航路ふさぐ釣り船も 第3管区海上保安本部の巡視艇はまなみ(海上保安庁提供) 日本を代表する港が集まる東京湾は、世界有数の混雑海域だ。巨大タンカーから小さな漁船までさまざまな船が絶えず行き交い、S字形の湾内は操船が難しい。過去には船同士の衝突事故も起きている。船に航行ルールを順守させ、湾内の安全を守る海上保安庁の巡視艇に乗船し、航路哨戒業務の現場を取材した。(時事通信社社会部記者・山中貴裕) ◇ ◇ ◇ 2016年春のある日。PC型巡視艇「はまなみ」は、横浜・みなとみらい地区にある第3管区海上保安本部の横浜海上防災基地をゆっくりと出港した。波は穏やかだが、薄曇りで風は冷たい。 狭い範囲に固まって釣り糸を垂らす釣り船=2016年3月13日、東京湾【時事通信社】 「きょうは日曜なので遊漁船が多いですね」。ベイブリッジをくぐった先で、松下達也船長(30)が説明してくれた。穴場スポットな
スイセン食べ60代男性死亡=ニラと誤り食中毒-北海道 北海道は31日、室蘭保健所管内に住む60代の男性がスイセンをニラと誤って食べ、食中毒を起こして入院先の医療機関で死亡したと発表した。 道食品衛生課によると、男性は29日午後4時ごろ、自宅敷地内に生えていたスイセンをニラと誤って採取、炒めて食べた。同日午後7時前に下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を起こし、翌30日朝に救急搬送されたが、31日正午前に多臓器不全で死亡したという。 スイセンとニラは葉の部分が似ているが、スイセンは有毒で、園芸用のほかに野生化したものもある。誤って食べ食中毒を起こすケースがあるため、同課は注意を呼び掛けている。(2016/05/31-21:33) 【社会記事一覧へ】 【アクセスランキング】
世界最大のウクライナ機飛行=豪に発電機を輸送 15日、オーストラリア西部パースの空港に着陸した世界最大のウクライナのAN225輸送機「ムリヤ」(AFP=時事) 【モスクワ時事】ウクライナのアントノフ航空が保有する世界最大で1機しかないAN225輸送機「ムリヤ」が15日、チェコの首都プラハからオーストラリア西部パースの空港に飛来した。 〔写真特集〕懐かしの旅客機 ムリヤはウクライナ語で「夢」。運航はまれで、豪州着陸も初めてとあって、航空ファンらを沸かせた。今回は100トン以上の発電機を運んだ。 ムリヤは1980年代、ソ連版スペースシャトル「ブラン」を輸送する目的で生産された。250トンの貨物を運搬可能。東日本大震災後、フランスが支援のためにチャーターしたことがある。(2016/05/16-05:50) 【記事一覧へ】
イチゴ狩り農園苦境=予約キャンセルで廃棄-被災者に提供、染色も・南阿蘇村 イチゴを無料提供する後藤巳幸さん=24日、熊本県南阿蘇村の南阿蘇トーマス農園 熊本地震で被害を受けた熊本県南阿蘇村は、豊富な湧き水を利用したイチゴの生産が盛んだ。例年ならイチゴ狩りを楽しむ観光客でにぎわう時期だが、村の農園では予約キャンセルが相次ぐ。廃棄も余儀なくされそうだが、被災者への無料提供や染色などにも活用されている。 村のイチゴは12月中旬~5月中旬が収穫シーズン。「南阿蘇トーマス農園」では、期間中にビニールハウス1棟で5万個のイチゴが採れるといい、経営者の後藤巳幸さん(62)は農園脇に、「義援金」と書いた缶と共に採れたてを並べている。栽培には湧き水を使っており、断水の影響もなかった。 被害の大きかった河陽地区の栃原哲子さん(73)は「カップラーメンなどが多く、果物は不足しがちなのでありがたい」と、ポリ袋
FFから進化 本国イタリアで今年2月にワールドプレミアを果たしたフェラーリの4人乗りグランツーリズモ「GTC4Lusso」(写真1)が、日本でやっとお披露目された(写真2)。2011年に登場したフェラーリ初の4人乗り4輪駆動モデル「FF(フェラーリ・フォー)」を進化させた後継モデルで、GTC4Lusso(写真3)は4輪駆動システムに4輪操舵システムを新たに組み合わせた新しい「足」を持つ。 これにより、単独ドライブはもとより、3人のパッセンジャーとともに、ショートドライブから長距離旅行まで、また雪の山岳ルートから雨の市街地まで、場所やコンディションを問わずフェラーリのエキサイティングなドライビング・エクスペリエンスを楽しめるようになったという。 また、シンプルな「FF」から「GTC4Lusso」へとネーミングが大きく変更された(写真4)のもニュースだ。GTCは、故エンツォ・フェラーリが愛した
2016年04月06日 明治22(1889)年に鎮守府が開庁し、同36(1903)年には海軍工廠(こうしょう)が置かれた広島・呉。戦後は数多くのタンカーを建造するなど造船立国の一躍を担ってきた。太平洋戦争の開戦後間もなく就役し、終戦を迎えることなく鹿児島県沖に沈んだ巨大戦艦「大和」はこの地で建造。大和をメーンテーマとし、呉の歴史を今に伝え、造船の技術などを紹介する博物館「呉市海事歴史科学館(愛称:大和ミュージアム)」が呉の港に設けられている。 延べ床面積が約9600平方メートルにも及ぶミュージアムの館内。その中央には、全長263メートルと世界最大の戦艦、大和の10分の1スケール模型が置かれ、来館者を出迎えている。設計図や写真、潜水調査の映像などにより、詳細に再現された大迫力の姿を見ようと県外からも多くの人が来場。開館10年を迎えた昨年は、累計の来館者数1000万人を達成した。 収蔵資料は2
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