vol.1はこちらをご覧ください。 「効果的な単一の教育方法」なんて存在しない。 平松: まさしく内田先生がおっしゃった、人をどう世の中に送り出すか。それを初等教育の段階から行うのが公教育の役割だと思います。それをもっと数値的にレベルを上げたいとか、特化したいとかいうのであれば、私学という選択肢もあるわけですね。親の意向でそこに入れたい、とか。 ただ、やっぱり市民として一人前になる入口は公の義務教育でしっかり支えようという国の制度があるわけですから、それを大いに社会全体で利用してほしい。 そうは言いながら、やっぱり(基準が)数字になってしまって、都道府県の学力ランキングなどで(大阪は)後ろから数えて3番目だとか、そんな結果になると、なんだか怒られてるような気がしてくる。でも僕が言いたいのは、まずは内容をきちっと分析しようよ、と。内容を分析して、やっぱり言語能力とかイマジネーションを育てる部
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