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ブックマーク / www.shinchosha.co.jp (13)

  • 『義理と人情―長谷川伸と日本人のこころ―』 山折哲雄 | 新潮社

    長谷川伸は義理人情を描く股旅物作家として一般には知られているが、その作品や思想は戦後の風潮のなかで忘却された。しかし、近年、世の中に変化の兆しが見える。経済効率という名のもとに、社会からドロップアウトした若者たちがふえ始めると、彼らの生きるよすがとか、絆とかいった問題がクローズアップされてくる。時代の風向きがすこし変ってきたようなら、ここらでもう一遍、昔からの日人特有の地域的な道徳律、たとえば〈義理人情〉といったものについて、考え直してみるのもどうか、そんな思いがみんなの心のなかに生じてきている。 書の著者は宗教学、思想史を専門とする碩学である。日人とは何か、という年来のテーマを踏まえ、その関心の及ぶところ親鸞から美空ひばりにまで至る。それだけに今回執筆の対象に取り上げた長谷川伸は、作家論というより日人論の根幹をなす恰好の素材であったに違いない。 長谷川伸は幼少の頃、両親に棄てられ

    『義理と人情―長谷川伸と日本人のこころ―』 山折哲雄 | 新潮社
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    h_A_l 2017/05/21
  • 新潮45 | 新潮社

    【特集】「野党」百害 ◆[緒言]なぜまともな野党がないのか/ケント・ギルバート ◆「福山哲郎」が棚に上げる自分の“口利き”/伊藤達美 ◆酔っ払った「山尾志桜里」に罵倒された夜/古谷経衡 ◆「蓮舫」はギスギスカリカリを払拭したら/角田朋子 ◆時間のムダ「枝野幸男」の3時間演説/大江舜 ◆野合の先駆け「長昭」/新田哲史 ◆“裏切り者”と言われて当然「細野豪志」/山村明義 ◆政治哲学なき変節の人「辻元清美」/阿門勇人 ◆「志位和夫」に転向のすすめ/甘粕代三 ◆自民党の二軍「玉木雄一郎」/小田嶋隆 【特別企画】そんなにおかしいか「杉田水脈」論文 ◆LGBTと「生産性」の意味/藤岡信勝 ◆政治は「生きづらさ」という主観を救えない/小川榮太郎 ◆特権ではなく「フェアな社会」を求む/松浦大悟 ◆騒動の火付け役「尾辻かな子」の欺瞞/かずと ◆杉田議員を脅威とする「偽リベラル」の反発/八幡和郎 ◆寛容さを

    新潮45 | 新潮社
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    h_A_l 2014/07/22
    新潮45の最新号では, 【憂国放談】安倍晋三は「偽装保守」である 三橋貴明×中野信子×適菜収 適菜氏は先日,産経で,名指しせずに安倍批判してたもんな(; ̄ー ̄
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

    「ダビデとゴリアテ」 タウイ 旧サンタ・マリア聖堂 身廊壁画(部分) 1123年頃 バルセロナ カタルーニャ美術館蔵 ダビデは、2代目のイスラエル王。竪琴の名手で、旧約聖書「詩編」の作者と、中世の頃は考えられていました。賢王ソロモン──王都エルサレムに神殿を築き、イスラエル王国を繁栄させた──の父にあたります。以来ユダヤの人々は、「イスラエル存亡の危機にはダビデの家系から救世主が現れる」と信じるようになります。新約聖書の福音書が、キリストがダビデの末裔であることを強調するのはそのためです。 【図1】 「エッサイの樹」 シャルトル大聖堂 西扉口上 ステンドグラス 1150年頃 キリストの家系を樹木で表した図は「エッサイの樹」と呼ばれ、絵画やステンドグラスに描かれました。エッサイとはダビデの父の名です。福音書にはキリストの養父ヨセフがダビデの末裔と記されていますが、中世の頃はマリアがダビデの

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    h_A_l 2013/05/20
    巨人ゴリアテを倒す 「ダビデ〈1〉」
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

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    h_A_l 2013/04/20
    十戒 「モーセの生涯〈4〉」
  • 陳冠中、辻康吾/監修、舘野雅子/訳、望月暢子/訳 『しあわせ中国―盛世2013年―』 | 新潮社

    まとめとは? 日常的な身の回りの出来事から、世界を揺るがすニュースまで、が扱うテーマは森羅万象。四季折々の年間イベント、仕事、暮らし、遊び、生きること、死ぬこと……。さまざまなテーマに沿うの扉をご用意しました。扉を開くと読書の興味がどこにあるのか見えてきます。 【生誕110年】白洲正子“ほんもの”の暮らし 〈とんぼの〉は、1983年の創刊。 美術、工芸、建築、写真、文学、歴史、旅、暮らしをテーマにしたビジュアルブック・シリーズです。

    陳冠中、辻康吾/監修、舘野雅子/訳、望月暢子/訳 『しあわせ中国―盛世2013年―』 | 新潮社
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    h_A_l 2013/03/21
    これは,リアル過ぎたw 「現実」の範囲.// 陳冠中 辻康吾 舘野雅子 望月暢子『しあわせ中国―盛世2013年―』|新潮社
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

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    h_A_l 2012/08/21
    導入部がプリンセスモモ.
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

    「アダムの墓」 『カトリーヌ・ド・クレーヴの時祷書』 ユトレヒト 1440年頃 ピアポント・モルガン図書館蔵 アベルが殺され、カインが追放された後、アダムとエバにはもうひとり男の子が生まれました。アダムが130歳のときの子で、名はセト。 「アダムは、セトが生まれた後八百年生きて、息子や娘をもうけた。アダムは九百三十年生き、そして死んだ」(「創世記」第5章4~5節)。 アダムの最期について、聖書は多くを語りませんが、聖書偽典や外典の『アダムとエバの生涯』や『ニコデモの福音書』中の「聖十字架伝」に詳しい。この伝説は、4世紀以降、聖十字架(キリストが磔刑に処された十字架)への崇敬が高まるとともに流布し、じつにさまざまなバージョンがあります。 病いに倒れたアダムは激しい頭痛に耐えかねて、息子のセトに、楽園で「憐れみの木からとれる生命の油」を貰って来るよう命じます。身を投げ出し、「自分の頭にちり

    h_A_l
    h_A_l 2012/06/20
    垂乳根のリアリズムっ…!
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

    「アベル殺しと、その罪を問い出されるカイン」 『リポイの聖書』 カタルーニャ 10世紀末~11世紀初め ヴァチカン図書館蔵 カインは、ほんとうに、弟アベルを殺したことが発覚しないと思っていたのでしょうか。殺害後、「お前の弟アベルはどこにいるのか」と神さまに訊かれた時、「わたしは弟の番人でしょうか」としらばっくれています。神さまは、次のような激しい言葉で、カインを呪いました。 「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」(「創世記」第4章10節~12節) 【図1】 『アッシュバーナムのモーセ五書』 制作地不明 6世紀末~7世紀初め パリ国立図書館蔵 そのときの

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    h_A_l 2012/06/05
    弟殺しを神に問い質されたときのカインの身体的反応.なぜOKサイン!
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

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    h_A_l 2012/05/23
    人類最初の殺人の動機が「嫉妬」であったことは,翻って,嫉妬が人間にとってどれだけ大きな感情であるかを思い知らせる.羨望,焦燥感,彼我を比較したときのどうにもいたたまれない気持ち.こんなにやるせ
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

    リリス(?) シュメール粘土板 紀元前2000年頃 大英博物館蔵 アダムに、もうひとりがいたというユダヤの民間伝承があります。その名はリリス。10世紀頃に書かれたユダヤの民間伝承『ベン・シラのアルファベット』には、おおよそ以下のような物語が記されています。 アダムの創造後、アダムがひとりでいるのをご覧になって、神はアダムのために女を造りました。アダムと同じく、土から造り、それをリリスと名づけました。しかし、アダムとリリスはすぐに喧嘩を始めました。性行為のときの体位でお互い譲らなかったのです。「僕は絶対、上じゃなきゃダメ。だって僕のほうがエラいんだから」とアダムが言えば、「同じ土から生まれたんだから、私たちは平等よ」とリリス。アダムと等しい権利を主張するリリスは、口に出してはならない神の言葉を口にすると、ぷいっと飛び去ってしまいました。アダムは神に訴えました。「あなたがわたしのために造っ

    h_A_l
    h_A_l 2012/03/25
    「セックスの体位で争う」とか「精液を搾り取る」とか今回めちゃエロ!…と書くと釣られる人っているんかね? リリス(≒女悪魔)のキャラクターがどこから来て,どういう変化を遂げたか,背景にある思想文化との関
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

    子どもの頃、弟と一緒にみたテレビ番組のなかで『はじめ人間ギャートルズ』というアニメがありました。マンモスが闊歩し、火山が噴煙をあげる原始時代の家族の物語。内容はほとんど憶えていないのですが、骨付き肉がとっても美味しそうで、エンディングの曲『やつらの足音のバラード』が好きでした。「なんにーもない、なんにーもない、まったくなんにもない」と、今でもときどき口ずさみたくなります。ちょっとしんみりした曲調で歌われる、宇宙創世のようす。 「まったくなんにもない」状態から世界が始まるというこの歌詞は、キリスト教の天地創造とすこし似ています。神学では「creatio ex nihilo(無からの創造)」と呼び、神の全能性の証です。メソポタミアやギリシア、北欧の創世神話では龍や巨人の死体など、この世に既にある物質から世界が芽生えるのに対して、旧約聖書「創世記」の創造主は無から有を産むのですから、画期的です

    h_A_l
    h_A_l 2012/02/20
    時代時代の女性観や倫理観が堕罪場面の描写にこんなに色濃く反映されてるとはねー.フェミニズム神学にも想いを馳せます.
  • キリスト教美術をたのしむ 金沢百枝│とんぼの本

    h_A_l
    h_A_l 2012/01/20
    「片割れ探し」.そういえば学校で正面から同性愛の話(厳密にはちと違うけど)が出たのは,「倫理社会」の時間でプラトンのくだりにさしかかったときだよな,と70年代的学校生活を追想(笑)
  • http://www.shinchosha.co.jp/magazines/nakaduri/987/

    h_A_l
    h_A_l 2011/09/22
    【特別読物】御用学者と呼ばれて――原子力と放射能の専門学者座談会「科学的に正しい情報は、原発の恐怖を必要以上に煽る人々にとっては不都合な真実。だから、彼らは我々に「御用学者」というレッテルを貼
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