日本郵便は3月24日、国産ドローンメーカーACSLと、東京都の奥多摩町の協力を得て、日本初となるドローンの「レベル4」飛行を成功させた。 レベル4とは、第三者上空(有人地帯)を含む飛行経路で補助者なしの目視外飛行で、2022年12月5日の改正航空法施行で解禁されたばかり。日本では、政府が「2022年度内のレベル4実現」という目標を掲げ、官民一体となって進めてきたなか、初のレベル4が待望されていた。 使用機体は、3月13日に日本で初めて第一種型式認証を、3月15日に第一種機体認証を国土交通省より交付されたACSL製「PF2-CAT3」。最大約1kgの荷物を運ぶことができる。