名古屋ウィメンズマラソン(13日・ナゴヤドーム発着、42・195キロ) これで男女マラソンの全選考レースが終了した。“福士騒動”など様々な物議を醸したリオ五輪選考。シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんは、その中で起こった一部の選手批判にクギを刺した。 【写真】高橋尚子さんと並ぶ五輪金メダリストが涙の“ラストラン” 女子マラソン3枠の代表は日本陸連の選考基準に則り、昨夏の世界選手権で7位に入賞した伊藤舞(31)=大塚製薬=が内定。1月の大阪国際で派遣設定記録(2時間22分30秒)を突破し、圧勝した福士加代子(33)=ワコール=は当確で、残る1枠も名古屋ウィメンズで日本人トップの田中智美(28)=第一生命=で決まると見られる。 ただ、大阪国際後、福士陣営が代表「確定」を求めて、名古屋に強行エントリーした際、世界選手権で2時間29分台だった伊藤の内定について、インターネット上などで批判の