝉コロン

    動物, 科学http://www.nature.com/news/2009/091202/full/462560a.htmlとか。日語版もある。イタリア国立核物理学研究所(INFN)の素粒子物理学者Riccobeneと、同じくイタリアはパビア大学の海洋生物学者Pavanのお話。 僕はニュートリノについては「ほら、あれでしょ、スーパーカミオカンデ。ノーベル賞の。」としかコメントできる知識がないんだけど、がんばってざっくり説明すると、ニュートリノは質量がゼロに近くて物質と相互作用することは非常にまれで地球を通り抜けて行ってしまう。でも超々まれに他の物質と衝突することがある。スーパーカミオカンデはでっかいプールで、ニュートリノが水分子の電子と衝突すれば、それによって放出されるチェレンコフ光として検出でき、ああこれはどこそこの超新星爆発で出てきたニュートリノだな、とか言ってみたりなどでき

    h-hirai
    h-hirai 2010/02/19
    物理学研究の予備調査のつもりが生物学的に大変おいしい結果が出たでござる?
  • 敵味方を見分ける精子(例えば緑色の髭が生えているとかで) - 蝉コロン

    科学, 動物Nature AOPからNature advance online publication 20 January 2010 | doi:10.1038/nature08736Published online 20 January 2010"Competition drives cooperation among closely related sperm of deer mice"一般的に想像される受精までの道のりは、精子たちが俺が一番乗りだーとばかりに卵子に向かって競争してるシーンですが、時には彼らも力を合わせることがあります。グループをつくると泳ぐスピード*1が速くなるのです。理屈は知りません。なんでだろ。集団をつくるマラソンランナーみたいなもんか。写真を見るとなんか頭をくっつけてます。 同じオスからの精子であるならば、こういう協調もありなのかもしれませんが、残念なことに、

    h-hirai
    h-hirai 2010/01/24
    面白い/promiscuousって単語は最近どっかで見たと思うんだけど、どこでだっけ?/「スパームスイミングベロシティ。なんかかっこいい」なんかじわじわくるw
  • DNAも無しに進化するプリオン - 蝉コロン

    こないだウイルスも生物かもねーという話をしましたが(ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン)、そういえばウイルスに対して「進化する」と言っても特に違和感はないですね。学術論文レベルでかぎかっこ抜きで言っていいのかは知らないけれど。しかし、プリオン。ただのタンパク質であるプリオンは「進化する」なんてことがあるんでしょうか。 狂牛病とかで話に聞くプリオンですが、この病原体は単一のタンパク質そのもので、当然DNAとかRNAはありません。ところがアメリカのScripps研究所のチームが、プリオンが薬剤耐性を獲得し得ることを報告しました。Published Online December 31, 2009REPORTSDarwinian Evolution of Prions in Cell CultureJiali Li, Shawn Browning, Sukhvir P. Mahal, An

    h-hirai
    h-hirai 2010/01/11
    「言われてみれば確かに、変化しつつ増殖するものであれば、そういう事も起こりうるでしょう核酸じゃなくても。」なるほど
  • 1