■ルールを守った専制政治を!日本メディアが誤読している南方週末事件の本当の“面白さ”■ 中国紙・南方週末の新年号の社説が書き換えられた事件が話題となっている。 日本でもマスコミ各紙が報道。まるで新聞検閲制度の廃止を求めて中国の大手新聞が声をあげたかのような描き方をしているところまであるが、実際はもうちょっと地に足がついた、地味に面白い話なのでご紹介したい。 ■南方報業メディア集団の伝説 南方週末を発行する南方報業メディア集団は中国を代表する改革派メディアグループとして人気が高い。また挑発的と言っても過言ではない、政府をおちょくるパフォーマンスも伝説となっている。 *おちょくり例1:新聞の挿絵で、天安門事件の有名な1シーン。戦車の前に立ちはだかる男、タンクマンをぶっこんでみた。 *おちょくり例2:劉暁波のノーベル平和賞に合わせて、空席の椅子と鶴と掌の写真を掲載。実はこれが謎かけになっていて解
安倍晋三首相が政権発足直後の昨年末、産経新聞とのインタビューで、戦前の日本の「植民地支配と侵略」を反省した1995年の村山富市首相(当時)の「談話」や、いわゆる「従軍慰安婦」問題について謝罪した93年の河野洋平官房長官(同)の「談話」について見直しを示唆したことに、内外で批判の声が上がっています。アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズ3日付は、「韓国との緊張をかきたて、協力をさらに困難にするような深刻な間違いで、在職期間を開始したいと思っている」と批判する社説を掲載しました。 国際的に通用しない 安倍氏は、戦前の日本の侵略戦争を美化し、靖国神社に合祀(ごうし)された「A級戦犯」も「国内法では戦犯ではない」などの発言を重ねてきた、根っからの「靖国派」です。いわゆる「従軍慰安婦」問題でも、「(家の中に踏み込んで無理やり連れ出すような)狭義の強制性はなかった」などといい逃れて、一貫して「謝罪」の見
台湾の馬英九総統は1日、台北の総統府で新年談話を発表し、沖縄県・尖閣諸島(台湾名・釣魚台)をめぐる争いが続く東シナ海を「平和と協力の海」にしようと呼び掛けた。 馬総統は、平和的解決のために「釣魚台をめぐる主権争いの棚上げ」と「資源の共同開発」を原則とする「東シナ海平和イニシアチブ」を昨年提起したことを強調。 同諸島周辺の漁業権をめぐり日本と台湾が昨年11月に予備協議を始めた漁業協議が、東シナ海を平和の海とするための「重要なスタート」であるとの認識を表明した。 また日本、中国、韓国の新指導者に対し「われわれは、各国と協力して、緊張を緩和し、東アジアを経済協力の正しい道に戻すことを期待している」と呼び掛けた。(共同)
【ハノイ=面川誠】シンガポールのシャンムガム外相は4日、トルコの首都アンカラで講演し、国際法を軽視する米中の大国的な態度を批判するとともに、両国が互いに対外政策の意図を誤解することで東アジアの緊張が激化すると警告しました。トルコ外務省が毎年、各国に駐在する自国大使を集めて開く会合に招待され講演しました。 シャンムガム外相は、米国は国連海洋法条約(UNCLOS)に未加入で、中国はUNCLOS順守にあいまいな態度を取っていることを挙げ、「大国はたいてい国際法が自国の都合に合わせるべきだという態度だ」と批判しました。 同外相は、中国メディアがしばしば米国の東アジア重視政策を「中国封じ込め」とみなし、米国を「衰退しつつある勢力」と描いていると指摘。「力のバランスは長期的に中国に有利に変化する」との見方と合わせて、「(中国政府の)政策に影響を与え得る認識を生み出す」と述べました。 一方で米国内では、
7日、中国で長らく行われてきた労働矯正制度が年内にも廃止されることがわかった。中国の公安・司法を統括する共産党中央政法委員会の孟建柱書記が、同日の全国政法工作会議で「適切な時期に停止する」と発言した。写真は河北省石家庄市の労働教養所。 2013年1月7日、中国で長らく行われてきた労働矯正制度が年内にも廃止されることがわかった。中国の公安・司法を統括する共産党中央政法委員会の孟建柱(モン・ジエンジュー)書記が、同日の全国政法工作会議で「適切な時期に停止する」と発言し、全国人民代表大会(全人代)常務委の批准を経れば、廃止となる。広州日報(電子版)の報道。 【その他の写真】 中国語では正式に「労働教養」、略して「労教」と呼ばれる労働矯正制度は、当初は右派摘発を目的として1957年より本格導入された。現在でも反体制派の人物を拘束し、裁判などの司法手続きを経ないまま強制労働させる行政処罰である。 す
6日に放送が始まったNHK大河ドラマ「八重の桜」の初回の平均視聴率(NHK総合)は、関東地区で21・4%、関西地区で19・2%だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。昨年の「平清盛」の初回(関東17・3%、関西18・8%)をともに上回る好調な滑り出しを見せた。 このほか、近年の大河ドラマの初回平均視聴率は、平成23年の「江~姫たちの戦国~」が21・7%、22年の「龍馬伝」が23・2%だった。(ともに関東地区)綾瀬はるか、“大河モード”でもほのぼの「普段から会津弁」
中国Lenovoは1月6日(現地時間)、27インチのWindows 8搭載液晶一体型PC「IdeaCentre Horizon Table PC」を発表した。今夏に発売する。価格はおよそ1699ドルから。 ソニーが昨年12月8日に発売した「VAIO Tap 20」と似たデザインで、テーブル上に置いてマルチユーザーで利用したり、背面のスタンドで立たせて大画面で動画を楽しむこともできる。 プロセッサはIntel Core i3~i7で、グラフィックスはNVIDIA GeForce GT 620Mを搭載し、ストレージは最大1Tバイト。 IdeaCentre Horizon Table PCには、お絵描きアプリやモノポリーなどのマルチユーザーゲームがプリインストールされている。また、独自のアプリストア「Lenovo App Shop」で5000本以上のマルチユーザー向けエンターテインメントアプリを
「朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領が国を発展させたことについては高く評価したい」。 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は朴槿恵(パク・クネ)議員の表情を見ながら口を開いた。2002年5月13日午後7時、平壌(ピョンヤン)北東部の大城区域の百花園招待所。2人は同席者なく1時間ほど会談した。金総書記は「1・21事件は極端主義者が誤って起こしたことで、申し訳なく思う。その事件にかかわった人はみんな応分の罰を受けた」と述べた。金日成(キム・イルソン)主席が1968年、北朝鮮特需部隊の第124軍部隊所属要員31人を南派し、朴正煕大統領を殺害しようとした挑発事件に対し、事実上の謝罪をしたのだ。朴槿恵議員と金正日総書記の2人のこの日の会談は、南北冷戦対決を率いた朴正煕大統領の娘と金日成主席の息子の最初の対面という点で関心を引いた。 あれからちょうど10年後、朴槿恵氏は第18代大韓民国大統領に当選した
英ロンドンの王立演劇アカデミーを卒業後、84年に舞台女優としてデビュー。「ハーフムーン・ストリート」(86)で映画に初出演する。「嵐が丘」(92)、「キャリントン」(95)などを経て、99年の「Tumbleweeds」でゴールデングローブ賞コメディ・ミュージカル部門の主演女優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネート。主演作「歌追い人」(00)はサンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞した。グレン・クローズ主演作「アルバート・ノッブス」(11)でアカデミー助演女優賞の候補に挙がる。その他の作品に、テリー・ギリアム監督作「ローズ・イン・タイドランド」(05)や、ケネス・ブラナー監督作「As You Like It(原題)」(06)など。舞台「A Doll's House」(97)で、ローレンス・オリビエ賞主演女優賞とトニー賞演劇部門の女優賞を受賞している。
冬になると店頭に並ぶ色とりどりのイチゴ。年末年始にスーパーや百貨店の売り場で見かけた人もいることだろう。12月から3月にかけて収穫の最盛期を迎える。 最近、イチゴ戦線が全国的に熱く盛り上がっていることをご存じだろうか。各県がブランドの「目玉」として力を入れているためだ。福岡の「あまおう」が台頭する中、イチゴの生産量第1位を誇る栃木は新ブランド「スカイベリー」を2012年12月に初出荷した。他県も負けじとキャンペーンを繰り広げている。 品種改良が進み、今や「1県に1品」と言われるほどのイチゴ。地域の期待を背負う各県のブランド戦略を見てみたい。 栃木、福岡、佐賀の代表的ブランドは? まず、各県のイチゴの生産量を見てみよう。栃木が16%(2万9300トン)と他県を大きく引き離し生産量は第1位。続いて福岡、熊本、長崎、静岡、愛知、佐賀と続く。この上位7県で全国のイチゴ生産量の約6割を占めている。
そろってオスカー候補に挙がった グレン・クローズ(左)とジャネット・マクティア(右)(C)Morrison Films[映画.com ニュース] 19世紀アイルランドを舞台に、男として生きなければならなかった女性の姿を描き、第82回米アカデミー賞で3部門にノミネートされた「アルバート氏の人生」(ロドリゴ・ガルシア監督)が、1月18日に日本公開を迎える。同作で主人公アルバート(グレン・クローズ)に大きな影響を与えるヒューバートに扮した英女優ジャネット・マクティアが、男性を演じたことや作品について語った。 まだ独身女性の身分が低かった19世紀アイルランドのダブリンで、貧しさのため14歳で女性であることを捨て、男になることで職を手にして生きてきた主人公アルバート。ホテルのウェイターとして働き、人付き合いを避けて40年以上も孤独に生きてきたアルバートだったが、ペンキ職人のヒューバートと出会ったこと
華やかな生活を送りながらも虚勢を張って人知れず孤独を抱える女将軍の姿は、現代女性の共感を誘うこと必至 - (C) 2012男女逆転『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』製作委員会 現在公開中の正月映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』を観た女性から、菅野美穂演じる女将軍・綱吉に共感の声が多数上がっているという。 映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』写真ギャラリー よしながふみの人気コミックを原作に、誰も見たことがない男女逆転大奥の世界を描き出した本作。本作を鑑賞した男女300人(男女比2:8)にアンケートを実施したところ、8割の女性が女将軍・綱吉に対して「切ない」と回答したという(配給調べ)。 ADVERTISEMENT 本作における綱吉といえば、才色兼備ながらも、徳川の宿命に翻弄(ほんろう)され、連日のように世継ぎ作りに専念させられる人物。彼女は大奥の男たちをとっかえひっかえにし、夜
厚生労働省の検討会がまとめたホームレスの実態に関する調査報告書から、そんな実態が浮かび上がった。 調査は2012年1月、全国の大都市を中心に計1326人のホームレス(23区内は348人)から個別に聞き取って実施。学識経験者らが結果を分析し、同年12月に報告書をまとめた。 23区内のホームレスは60歳以上が58・3%で、全国を3・8ポイント上回った。ホームレスの高齢化は全国的な傾向だが、70歳以上に限ると、23区内は17・5%で、全国の12・5%を5ポイント上回り、高齢化が顕著だった。 一方、路上生活の期間について、23区内では55・5%が5年以上と回答。全国を8・5ポイント上回り、長期化の傾向も強まっている。 「今後の希望」では、35・1%が「路上生活のままでいい」と回答し、全国を4・6ポイント上回り、その理由として、40・2%が「アルミ缶や雑誌集めの仕事で暮らしていける」と回答した。 2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く