人民日報社旗下の日刊紙、すなわち中国共産党の準機関紙である環球時報が「中国の適度な腐敗を許さなければならない、民衆は理解するべきだ」との社説を掲載。話題となっている。 ■超ド直球の環球時報社説 環球時報といえば、人民日報社旗下という立場にもかかわらず、怪しげな記事を連発するわ、煽り爆発の「ナショナリズムくすぐり」ネタを投下するわ、で知られる発行部数ナンバーワンの最強日刊タブロイド紙。それにしても「要允许中国适度腐败,民众应理解(中国の適度な腐敗を許さなければならない、民衆は理解するべきだ)」という社説はさすがにやりすぎではなかろうか? 実はちょっとしたカラクリがある(RFIを参照)。 環球時報社説の原題は「反腐敗は中国社会発展の陣地攻撃戦」というもの。これを騰訊網が「民间应允许中国适度腐败(民間は中国の適度な腐敗を許すべきだ)」と改題して転載。さらに人民網が騰訊網から転載する際に「要允许中