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ブックマーク / gendai.media (7)

  • 「日本の部長の年収はタイの部長より低い」という現実 日本の賃金水準がここまで悲惨になったワケ(町田 徹) @moneygendai

    賃金が上がらない6つの理由 品、電気、ガソリン…。 値上げラッシュが勢い付く中で、われわれの生活への不安を抑えるためには、賃上げが欠かせない。 ところが、経済協力開発機構(OECD)によると、日の2021年の平均賃金はドル換算で4万ドル強に過ぎない。これは加盟36カ国のうちデータが集計できている34か国の中で24位という低い水準だ。主要7カ国(G7)では最下位。韓国の4.5万ドル弱にも遅れをとっている。 振り返ると、1991年。日の実質賃金はフランスと英国を上回り、G7の中でまだ5位に付けていた。韓国の1.6倍近くを誇っていた。だが、1995年にフランスに、そして1999年に英国に抜かれた。以後、G7では「最下位」が日の指定席だ。さらに2013年には韓国にも抜かれてしまった。 なぜ、日は「世界から取り残され、賃金が伸びない国」になってしまったのだろうか。今週は、その原因と処方箋を

    「日本の部長の年収はタイの部長より低い」という現実 日本の賃金水準がここまで悲惨になったワケ(町田 徹) @moneygendai
  • 報ステのCM炎上、「批判する人は“読解力”が足りない」と言う人に伝えたいこと(田中 東子) @gendai_biz

    報ステのCM炎上、「批判する人は“読解力”が足りない」と言う人に伝えたいこと ポストフェミニズムという問題 冒頭の二つの台詞から分かるように、彼女の職場では、どうやら女性が普通に総合職として働いており、ジェンダー平等が推進されているようである。しかし、日社会全体の女性たちが置かれた現実がどうであるのか、というコンテクストをこのCMの制作者は失念している(もしくは、まったく見ようとしていない)。 「ポストフェミニズム」の感性 YouTubeにアップされていた30秒バージョンのCMを最初に見た時、もし今が30年前の1990年だったなら、共感できていたかもしれないな……と感じた。端的に言えば「センスが古い」ということだ。 確かに1990年頃の時代の気分としては、「男女平等」というスローガンやフェミニズムなんてもう古いのだ、女性たちはいまやジェンダー平等に向かって自分ひとりの力で邁進できているの

    報ステのCM炎上、「批判する人は“読解力”が足りない」と言う人に伝えたいこと(田中 東子) @gendai_biz
  • 「うっせぇわ」を聞いた30代以上が犯している、致命的な「勘違い」(鮎川ぱて @しゅわしゅわP) @gendai_biz

    「うっせぇわ」を聞いた30代以上が犯している、致命的な「勘違い」 わかった気でいる年長者に言いたいこと あなたに「うっせぇわ」を理解しているとは言わせない 誰も音を語らない時代。少なくとも、ある人にとってはそうだ。 その人は、被害者意識にも加害者意識にも苛まれることはなく、そうと言われないまま否定される―― この書き出しで、読むのがしんどそうだと思った方もいるかもしれない。記事のテーマは、YouTubeで脅威の8500万(3月3日現在)再生を誇る注目の楽曲、Ado「うっせぇわ」の分析である。 この曲の存在を知らない「年上世代」も含めた全世代の読者に伝わるように、との依頼だったので、その意に添うべく、現在の日の平均年齢である47歳の読者を想定し、親切に書きたいと思う。けれども筆者がこの曲を誠実に分析しようとすればするほど、この曲が「年上世代に聴かれようとしていない」ことを明らかにしてし

    「うっせぇわ」を聞いた30代以上が犯している、致命的な「勘違い」(鮎川ぱて @しゅわしゅわP) @gendai_biz
  • 2021年の世界は「強権で唯一コロナを制圧した中国」を軸として回る(野口 悠紀雄) @gendai_biz

    中国だけがコロナ制圧に成功し、2021年にも高い経済成長率を維持する。他国は、対中輸出の増加でその恩恵にあずかる。デジタル人民元などの最先端分野で中国の躍進が続くだろう。 民主主義国家は、「強権によらずにコロナを制圧できるか」という困難な課題を突き付けられている。コロナによる所得格差の拡大と社会の分断は、コロナ後においても残る問題だ。 中国だけがコロナを制圧できた 2021年の世界において唯一確実に予測できるのは、中国経済が引き続き高い率で成長を続けることだ。 全世界で新型コロナウィルスの感染拡大をほとんど完全にコントロールできた国は、台湾を除けば、中国しかない。 いま、武漢は世界で最も安全な都市になったと言われる。 OECDは、12月1日に発表した「エコノミックアウトルック(経済見通し)」で、世界経済の成長率(実質GDP伸び率)を、2020年はマイナス4.2%、2021年はプラス4.2%

    2021年の世界は「強権で唯一コロナを制圧した中国」を軸として回る(野口 悠紀雄) @gendai_biz
  • あの一言がキモ! 在宅勤務で著しい成果を挙げる「チームの法則」(仲山 進也)

    上司も部下も、悩んでいる 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止のため、全国でいっせいに始まったリモートワーク。当初は、「声をかけられないので集中できる」とか「通勤もないし、上司の目もなくて楽」というポジティブな声も多く聞かれましたが、しばらく経つと様子が変わってきます。 「寂しくて集中できない……」 「ウェブ会議漬けでトイレに行くヒマもない」 「報告と連絡だけの会議って、わざわざウェブ会議でやる必要ある?」 「大人数でのウェブ会議は、空気が読みにくくて話に割って入りにくい。1対1の単調なやりとりが続かないようにしたいんだけど……?」 「ネットのコミュニケーションが不得意な部下とのやりとりが激減して、仕事の進捗や成果が見えない。トラブルの芽があっても気づけない」 「サボっていないか不安な上司が、今までやっていなかった日報提出など仕事を増やしてくる」 「上司が自分の仕事をちゃんと

    あの一言がキモ! 在宅勤務で著しい成果を挙げる「チームの法則」(仲山 進也)
  • 企業の育児支援の多くが「ワンオペ育児」を生んでいるという皮肉(治部 れんげ) @gendai_biz

    同僚の育児支援に追われる男性社員 「相談したいことがあるんです」 仕事でやり取りのある30歳前後の男性から、ある日言われた。大企業で働く彼は、長時間労働が当たり前の職種だ。ただし、彼自身は働き方を変えたいと思っている。理由は妊娠だ。嬉しそうに超音波写真を見せてくれて、「僕も育休を取りたいと思っているんです」と話す。子どもの誕生を楽しみにしつつ、つわりで体調がすぐれないのことを気遣い、できるだけ家のこともやっているという。微笑ましく聞いていると、職場の人材マネジメントに起因する悩みの話になった。 仕事はシフト制で朝から夕方までと、夕方から夜中まで、の2種類の勤務がある。部署にはママ社員が大勢いるそうだ。部長はいわゆる「優しい上司」で、ママ社員たちに「無理しなくていいから」と昼間の勤務を割り当てる。結果的に、独身者、DINKs(子供をつくらないことを意識的に選択している共働き家庭)、そし

    企業の育児支援の多くが「ワンオペ育児」を生んでいるという皮肉(治部 れんげ) @gendai_biz
  • 大ヒット問題作『ジョーカー』共感と酷評がまっぷたつのワケ(御田寺 圭) @gendai_biz

    生きづらさの欲張りセット 先日封切られ、大きな反響を呼んでいる映画『ジョーカー(原題:JOKER)』。社会から軽視され軽蔑され疎外される男が、悪のカリスマ「ジョーカー」に堕ちていく姿を描いた作品だ。 記録的な大ヒットの一方で、米国では社会問題にまでなっている。ジョーカーに感化された人びとが暴力的な衝動に駆られ、社会不安の増大につながるのではないかという懸念が広がっている。地域によっては作の上映を見送ったり、映画館の周囲を警察官が警備にあたったりといった一幕もあったようだ。 作の舞台設定に、アメリカのみならず、先進各国における社会問題が色濃く反映されていることは、いくら監督のトッド・フィリップスが「政治的な映画ではない」とエクスキューズを入れていたとしても明白なことだ(https://eiga.com/news/20190924/14/)。 『ジョーカー』の主人公アーサー・フレックの生い

    大ヒット問題作『ジョーカー』共感と酷評がまっぷたつのワケ(御田寺 圭) @gendai_biz
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