ネットメディアの検閲を合法化する法案が国会で審議中だ。政権与党である仏社会党の議員が国会に提出した。ヴァルス首相の意向に沿ったものだ。 検閲だけではない。権力に不都合なネットメディアにアクセスした人間までを捜査可能にするのである。 表向きはジハードを呼びかけるネットメディアへの規制だが、本当の狙いは政府のコントロールがきかない有力ウェブメディアを大人しくさせるところにあるようだ。 フランスの権力にとって今、もっとも厄介なメディアはインターネットTVだ。御三家は「iTELE」「BFM TV」「FRANCE24」。 大きな事件が発生した際にはどこにでもライブ中継に出向き、機動力は既存のテレビ局と張り合うまでになっている。 既存のテレビ局はスポンサーに阿(おもね)り、ユダヤ資本も入っていることから、市場原理主義傾向がある。もはや庶民の味方ではないのだ。 その点、インターネットTVはまだ中立を守っ
カメルーン北部ヤウンデを歩く女性(2015年7月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/REINNIER KAZE 【11月22日 AFP】カメルーン北部フォトコル(Fotokol)近郊の村で21日、10代の少女4人が自爆攻撃を行い、部族指導者を含む5人が死亡、10人が負傷した。同地域の知事がAFPに語った。 事件があったのは部族指導者の自宅で、少女のうち1人が身に着けていた爆弾を爆発させ、部族指導者とその家族4人が死亡した。その他の少女も自爆したが、そちらの爆発で死者は出なかった。 カメルーンの治安部隊によると、自爆攻撃を実行した少女らは15歳前後だった。 フォトコルはナイジェリア国境に近く、ナイジェリアを拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による攻撃が頻発している。この日の事件の犯行声明は今のところ出ていないものの、捜査当局はボコ・ハラムが少女に自爆攻撃を
アフリカ・ナイジェリアのテロ組織「ボコ・ハラム」による少女の自爆テロが激化の一途をたどっている。オバマ米大統領は28日、アフリカ連合本部で同組織を“殺人者集団”と非難したが、テロが終息する見通しはない。 2000人以上を拉致 ボコ・ハラムとは現地語で「西洋の教育は罪」という意味だ。彼らを世界的に有名にしたのが、昨年4月の女子生徒の集団誘拐事件だ。ナイジェリアの北東部の町チボクの女子学生寮が組織の襲撃を受け、キリスト教徒の女子生徒276人が誘拐され、現在も約220人が行方不明のままだ。アムネスティ・インターナショナルによると、昨年以来少なくとも2000人を超える少女や女性が誘拐されている。 誘拐事件は世界中から非難を呼び、ネット上を中心に「少女たちを取り戻せ」という運動が広がった。運動には、オバマ大統領のミシェル夫人も参加した。しかし少女らの大半は依然、行方不明のままだ。組織の指導者のアブバ
ヴィクトル・ヴァスネツォフ画「英雄たち」(1898年)。左からドブルィニャ・ニキーティチ、イリヤー・ムーロメツ、アリョーシャ・ポポーヴィチ。いずれもブィリーナに登場する勇士たちである。モスクワ、トレチャコフ美術館 ブィリーナ(露: были́на)は、ロシアに伝わる口承叙事詩。代表的なブィリーナとして、イリヤー・ムーロメツの物語がある。なお、日本語ではヴィリーナとも表記される。 現存する叙事詩のほとんどすべてが古ロシア語で書かれており、古ロシア文学の記念碑の1つである。 ヴィクトル・ヴァスネツォフ画「分かれ道に至った騎士」(1878年)。騎士(イリヤー)の前のメンヒルには「左に行けば馬を失い、右に行けば首を失う」と文字が彫られている。 ブィリーナは口承であるために、発生・成立がいつごろなのかについて、はっきりしたことは分からない。おおむね10世紀末から12世紀初頭にかけて、キエフ大公国の勃
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