新型コロナウイルスに感染し、千葉県で自宅療養中の妊婦が入院調整が行われたものの受け入れ先が見つからず、そのまま自宅で出産し、赤ちゃんが亡くなったことが分かりました。 感染確認の3日後に保健所が聞き取りを行い妊婦だと分かったことや、その後、優先度の高い患者として受け入れ先を探したものの見つからなかったことなど、詳しい経緯が明らかになってきました。 この問題で柏市保健所は19日午後、記者会見を開き詳しい経緯を説明しました。 それによりますと今月11日、柏市で1人暮らしの妊娠8か月の30代の妊婦が感染していることが分かりました。 この時は軽症の診断で、保健所への届け出には「妊婦」という情報はなく、その3日後の14日、保健所が健康観察として聞き取りを行い「妊婦」だと分かったということです。 女性は「息苦しい、呼吸が苦しい」とも話し、血液中の酸素の数値も91%に低下していたということです。 このため