地中海最大手のMSCクルーズに体験乗船 欧州らしいスマートカジュアルな雰囲気でMICEの可能性も 今回のクルーズは満室。2000人超が乗船した 日本人に人気の3大クルーズ海域の一つ、地中海。その日本人旅行者の4割強を集客するのが、イタリア・ナポリ発祥の欧州最大手MSCクルーズだ。これまでアジアではシンガポールが最東の寄港地だったが、このほど客船「MSCリリカ」(6.5万トン、乗客定員最大2679名)でジェノバ/上海の41日間のクルーズを実施。その最終寄港地として、2016年4月29日に博多に寄港した。この日本初寄港の機会に博多から上海までの2泊のクルーズに乗船し、地中海の雰囲気が特徴というMSCクルーズを体験した。 カジュアルだけれど軽すぎない居心地の良さ MSCリリカ。「ルネッサンス・プログラム」は同型船4隻で実施リニューアルの目玉は船の大きさを拡張したこと。人気のバルコニー客室約200