陸上男子200メートルのオスカー・ピストリウス選手(南アフリカ)は独走状態だったが、残り100メートルを切り、ブラジル選手が猛追。 ゴール直前でかわされた。 2位に終わったピストリウス選手はレース後、「彼の義足は異様に長い。これでは彼のストライドの大きさに対抗できない。100メートルを過ぎてから8メートルもの差を追い付くなんてありえない」と不満を爆発させた。 ピストリウス選手が問題視したことについて、国際パラリンピック委員会(IPC)は「規定にのっとっており問題ない。出場した全選手の義足を確認し、全員が規則に準じている」とのコメントを発表した。(時事)