クリックして拡大するトリンプ「desir」のおねだり画面を示す井上久子さん。「恋人の心に響くメッセージを書き込むことが大事」とか 「この服を着てデートしたいの。買って!」。彼氏や夫への、こんなずうずうしい(!?)おねだりメールが、インターネット通販経由で活発化している。第三者に支払いを依頼する「おねだり機能」を取り入れるウェブショップが増えてきたのだ。店によっては8割以上という高い承認率が示すのは、男性のやさしさか、はたまた下心か。(重松明子、写真も) IT企業の「エイジア」が5月、ネット通販事業者向けに提供を始めた「おねだり上手」は、ユーザーが商品画面の「おねだりボタン」をクリックすると、メールやツイッター、フェイスブックなどを通じて、自分以外の人に支払いをお願いできる仕組みだ。 「自分で買うのではなく『プレゼントしてほしい』というニーズに対応。新規需要が創出できる」と同社。まだ試験段階