最近マンガで「速記文字」のことを知った。 とにかく速く書くためだけに作られた暗号みたいなぐねぐねの文字で、少し前までは資格として重宝されていたものの、レコーダーのおかげでいまや絶滅寸前らしい。 ここで知ったのもなにかのご縁。絶滅寸前の速記を救うため、いちから勉強してみることにした。 ■速記で人をあおってみる まずはこちらを見て欲しい。 すね毛が散らばっているようにしか見えないかもしれないが、これはれっきとした日本語だ。名前を速記文字という。 ただただあおっているだけの文が書いてある。ただ、あおってみたものの私も五十音表を見ながら必死に読んでいる。 速記はとにかく速く書くための文字で、いまのようにレコーダーが普及していなかった頃に議事録などを書くのに使われていた。 いまでは速記の学校を探すのも一苦労だが、かつては人気の資格だったらしい。そんな速記を、独学で勉強してみることにした。 五十音を練